サエダさんのレビュー一覧
投稿者:サエダ
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2007/05/20 16:20
読むと奇妙な気持ちになる
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
題名からしてどんな物語なのか予想がつかなかった。この本は短編集で普段の生活を軸に話が進められているのだが、読み進めていくと不安定な気持ちになっていく。作者がどんな気持ちで書いたのか分からないからだ。作者のことを調べるとどうやら独特の味わいの話を作るのが得意らしい。
私は最初、星新一みたいな奇想天外な落ちがあると思っていたが、それがなくどれも中途半端に終わっていて「もう終わり!?」と驚いてしまった。しかし、少ない文章でこれだけ不気味に表現できるのはすごいことだ。中でも「父親」はたった4ページなのにこの本の中で一番不気味だった。
何度も繰り返し読んでいくうちに、「普通に生活している私たちでも他人の目から見れば奇妙な瞬間があるかもしれない。」
そう感じさせる本だった。
2007/05/12 21:06
間違い敬語にご注意を!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
敬語本を買ったのは初めてなのだが、敬語ってややこしいなと思ったのが第一の感想。それに身に付けるのにも大変な努力がいる。この本はビジネスシーンを舞台にクイズ形式で敬語が学べるので何回か解いていく内にちゃんと身に付けるのが良い。
「社外の人からの電話」の場面では尊敬語や謙譲語の使い分けが頻繁に出てきてちょっと頭が混乱したが解説が詳しく書かれているので非常にわかりやすい。謙譲語が2つあるというのがびっくりだった。
接客のプロでも間違いな敬語を使ってしまう。そのときこの本を読めば間違いな敬語を勘違いせず正しく使えるのではないだろうか。
2007/05/10 00:11
この本は超聴きと速読が2つ学べる!
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
速聴はネットで知ったときとても気になっていました。その時この本を見つけ「値段も安いし買ってみるか」と軽い気持ちで買いました。CDも一緒に入っていたので(お得!)2倍速・3倍速・4倍速・10倍速と続けて聴いてみました。文章を見ながら聞くので3倍速までは平気でした。でも4倍速になると必死に聞かないと聞き取れない!
しかし何回もやっていくうちにちゃんと聞き取れるようになりました。文章をおって聞いていくので本を読むのが速くになり、まさに一石二鳥!
そうした実践できるできることから本の内容まで速聴に限らず速読、速考などためになる話がわかりやすく書かれていました。速聴や速読など初めての人にはこの本をお勧めします。
2007/04/22 12:21
現在の生活では脳はボケて当然?
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
医師が書いている本である。その医師に訪れた患者を例に、脳はなぜフリーズするのかということが非常に読みやすく書かれている。
私も最近言おうと思ったことがふと忘れたりするが、ボケについてまだ先のことだと思っていた。でもこの本を読み、年齢は関係なく脳を使っていなかったら早い段階で脳はボケてしまうのだ。
PCやインターネットなど人は便利な環境に囲まれている。脳機能を使うことなく生活しているのだ。なにか忘れたとしてもすぐインターネットに頼り、「思い出す」「考える」という行為をしない。
「最近物忘れが激しい」、「物事を深く考えられない」、「話をするとき思ったことが伝えられない」そんな人はこの本を読んで脳についてよく知り、生活を改めることを進めます。
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