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周作さんの一ファンさんのレビュー一覧

投稿者:周作さんの一ファン

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本無告のいしぶみ 悲謠抗戦信長

2009/01/27 20:34

こんな時代小説があったとは・・・

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 歴史に特に興味があるわけではなく、漢字が多くて登場人物の複雑さから、今まで何となく時代小説を敬遠してきた。
しかし、この本と出合って、これほど登場人物に命が吹き込まれ、情景が鮮やかに描かれていれば、しばし戦国のこの時代に自分もタイムスリップし、共に時間を過ごしている心持になるのである。
 私は大の映画好きであるが、この小説を読み終えた感じは、良質な映画を観終えた感じと似ている。また、もう一度読んでみたくなる。
 この本はタイトルが示す通り、何の罪も無い人々が戦で殺される話である。歴史に名を残す人々ではない。
 私達が学校で習うのは、成り上がって歴史に名を残した人々の業績ばかりであるが。それがいかに偏った見方であるかを知らされる。
 アンケートを採ると、歴史上の人物で織田信長は一番二番を争う人気らしい。この物語では、その信長の陰の部分を浮かび上らせている。
 最近、大河ドラマが人気らしいが、どうもきれいごとに思えて仕方が無い。
 「無告のいしぶみ」に出てくる人々は、ちょっと弱かったり、下品だったり、泥臭い。でも、すごく魅力にあふれている。
 

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