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なをたかさんのレビュー一覧

投稿者:なをたか

4 件中 1 件~ 4 件を表示

芸人をめざすというテーマ

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 これは芸人を目指す二人の若者とその仲間達の葛藤と苦悩を描いた作品である。といえば簡単なのだが、よく考えてほしい。マンガには色々と一般人からは想像のつかない職業の世界を描いたものがあるが、芸人というのはめずらしくないだろうか? たとえば、流行りの医者ものやバンドはたまた囲碁などというのはある。しかし、芸人というのはなかなかない。この作品はそんなテーマを扱っているのである。まずそこに興味をもっていただきたい。

 実は私自身芸人を目指している身で、おもに吉本興業のオーディションなどをうけている。たしかに、そういうリアルな立場でみれば「それはない」というような部分があるが、それはサッカーマンガでありえないシュートを売ったり、テニスマンガでありえないサーブを打つのと同じだとして受け止めている。

 ただ私が釈然としないのは、このマンガは連載して早いうちに打ち切られているため、あらゆる伏線が不完全燃焼に終わっている点だ。伏線のままで終わり、「あれはなんだったの?」というものや、無理矢理つなげている伏線もある。主人公の仲間達も濃いキャラがそろっているのに使えないで終わっているのだ。

 しかし、これもすべて世間が芸人のサクセスストーリーに対しての関心が低いために打ち切りになってしまったからである。作品自体は決して面白くないことはない。だからこそ、多くの人にこのテーマに興味を持ってもらい、読んでもらいたいのだ。そして、是非とも芸人の苦労の知識を知ってもらい、芸人の地位を向上させたい!

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いかにもラブコメ!って感じ

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 16歳の女子高生が小学5年生の男の子を理想のダンナさまに育てるべく奮闘するギャグマンガです。今、「勝手に改造」やってる作者のだいぶ昔にやってた作品。一巻だけ出てて、途中で打ち切りかなんだかよく事情はわかんないんですけど、6年間空いて再開して一巻は無かったかのように新装版としてA巻B巻として出たという異色作。208ページからいきなり今の画風になるところがもう圧巻!

 ていうかこの設定、逆だったら最近の事件を考えると出せないなぁ…。でも、「君はペット」とかもはやった年下ブームだからこそ、はやってほしい作品。普通のラブコメよりはギャグ色がつよいけど、胸キュンなところもたたありでおすすめ!

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女ゴコロを知ろう!

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 安野モヨコ…その名前は幾度となく聞いたことがあった。しかにこの作品が安野モヨコの描いたマンガで初めて手に取った作品である。それは、私が男であり、この作品が安野モヨコ初の男性誌連載マンガであるということは関係ない。ただ安野モヨコにふれてみたかったのだ。

 私はそこそこ女性向けマンガを読む。それは本当にタメになることが多い。やはり、男性向けマンガと違い、女性が書いているという点が一番のポイントである。あぁ女性はこういう男がタイプなんだ!とか、こんな行動にほれるのか!というのが分かる。男性マンガで見られる女性のキャラは所詮男性の妄想にすぎない。その作品がどんなにおもしろくて、リアルな作品であってもそれは「男が作った女」なのである。だから、女性が描く女のキャラが考えることや行動を知るのは非常に大切なことだ。女性の内面を知るにはとても好都合である。

 特にこの作品は男性誌連載ということもあり、主人公が男であり、多くの男性が一番知りたい「モテる方法」をテーマとしている。そして主人公は「モテ道」を極めるべく、あらゆる女性からモテる方法を教わっていくのである。その女性を描いているのが女性作者なのである! こんなにタメになるマンガがかつてあっただろうか? しかもその作者は、女性から絶大な支持と多くの共感を得る安野モヨコ。こんなにも説得力のある「女が好きな男」を解説した作品を読まない手はないだろう。

 モテたい男性に是非とも読んで頂きたい。

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私の中でこれを超えるマンガはない。

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 この本を初めて買ったのは中2のころだった。私は主人公ミドリちゃんの一学年下として、「こんな青春がよかったなぁ」ではなく「こんな青春にしよう」という手引書のような感覚で読み進めていた。しかし、私にはとうてい無理な話だったのだ。私はミドリちゃんのように美少年でもなければうだうだしてもいない、明朗快活な少年だったのだ。だからこそ、この本にはまったのかもしれない。自分にないものを持っている人に惹かれるというのはよくある話で、まさにこの作品はそれだった。ミドリちゃんに共感できるうだうだした青春をすごした人よりも、案外私のように全く違うタイプの人の方がこの本にはまってしまうだろう。

 この作品は、映画でいうところの「ミニシアター系」なノリである。決してメジャー志向で売り出してはいない。連載されていた「コミックビーム」らしい作品である。作品で出てくる映画の話から察する限り、志村貴子自信もミニシアターなノリが好きなようなので、当然なのだが。それだけに、映画と同じようにはまるひとにはとことんはまってしまうのだろう。

 しかし、この作品はいささか有名になりすぎた。1,2巻が発刊されたころには大型書店でも2冊程度しかなかったはずなのに、感を重ねるごとにちょっとした本屋でも平積みでおかれるくらいになっていったのだ。この手のマンガがそれだけ浸透していくのだから、やはり人を引きつけるパワーがあるのだ。当初からのファンとしては遠い存在になった感じがして少しさびしかったが、これで作者の志村貴子が今では数誌で連載してくれるようになったことを考えれば幸せだ。

 今のところ私はこの作品を越えるようなマンガには出会っていないし、志村貴子作品を買い続けるようになってしまった。この書評を読んでいるあなたにも是非これくらいはまっていただきたい。

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