お知らせ
【8月21日】丸善 京都本店 グランドオープン
梶井基次郎『檸檬』で知られる「丸善 京都本店」
8月21日(金)カフェ併設の大型書店として
10年ぶりにグランドオープン!
~『檸檬』にちなんだ限定カフェメニューも登場 ~
京都における丸善は、1872年(明治5年)に「京都支店(丸屋善吉店)」として開設され、その後一度閉店した後、1907年(明治40年)に三条通麩屋町に再開設されました。梶井基次郎の小説『檸檬』の舞台となったのは、この麩屋町の丸善です。その後、1940年(昭和15年)に河原町通蛸薬師へ移転し、2005年に閉店。閉店時には、閉店を惜しむ来店客が本の上にレモンを置く様子が話題になりました。
今回、およそ10年ぶりに復活する「丸善 京都本店」は、豊富な和書の品揃えに加え、カフェ・洋書・文具にも力を入れ、幅広い顧客にご利用いただける書店を目指します。


■丸善 京都本店について

所在地:京都府京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251
京都BAL 地下1階・2階
開店日:2015年8月21日(金)
営業時間:11:00 ~ 21:00
売り場面積:約1,000坪
蔵書数:約100万冊
従業員数:約70名
<B1F>文芸・実用・文庫・新書・コミック・学習参考書・児童書・雑誌・文具
<B2F>理工・医学・人文・芸術・社会・PC・語学・洋書・カフェ
≪京都と丸善の歴史について≫
1872(明治5)年 二条通柳馬場東に京都支店(丸屋善吉店)開設
1874(明治7)年 寺町通り姉小路上ルへ移転
1879(明治12)年 京都支店閉店
1907(明治40)年 三条通麩屋町に京都支店を再開設
1940(昭和15)年 河原町通蛸薬師に2階建社屋新築落成
1967(昭和42)年 同地に6階建支店新築落成開店
1993(平成5)年 丸善・京都河原町店として8階建ビルに全面改築し新店舗をオープン
2005(平成17)年 丸善・京都河原町店閉店
2015(平成27)年 河原町通に丸善 京都本店オープン
1907年(明治40年)に三条通麩屋町に開設された京都支店時代からの写真や当時の瓦屋根の一部、実際に店頭で着用されたと思われる半纏や前掛けなどを8月20日より店内に展示しています。
≪レモンと丸善≫

梶井基次郎の短編小説『檸檬』に登場するのは麩屋町時代の丸善ですが、当時はさほど話題にはならず、梶井基次郎の死後、昭和に入ってから「『檸檬』の丸善」として注目を浴びるようになりました。
2005年の京都河原町店閉店の際は、小説『檸檬』を多くのお客様に購入いただき、文庫本としては異例の1000冊の追加発注を行いました。
積み上げられた本の上にレモンを乗せた絵柄の記念スタンプは多くの方が押印していかれ、また、小説さながらに、店内にレモンをそっと置いて行く方もいらっしゃいました。
この度の10年ぶりの復活においても、店内にレモンを置くカゴを設置し、新たなデザインの記念スタンプも用意しています。
また、四条河原町の京都髙島屋地階の八百一およびフルーツショップホソカワでは、レモンのそばに、丸善とレモンについてのPOPを設置し、「丸善にレモンを置きに行こう!」と呼びかけています。
※品数に限りがございますので、売り切れの節はご容赦ください。
(小説『檸檬』の中で主人公がレモンを購入した八百卯は2009年に閉店しています。)
≪グランドオープン記念キャンペーン≫

【店頭キャンペーンについて】
①税込1,000円以上の購入者先着1,500名に丸善 京都本店オリジナル文具のどれか1点(お選びいただけません)を、税込2,000円以上の購入者先着10,000名に丸善 京都本店オリジナル「檸檬ノヲト」をプレゼントしています。
②以下の限定商品を販売しています。
A. 開店記念おすすめ文具セット
カバーノートセット(8点セット)¥1,300(税別)
ペンケースセット(8点セット)¥1,000(税別)
各150セット限定。なくなり次第、終了。
B. 小説『檸檬』にちなんだ黄色い文具セット 特別価格 ¥500(税別)
限定150セット。なくなり次第、終了。
※本セットお買い上げの方には非売品の「檸檬ノヲト」をプレゼント
C. 京都本店開店記念商品 新厨房楽「ハヤシビーフ・京都」 2人前 ¥2,000(税別)
限定500缶。国産牛を使用し、従来のハヤシビーフをより熟成させた限定商品。
≪MARUZEN cafeについて≫
丸善の創業者早矢仕有的が考案したと言われるハヤシライスや梶井基次郎の小説『檸檬』にちなんだ丸善 京都本店限定のレモンのスイーツをご提供。(※購入前の本はお持ち込みいただけません。)


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2015/08/21 掲載