トークイベント 開催終了 ジュンク堂書店 大阪本店
開催日時:2019年11月04日(月) 14:00~15:00
『黄金州の殺人鬼』刊行記念 村井理子さん×吉村萬壱さん トークショー 闇に魅せられた人々-- 連続殺人とは何か」
3階イベントスペース
『黄金州の殺人鬼』(亜紀書房)をお買い上げの上参加ご希望の方先着40名様に3階お会計カウンターにて整理券をお渡しします。お電話でのご予約も承ります。 TEL06-4799-1090
かつて米国カリフォルニア州を恐怖に陥れた「ゴールデン・ステート・キラー」。30年以上謎に包まれていた連続殺人事件の真相に迫るミシェル・マクナマラ著『黄金州の殺人鬼 凶悪犯を追い詰めた執念の捜査録』(亜紀書房)の刊行を記念して、訳者である村井理子さんによるトークイベントを開催いたします。
本書は昨年アメリカでベストセラーとなり、現在HBOがTVドキュメンタリー・シリーズを製作中の話題作です。強盗、強姦、殺人を十年以上にわたって繰り返し、DNA鑑定の網をくぐって闇に消えていた犯人を、作家である著者が独自の捜査で追いつめていく手に汗握るノンフィクションとなっています。
ゲストに小説家の吉村萬壱さんをお招きいたします。人間性の「へり」を描き、人間とは何かを問いつづけてきた異能の作家と訳者で、連続殺人の恐ろしさ、犯人の人間像、事件をとりまく背景や関係者の証言など縦横に語り合っていただきます。
村井理子 (むらい りこ)
翻訳家・エッセイスト。 1970年静岡県生まれ。学生時代をカナダ、イギリスで過ごし、大学卒業後に翻訳の仕事をはじめる。訳書に『ヘンテコピープルUSA』(中央公論新社)『ローラ・ブッシュ自伝 脚光の舞台裏』(中央公論新社)『ゼロからトースターを作ってみた結果』(新潮文庫)『サカナ・レッスン』(CCCメディアハウス)『兵士を救え! 珍軍事研究』(亜紀書房)など。著書に『ブッシュ妄言録』(二見文庫)など多数。本書と同時に、愛犬のラブラドールレトリバー「ハリー」との日々をつづったエッセイ集『犬ニモマケズ』を刊行。料理本『村井さんちのぎゅうぎゅう焼き』(KADOKAWA)の出版や、エッセイ執筆など、多方面で活躍中。
吉村萬壱 (よしむら まんいち)
小説家。1961年、愛媛県松山市生まれ、大阪で育つ。京都教育大学卒業後、東京、大阪の高校、支援学校教諭を務める。1997年「国営巨大浴場の午後」で第1回京都大学新聞社新人文学賞受賞。2001年「クチュクチュバーン」で第92回文學界新人賞を受賞しデビュー。2003年「ハリガネムシ」で第129回芥川賞受賞。近著、『ボラード病』(文藝春秋2014)、『前世は兎』(集英社2018)など。
2019/10/02 掲載