サリーさんのレビュー一覧
投稿者:サリー
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紙の本お金と正義 下
2006/10/02 07:21
あ〜雪子さん、よかったぁ
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
たらり、と女性脳ぽく混沌とした文章になります。
すごく読み物として、素直なお話だとおもう。
えらそうな言い方かもしれませんが、
ハリウッド的エンターテイメントに仕上がっていて、
かといって、ある者にとっては、パイレーツオブカリビアンのような運命、それに気付かされてしまう方もいるのかもしれない。
でも、何度も内容のなかで繰り返される、パターンを知ることによって、それも軽減されてゆけるのかもしれない。
けれども、時間は待たないので、それはある意味、そこに立つ意志をどう加速させるかという本人次第となってくるのかな。
話が飛んでしまうけれど、
小説という分類のなかのニュージャンルなのだろうか。それとも?
もっと、経営者の方が、小説を書けばいい。小説家とは?ということも判る作品のような気がした。
でも途中、経営理論がでてきて、現実にもどされて、あ〜れ〜ん、という感じでしたが、仕方ない。
かなりえっちな描写がビビビと利いていて、男性の皆さんはより読み進められ、
女性の方々は、俗に云われる男のロマンの裏を活字で見ることになるのかな。
何人も女性をつくってしまう背景とは?とかそういうこともおもってしまった。
人それぞれ、という言い訳もできるけどね。
ほんとうの勝ち組と負け組みを描いている。批判ではなく、秩序としての表面は政府の言う勝ち組負け組み。
あと数年で、否応なしにともおもうけれど、結果としていつまでも水面下なのかもしれない。
潜れるように、勇気をだしたい。遅いかもしれないけれど。まあ、やらないより、というやつです。
作者は誰にでも、なにかがある、という逃げ道を提示している。
それは真実でも虚構でもある。
それを語れないから、今日は英雄明日は…と成るのである、そんな気がした。そこを引き受けられないのなら、とも思う。
そこが神田氏のマーケターとしての限界のような気もする。
子本を買おうとするとき、そこを押さえ、この本をふくめ彼の商品へ投資する必要がある。
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