サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. azuchi_1155さんのレビュー一覧

azuchi_1155さんのレビュー一覧

投稿者:azuchi_1155

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本検証本能寺の変

2007/04/23 19:50

新書なら

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、良くも悪くも鈴木 眞哉、 藤本 正行共著の『信長は謀略で殺されたのか—本能寺の変・謀略説を嗤う』と比較されざるを得ないのではなかろうか。後発の強みとして、その後に発見された史料や発表された活字媒体が取り上げられており、「足利義昭・黒幕説」の根拠に挙げられている『覚上公御書集』の「河隅忠清発給文書」が、従来知られている以上に多くの上杉景勝関係の史料に収録されており、重要な日付についても違いが見られるとの指摘は注目されるが、それ以上の新知見となるものはない。
ただ、関連史料がその資質の解説と共に紹介されており、江戸時代以来の研究史の流れが体系的に述べられているのは、一般読者にとっての「入門書」としてはお薦めかもしれない。
ただし、あえて小説の類を取り上げていないのは良いが、より高度な情報や知識を求める向きにとっては物足りなく、価格も高すぎように思われる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。