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まどかさんのレビュー一覧

投稿者:まどか

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紙の本

たとえ身に病があっても、心まで病ますな

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者の堀添勝身さんは財団法人ユースワーカー能力開発協会の理事長で膵臓癌と闘病中です。昨年4月に余命6ヶ月を診断医から言い渡され、その後1年6ヶ月を越えて生き延びている最中です。その著者が闘病によって余命を延ばしながら、書き上げたのがこの本です。
まずお断りしておきますが、校正がとんでもなく悪いです。同財団の40周年記念で去る10月24日(土)に六本木ヒルズで若者力大賞のイベントがあり、これに間に合わせるためでしょうか、出版社のあわてぶりが伺えます。それにも拘わらず、ぐいぐい引き込まれ、繰り返し考えながら読みました。「たとえ身に病があっても、心まで病ますな。」にはじまり、天風先生の教えを分かりやすく、人生の局面に即した実践を踏まえて説いた本になっています。「人間の心は宇宙よりも大きい」、「わが舌に悪を語らせまい」、「私は力だ 力の結晶だ」などなど書き出すと切りがないくらいの“読者に考えさせる”言葉が詰まっています。通常はそのような言葉は“固くて苦い”薬のようなものですが、この本の中では肩の力を抜いて、甘い蜂蜜でも飲むように心に浸み込んできます。
私にとっては稀有な読書体験でした。すばらしい本です。

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