新田 牧代さんのレビュー一覧
投稿者:新田 牧代
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2001/03/06 18:16
忙しさや歳のせいにして,身体の不調をあきらめている方々へ。自分に合った健康法が選べるお手軽レシピ集
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著者はご存知のとおり超多忙なキャスターで,50歳になったばかり。これまで自分で試してみて効果があった,または長く続いたさまざまな健康法を,体験談をまじえ紹介している。
仕事柄,健康法や食事療法,ストレス解消法などについて取材や紹介をする機会が多く,その際,医者や医療関係者から得た最新情報をなんでも試してみた…。生島さんは文字どおりの健康マニアなんですね。
本書では,内科医,外科医,精神科医,漢方医,歯科医,鍼灸師(しんきゅうし),管理栄養士など,身体や健康にまつわる仕事をしている人たちが登場し,内容を理論面からサポートしている。身体のメカニズムや病気の原因といった説明も,生島さんというフィルターを通すことで疑問が解きほぐされ,読んでいて興味が持てる。
心や身体の不調など自覚症状がある,症状はないが年中睡眠不足,運動不足の状態,仕事への集中力をつけたい。こんな人は,試しに手に取ってみることをお薦めする。
(C) ブックレビュー社 2000-2001
紙の本ゴミ投資家のためのインターネット株式投資入門 デリバティブ編
2001/04/16 22:16
デリバティブは,ハイリスクといわれる。個人投資家にとってメリット,デメリット,向き不向きを検証
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マネーゲームの果ての巨額の損失,ハイリスクで複雑な金融商品。これが,金融工学やデリバティブ(金融派生商品)に対するわれわれの印象である。本当の姿はどうなっているのだろう。
デリバティブには,それが組み込まれた金融商品によって,スワップ,フューチャー,オプションの3種類がある。「株価指数先物」や「株価指数オプション」といわれる金融商品は,原資産となる商品(たとえば日経平均などの株価指数)に,フューチャー(先物)やオプションをそれぞれ組み込んだもの。また,最近よく耳にするカバードワラント,ポケット株,EB,株価指数リンク債などもオプションを組み込んだ新しい金融商品だ。
本書はこれら3種類のデリバティブ取引について,基本的仕組み・使い物になる商品の見分け方・活用法など実践的な知識を提供する。
難しい数式を使わず平易に解説している。投資経験があれば金融工学やデリバティブの専門知識がなくても楽しく読める。
(C) ブックレビュー社 2000-2001
紙の本私はこうして株で生活している 月50万円の生活費をすべて株でまかなう私の投資法を公開!
2001/02/20 18:16
月々コンスタントに利益を出すための手法と,’99年末から約1年間行った株式投資の詳細な記録
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投資経験の豊富な著者が1999年末以降ホームトレーダーに専念し,月50万円の生活費をオンライントレードで稼いだ約1年間の実績について,投資の参考用にまとめたのがこの本である。
株で食べているほどだから月々の利益目標額を定め,手持ち資金を3分割して毎月数銘柄に分散し,2〜3カ月の短期投資で回収していく。
投資手法は極めてオーソドックスで,株を安い時に買って,利益が出たら売り抜く。底値の判断には,主にテクニカル分析をベースにした著者オリジナルの投資法を用い,上昇相場と下降相場とで使い分けている。
主に優良銘柄を狙って投入額もそれなりに多いが,ミニ株投資の例もあるので,株式投資の初心者でも参考にできる。ただ,株式の売買方法や,株価チャートの見方など,株式市場の仕組みについて理解していることが必要。ちなみに著者が株価分析に使った表計算ソフトExcel97,市販専用ソフトの電子チャート5000について使い方が紹介されている。
(C) ブッククレビュー社 2000
紙の本日本の金融
2001/02/10 00:16
日本の金融業界は一体どうなっているのだろう。日常の疑問を通して賢い生活者としての知恵を身に付ける
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「経済の血液」にたとえられるほど,企業にとって資金の流れは重要である。お金の流れは血の流れと同じで,止まると企業が死んでしまうからだ。
金融はこれを促す役割を果たす。我々生活者は今まであえて意識せず,預金や利子という形で付き合ってきた。「金融」に関して耳にすることが多くなったのは, ’96年の日本版ビッグバンといわれる金融制度改革からであろう。これは停滞した日本経済を生き返らせるための規制緩和や法改正のことで,この結果新しい金融商品が 次々と売り出されている。
このような背景はあるが,金融を肩ひじ張って勉強する必要はない。銀行の抱える不良債権はどうして生まれたのか。保険会社の経営悪化の原因は何か。株価が下がると誰がどう困るのか…。ふだん新聞などを読んで抱く疑問を一つずつ解決していけば良いのである。本書で取り上げられた内容は,直接間接に我々の生活へ影響するもので,今後は常識と言えるほど重要になる。ぜひ手元に置きたい一冊である。
(C) ブッククレビュー社 2000
紙の本株のしくみ
2001/01/31 18:17
株式投資を始めるにあたり,クールな個人投資家として第一歩を踏み出す。知識の再整理にも役立つ1冊
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「何を買うか,いつ買うか,いつ売るか」。投資家がこの3つの決断で成功すれば,市場で成功するといわれている。
では,これらの決断をうまくやるにはどうしたらよいか。本書の次の5章の内容が,まさにこの決断の際に役立つ知識やテクニックであり,基礎的な部分だけであるが非常に分りやすく解説されている。
「第3章 株価はこうやって見る」「第4章 株価を左右するのは何?」「第5章 どんな時にどんな株がいいの?」「第6章 情報の読み方」「第7章 株価チャートがわかる」。
株式市場の仕組みという観点から内容を掘り下げて理解を促しているので,株式投資のやり方などを含め基本をきちんと押さえたい人向け。投資家としてのクールな目を養いたいという人には特にお薦め。
(C) ブッククレビュー社 2000
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