むーみんさんのレビュー一覧
投稿者:むーみん
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紙の本あなたの大切な人が「うつ」になったら 治すために家族や友人ができること、できないこと
2007/02/25 12:58
経験者だからこそ書ける説得力がある
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
著者は軽症うつを長年引きずって生活しています。
そのため、家族や友人にも負担を強いている——と
感じています。その思いがひしひしと伝わってきて
迫力がありました。
大切な人がうつになったら、あなたもつらい——
このひと言は、当たり前のようですが強烈でした。
うつ患者、家族、友人、みんなで読んでほしい本です。
そして著者のうつ病が少しでも軽くなることを願います。
2016/06/11 02:15
ややこしい、年金や健康保険のことがスッキリとわかる!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
年金、健康保健、雇用保険……これらがいわゆる「社会保険」である。しかし、これがなかなか、ややこしい。年金も健康保健も、サラリーマンの場合は、会社と個人の折半。個人事業の場合は全額を納めている。また、産休や育休などの給付金のことも知るべきだろう。
社会保険の本というと、本格的な本をイメージするが、この本はストーリー仕立てで、社労士の先生と中小企業の社長、担当者などが「掛け合い」で疑問を解いていく。キャラも立っているし、テンポもいいから読んでいてひっからない。厚生年金と国民年金の違いと損得の比較や、給付金など、かなり細かいところにも言及している。
社会保険料はどんどん高くなるばかりである。この本は潔いぐらいに、
「どうすればムダな保険料を払わなくてすむのか」
「給付金にはどんなものがあるのか」
……と、「損得」に特化している。社会保険担当の人も、保険料が高くて悩んでいる人も、お勧めだろう。
ちなみに、社長1人、奥さんが役員という「会社」は、これまで厚生年金に入らなくても年金事務所からとやかく言われなかった。
年商1000万にも満たない、仕事をしている人も2人か3人というところをつついてもあまり意味はないと「お上」も思ったのか……。しかし去年あたりから、こういう「1人会社」にも、「あなたの会社は厚生年金に入るべき会社です」といった督促状めいたものが送りつけられている。この本はそこにも触れている。
手軽な入門書でもあり、かなり深掘りしているしっかりした本である。
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