フェア 開催終了 丸善 京都本店
開催日時:2021年12月03日(金)~2021年12月31日(金)
「このミステリーがすごい!2021年ベスト20」が決定致しました!
ミステリー小説の年間ランキングを決める「このミステリーがすごい!」が今年も発表となり、国内編の1位は米澤穂信さんの『黒牢城』(角川書店)、海外編の1位はアンソニー・ホロヴィッツの『ヨルガオ殺人事件(上)(下)』(創元推理文庫)に決定致しました!丸善京都本店では、ただいまB1話題書コーナーにて国内編と海外編の1~3位を集めた特設コーナーと、文芸書コーナーにて10位までの作品を集めた特設コーナーをご用意しております。
国内編の1位となった米澤穂信さんの『黒牢城』は、歴史小説×本格トリックのミステリ小説。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠もった荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄され、土牢の囚人にして織田方の軍師である黒田官兵衛に謎を解くように求める。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重と官兵衛は何を企むのか。史実と安楽椅子探偵を見事に融合させた作品です。
海外編の1位に輝いたアンソニー・ホロヴィッツの『ヨルガオ殺人事件(上)(下)』は、2018年に刊行され史上初めて4つの国内年末ミステリランキングを完全制覇するなど話題を攫った『カササギ殺人事件』の続編にあたります。「カササギ殺人事件」から2年。前作同様、アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュであり、極上の犯人当てミステリとして、今回も圧倒的な面白さを味わうことができる作品です。
1位以外の作品も注目作が集まっていますので、年末年始の読書に、ぜひお気に入りのミステリーを見つけてみてください!
2021/12/06 掲載