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イニキさんのレビュー一覧

投稿者:イニキ

19 件中 16 件~ 19 件を表示

紙の本四つの風、四つの旅

2005/06/24 00:46

スピリチュアル・ジャーニー

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本は、イスラエルで生まれた、著者ローニット・ガラーポが
賢者に「全世界の人々に広めなさい」といわれて書きあげたという。原題は「strong winds from nowhere」。
物語は砂漠で生まれたターシャが自分自身の海を目指す旅を描いているが、広がりをもつメタファー的言葉で表現されているので、
読み進めていくと、いつの間にか自分の精神世界に入ってしまう。
特に印象的だったのが、傷ついた狼に言う台詞。
「あなたはめそめそして力を無駄使いしている。恋しいって鳴いても、時間が過ぎていくだけ。本当にしたいのなら、自分で傷を治さなきゃ。だれでも自分の傷を治す方法を知っている。わたしにはあなたをなおせない。さあ。自分で治すの。めそめそするのはやめて。あなたは弱虫じゃない。偉大な狼なのよ。忘れないで。」
最初に読んだ印象と、読後では大きな隔たりがありました。
「人生の痛み」と「他人との距離感」を考えさせられるので、
六月の湿度にやられてる方には、是非読んで欲しい作品です。

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紙の本いつか、虹の向こうへ

2005/06/30 03:11

あなたが今までで一番悲しい話を聞かせてください

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この作品の中で、人々に悲話を聞かせてもらう代わりに、「種」を渡す幌馬車の男が登場する。その種は、土に埋めると、悲話に応じて本物の虹が立つというのだ。悲しみで出来た虹、、、。
「朝が来ない夜は無い」とはよく言うけれど、朝が来ても夜の延長なのが、現実世界。働いて、食べて、糞して寝る。延々と繰り返されるサイクル。生きるのに意味は無い。そんな人生あきらめきった
元刑事のオッサンが、ある事件を通して、心の疼きを感じていく。
著者伊岡瞬さんは、受賞の言葉の中で「今後も創作に携われるなら、一度も転んだ事のない天才ランナーよりも、みっともなく転んだ選手が失笑の中、静かにゼッケンの泥を払い、再び走り出すまでの物話を紡いでいきたい」と言っていた。是非とも読みたいです。もう甘い夢や癒しは要りません。リアルな次作を切望しています。
※8月10日、本書はドラマ化されるらしい。(主演:石田純一)
腐りかけた男の醍醐味が感じられそうだ!!!

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紙の本オニのぼうやがっこうへいく

2005/06/29 02:33

本のちからってスゴイッ!!!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

毎日 たいくつ大暴れしているオニのぼうやは、自分の部屋にこもっては、叫び声をあげたり、泣き喚いたり、気のすむまで、大暴れ。そんなある日、ぼうやは「本」を拾います。
でも何が書いてあるかチンプンカンプン。そこで、ぼうやは学校にいくことに、、、。
決して可愛いとは言いがたい絵のに、本に出会った時のドキドキ感や、パパやママに本を読んであげてワクワクしているぼうやの気持ちが、そのままの温度でリアルに伝わってくる不思議な絵本です。
でも、このパパとママ。大好物は人間の子供なんです。
ぼうやの友達は、食べられちゃうのかしら、、、?

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紙の本血と絆

2006/05/04 15:07

作家の着眼点

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「良い素材を見つけ、これがどうやったら 読者の舌にかなうか考えるんだ。しかしその前に自分がおいしいと感じなければならん。 作り手の舌と客の舌が一体になっている必要がある。主観的でありながら客観的である…」
駆け出し新人作家が、出版社主催の文壇ゴルフ
コンペで大先輩に出会う…ハードボイルド教養小説。
「全体の雰囲気を掴み、その中でポイントとなる
 べき物(…形、色、匂い)と場所を精密に
 描けば自然と全体像もリアリティが出る」
こんなコメントを言ってくれる大先輩が 実在して欲しい。
しかしながら若干…おじ様の世界だと思ってしまった。

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