コラム
丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ) 2017年4月号
今月の特集は
『究極のビジネス書!?』
『理想の人』
丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ)。今月の特集ページで紹介された書籍を一部ご紹介致します。
気になった書籍はネットストアでご注文も可能です。
(※品切れ・絶版の書籍が掲載されている場合もございます。)
すべての内容を、WEB上でお読み頂けます。
今月の特集(一部抜粋)
『究極のビジネス書!?』
四月の愛書家の楽園は、その季節にふさわしく「究極のビジネス書!?」と題し、新社会人の方々を意識して、さまざまな書物をお届けしたいと思います。その題に「?」が付いているように、タイトルに英語やカタカナ表記、「~力」といった言葉で表現されるものなどの、いわゆる昨今のビジネス書からはほど遠い種類の書物がここには並びます。
一見ビジネスとは何も関係なさそうな書物がなぜ「究極のビジネス書」なのか。ここでは筆者(黒田)と選書リストの作成にご協力いただいた三省堂の瀧本さんの実体験から導き出された、本当に役に立つビジネス書をご紹介したいと思います。
君主論(岩波文庫)
マキアヴェッリ(著),河島 英昭(訳)
岩波書店
1,015円(税込)
忠誠と反逆(ちくま学芸文庫)
丸山 真男(著)
筑摩書房
1,512円(税込)
職業としての政治/職業としての学問(NIKKEI BP CLASSICS)
マックス・ウェーバー(著),中山 元(訳)
日経BP社
1,728円(税込)
【内容紹介】
第一次世界大戦に敗北したドイツで、革命運動に走る多くの若者たちを前に、ウェーバーが静かに訴えたこととは?。1918年に、マックス・ウェーバーが政治家と学者という職業について説いた不朽の講演の新訳。政治的ロマン主義(始まりの本)
カール・シュミット(著),大久保 和郎(訳)
みすず書房
3,456円(税込)
【内容紹介】
ドイツの公法学者が、ワイマル共和政が成立した1919年に、その体制の問題の核心をつくようにして上梓した書。「決定できないこと」の根を思想史的に探り、ロマン主義を批判的に分析する。〔1970年刊の新編集〕人間の条件(ちくま学芸文庫)
ハンナ・アレント(著),志水 速雄(訳)
筑摩書房
1,620円(税込)
2017/04/05 掲載