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セツさんのレビュー一覧

投稿者:セツ

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紙の本のだめカンタービレ 10

2004/10/02 17:41

音楽を知らなくても、面白い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 友人から借りてハマリ、自分で購入し始めました。借りた本を後で買うなんて、それまでありませんでしたが、「何度でも読みたい、友人から借りるのを待ってられない」と、当時の最新刊を購入し、以後若い巻を次々と購入してしまいました。

 このシリーズは、一言でいうと「音楽スポコン漫画」でしょうか。…「音楽でスポーツ」という意味ではありませんが、まぁ、なんとなく、そんな感じです。俺様な千秋と変人・のだめが、個性ある音大生や音楽家に揉まれながら、人間性や音楽性を成長させていく話です。今まで漫画に書かれることがなかった、ありそうでない、いや、なさそうで現実にある恥や馬鹿を織り交ぜ、現実的で、かつ、非現実的な「それはありえない」ような漫画ならではの世界を作り出されています。なんというか二ノ宮節…でしょうか? 思わず吹き出してしまうので、電車などで読むのは危険です。

 今回の巻は、フランス編です。念願のヨーロッパに上陸した千秋の行動、のだめのホームシックは、なかなか愉快です。更に千秋・のだめの住む一癖あるアパートの住人たちに、千秋・のだめが日本人代表として認識される過程が、なんだか同じ日本人として複雑な、しかし笑える話となっています。巻の後半からは、千秋のコンクール編となりますが、クラッシックの全く判らない方でも、面白く読める内容です。一巻から通して、音楽の専門用語には、その度に解説があり、楽曲も沢山出てきますが、ストーリーを通じて作曲家の曲のイメージが語られるので、だんだんとクラッシックに興味が湧いてきたりするかもしれません。

 次回は、コンクール終了編です。結果が気になるところですね。気になるあまり、私は雑誌で読んでしまいましたが、終了した後も息を突かせぬ退屈しない展開になります。男女問わず、笑えます(しっかりシリアスもあります)。ぜひ、読んでみてください。

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