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カコさんのレビュー一覧

投稿者:カコ

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本いくつもの週末

2004/12/17 10:53

ほんとうのこと

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本は結婚2年〜3年にかけて
彼女が自分の結婚生活に関して書いたエッセイだ。
「妻」として生活すること。
「夫」という人との関係のこと。
それにまつわる淋しさと幸せ。

わたしは、約2年間結婚していたことがある。
今はしていない。
別れてしまった。

そのわたしから見てこの本には、
嫌なくらいほんとうのことが、書いてある。

平日と週末に公私を分けている夫と生活することで
週末は特別なものになること。
月曜日には淋しくてふてくされるくせに
夫が仕事に出かけた途端、
ものすごい安堵で眠ってしまうということ。

結婚する前には
まったく想像もできなかった質の淋しさと喜びがある。

この本に共感するあまりに嫌な気持ちになってしまったのは
彼女もまた結婚する前の独りの生活を完全に愛していて
結婚のことを、「歪み」だと「引き受けること」だと
書いていることだ。

わたしもそうだった。
でも、わたしは別れてしまった。
この差はなんなのだろうと、思う。

まだ結婚をしていないひとには
この本は、結構ほんとうのことですよと伝えたい。
そのことが、とても怖い本ですよ、と伝えたい。

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