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真さんのレビュー一覧

投稿者:真

9 件中 1 件~ 9 件を表示

紙の本月夜にいらっしゃい

2001/01/24 00:36

月のかがやく夜には、不思議なことが起こりそう!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 8歳のみゆは、ふつうの女の子。だけど、ふつうの女の子とちょっとちがう、変わったくせがあるんです。それは、お月さまを見るのが、大好きだっていうこと。
 みゆのママも、ごくふつうのママ。だけど、やっぱりみゆと同じように、お月さまに見とれてしまうという、ちょっと変わったくせがあるんです。
 だってお月さまがきれいにかがやく夜には、ふしぎで楽しいことが起こるんですもの!
 明日はママのクラス会。今夜のお月さまは、銀色にかがやく三日月です。ママはうっとりつぶやきます。「あんなブローチがあるといいのよねえ」
 するとみゆったら、「ぽちん、って、はずしちゃえば……」ですって!
 そして次の日、クラス会にでかけるママの胸元には、なんときらりと光る三日月型の銀のブローチが!

絵本ではもの足りない、だけどまだ長いお話しはあきてしまう、という子におくりたい、ふしぎで楽しい創作童話集。ふんわりやさしいタッチのイラストが、夢見る女の子にぴったり!

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ここが、わたしの好きな場所

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今日は、夏休みの最初の日。
北海道の野菜農家に育つ「わたし」は、好きな場所をいくつも見つけます。
ひんやり涼しい納屋。
かくれ家にぴったりな、屋根うら。
誰もいない、真昼の中庭。
それから、それから・・・。

それから「わたし」は、不思議なものも、たくさん見つけます。
カマや、くわや、スコップや、もう使われなくなった農機具。
おじいちゃんと、おばあちゃんが、原生林をひらいていったときの、大きなのこ。
それから、それから・・・。

北海道の大自然をとおして、少女の繊細な感性を、画面いっぱい鮮やかな色彩で描いた美しい絵本。北海道の農地で幼少時代を過ごした作者だから描けた、このみずみずしさ!

隅っこや端っこ、角っこに居場所を探しがちな心を解き放ってくれる一冊。

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紙の本栗栖ちくりん

2001/01/24 00:34

「ゆうひの丘」シリーズ第一弾!

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 ある日、うさぎの宇崎はるさんと、あかねずみの根津あかねさんが、りすの探偵、栗栖ちくりんさんのもとを訪れました。
 二匹がそろって言うのには、この頃ゆうひの丘に、夜になると、あやしい怪物があらわれるそうな。なんでもその怪物とやら、影のように夜空をすーっと飛ぶそうな。それもなんと四角い体で、はばたきもせずに飛ぶそうな。
 さて、「夜のあやしい怪物」の正体は?
 名探偵ちくりんの捜索がはじまった。
 きつねの今野つねさん、牛の後路みねさん、ふくろうの福くろうさんなどなど…、個性あふれる「ゆうひの丘」のなかまたちがつぎつぎ登場して、ちくりんさんの捜索を混乱させますが・・・。

 「14ひきシリーズ」でおなじみ、いわむらかずおさんの創作童話。
 自然へのあたたかいまなざしで描かれた表情ゆたかな絵がたっぷり入って、物語を読み進むたのしさも倍増です。
 「いわむらかずお絵本の丘美術館」(栃木県那須郡)がある、「えほんの丘」を舞台にした、「ゆうひの丘」シリーズの第一弾!

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赤いキックボードに乗って、今日はどこへ行こう?

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 フィーンチェは、今日もお気に入りのキックボードに乗って出かけます。
 フィーンチェのキックボードは、赤くって、ベルが付いているんです。
 ほら、町を走っていきますよ。
 シュッ、シュッ、シューン。
 運河にそって進み、橋をわたって行きます。
シュッ、シュッ、シューン。
あっ、危ない!
 大きな買い物袋を持ったフェルナンデスさんに、ぶつかってしまいました。
 散らばったものを全部ひろい集めたはずだったのに、あれれ、木のかげに、クッキーがひと袋。フィーンチェは、キックボードでフェルナンデスさんを追いかけます。
 シュッ、シュッ、シューン。
 さてさて、フィーンチェは、クッキーを無事フェルナンデスさんにわたすことができるのでしょうか?

 オランダの街並みが、明るく軽快に描かれた、すがすがしい絵本。
 何気ない日常の中に、ハプニングがいっぱい。
 あなたもキックボードで町に出てみませんか。いつもとちがったおどろきに出会えるかもしれませんよ!

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紙の本やまんば山のモッコたち 改定版

2001/01/04 12:53

やまんば山で、遊ぼうよ!

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皆さん、モッコって知っていますか?
人間でもない、動物ともちがう、変わり者の生き物たちのことなんです。
啓太の住む霜里村の北にあるやまんば山には、モッコたちが誰にもじゃまされず、今日も気ままに暮らしています。

ある冬の日、一匹のやまかがしの案内で、人間が足を踏み入れることのできないやまんば山へと分け入った啓太は、山姥のひとり娘、まゆと出会います。
雲に乗って雪女と追いかけっこをしたり、カッパのすもう大会に出たり、啓太とまゆの遊びは尽きません。
さあ、もうすぐまゆの誕生日。モッコたちが集って、楽しいパーティーの始まりです。
あなたも参加しませんか?

1986年初版の人気創作童話の改訂版。降矢奈々さんの生き生きとしたイラストが数点新たに加わり、いっそう楽しくなって新登場!
北風の吹く寒い日も、この本を読めば、きっと元気になれるはず。

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紙の本マルーシャ、またね

2001/01/04 12:41

ロシアの冒険ファンタジー

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一人でお留守番をしているワーリャのところにやって来たのは、なんと綿ビロードの、空色のくまのぬいぐるみ。名前はマルーシャっていうんですって。
聞けば、おとぎの国『トゥト』で、いじわるズリーンが魔法をかけて、みんなの川を殺そうとしているのです。
たいへん、誰かが助けなきゃ!
誰かって、誰が・・・? 
もちろん、ワーリャが!
だって、川を助けるためには、ズリーンがかくした魔法の呪文を、小さな女の子が見つけ出し、その子がとなえなければならないんですから。
ああ、だけど、ワーリャはぜんそくで、ママから一時間ごとに「大丈夫?」って電話がかかってくるのよ。発作は起きないかしら?

女王さまからあずかった手紙を持って、ワーリャは、碧玉の騎士に会うため冒険に出発です。だけど、森にも谷にも危険がいっぱい。
「ワーリャ、気をつけて。人間は、こわがると、自分を見失ってしまうのよ」
ワーリャは自分を見失わずに、魔法の呪文を見つけ出すことができるでしょうか?
そして、川を助けることができるのでしょうか?
それから、ぜんそくの発作は・・・?

おとぎ話の楽しさが「ギュッ」といっぱい詰まってる、ロシアの冒険ファンタジー!

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アフリカに伝わる、楽しい動物のおはなし

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アフリカのニャサというみずうみの岸辺には、ウサギ、イボイノシシ、トカゲ、カ 、ヘビ、ゾウ、カメなどなど、さまざまな動物たちが仲良く暮らしています。
だけど、むかしから仲が良かったかというと、そんなことはありません。
これは、みんなが仲良くなるためにひと役かった、かしこいカメのおはなしです。

あれあれ、ゾウとカバが、なにやら騒ぎを起こしているみたいです。
みんなの岸辺を、ドシン!
みんなのみずうみで、ザブン!
小さな動物たちが、かわいそうに、みんなおびえてる。
だけど、かしこいカメだけは、ちがいます。
知恵をはたらかせて、ゾウとカバの起こした騒ぎを、しずめにかかりました。
だけど、いったい、どうやって?

東アフリカのタンザニアで子ども時代を過ごした作者がおくる、アフリカに伝わる楽しいおはなし。アフリカの光やにおい、みずうみの水の色、土のあたたかみが、ぎっしりつまった絵本です。鮮やかでこまかな色彩と、楽しい語りが、豊かな世界へとみちびきます。
のんびり、ゆかいになれる絵本。

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ねえお兄ちゃん、聞かせて、うれしくって楽しいこと。

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ねんねの時間になりました。
こうさぎのウィラは、おねむになって、ふとんにくるまりました。だけど、なぜだか全然眠れません。そこで、お兄ちゃんのウィロビーに、うれしくって楽しいことを、たくさん話してきかせてもらいました。

ウィロビーは、やさしくウィラに話してくれます。
ベッドの下でスリッパが、朝になってウィラがはいてくれるのを待っていることを。
いすの上でジャンプスーツが、朝になってウィラが着てくれるのを待っていることを。
パンだって、ハチミツだって、リンゴだって、ミルクとカラスムギだって、待っています。朝になって、ウィラが食べてくれるのを。
それって、なんて、うれしくって楽しいことなんでしょう!
そして、なによりうれしくって楽しいことは、朝がウィラを起こしにくるとき、ウィロビーがそばにいてくれること。
さあ、ウィラ、安心して、ゆっくりお眠りなさい。

私が小さい頃、なぜだか不安な気持になって、眠れないことがよくありました。
そんな時、ウィロビーみたいなやさしいお兄ちゃんがいてくれたら、どんなによかったことでしょう。(私には2人もお兄ちゃんがいるけれど、こんなにやさしくなかったゾ!)

ぬいぐるみみたいにふっくらとしたかわいいうさぎの兄妹が、やさしい色づかいで描かれています。やさしいお兄ちゃんがいる子も、いない子も、おやすみなさいの前に読めば、よく眠れることまちがいなしの、あたたかい気持になる絵本。

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紙の本ゾウの王パパ・テンボ

2000/08/08 16:04

『ライオンと歩いた少年』の作者がおくる、ゾウと人間の壮大なドラマ

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 アフリカのサバンナに、強く巨大なゾウがいた。
パパ・テンボと呼ばれるその巨大なゾウをめぐり、人間たちが動き始めた・・・。

 ある日、アフリカで観光ガイドをするマイク・テイラーのもとに、ニューヨークから手紙が届いた。差出人は、ハイラム・T・ジョンソン。
手紙には、アフリカから大量の象牙を密輸した男の名が記されていた。
 ハイラムは、その男、ヴァン・デル・ヴェルの密猟を食い止めるため、マイクにガイドを依頼 し、アフリカへと向かったのだった。

 と、ここから始まるのは、ハイラムとマイク、そしてマイクの運転手ベニーのハラハラ、ドキドキの追跡劇かと思いきや、それだけじゃない。驚くような複雑さで物語は展開していくのだ!

 冷酷な密猟者ヴァン・デル・ヴェルの欲望と憎悪、ハイラムとマイクの正義感、ゾウの調査をつづけるイギリス人科学者の娘アリソンのゾウへの愛情、などなどが絡み合い、それらすべてがゾウの王パパ・テンボの元へと手繰りよせられていく。

 張りつめた緊張感で一気にラストまで駆け抜ける軽妙な筆致には、ただただ脱帽、の迫力の一冊。

 ゾウって、偉大だ!

(真/図書館の学校)

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