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こゆるぎさんのレビュー一覧

投稿者:こゆるぎ

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自分史と重ねて

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本のタイトルの通り、1932年生まれの私は昭和の時代をまるまる生きてきた。そしていまだに自分の生きてきた時代とはどんな時代であったのか、掴めずにいる。
子や若い世代に昭和の時代を語るのは、後ろめたく自信がないのは、なぜだろうかとも自問してきた。
8月になるとメデェアや、国の行事からも昭和の時代を、いやでも私に考えさせてくれるが、それはともすると懐旧談につながってしまったり、一億総ざんげ的な反省論になるのも、なんとなくそこに生きた自分には納得できなかった。
この本は、写真というレンズの持つ公平さで、昭和の時代を語っているのが、よいとおもった。初めて私自身「自分の時代」を正確に反芻してみることができた。この本は、「見る」ことによって、そして本を開いた人によってそれぞれの「昭和の時代」を考えてもらおうと提案しているのだと、私は思った。つまり私の場合はそこに「自分史」をかさねあわせているのである。

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