フェア 開催終了 丸善 京都本店
開催日時:2022年04月01日(金) ~2022年06月30日(木) 18:00
【5大文芸誌編集長が選書】「変貌する文芸誌」フェアを開催中です!
本に精通した著名人や有識者が選んだ本をコーナー展開する、作家と丸善ジュンク堂書店とのコラボレーション企画「作家書店」。その第32回目として初めて五大文芸誌の編集者が選者を務めたフェア「変貌する文芸誌」をただいまB1話題書コーナーにて開催中です!今回は、文芸誌の「群像」(講談社)、「新潮」(新潮社)、「すばる」(集英社)、「文學界」(文藝春秋)、「文藝」(河出書房新社)の各編集部の編集者たちが選んだ書籍と文芸誌を揃えました。
フェアでは、編集者が「机上にいつも置いている本」や「気になる本」「会心の一冊」などさまざまなテーマが設けられ、推薦コメントを載せたPOPと共にご紹介しております。他にも、他誌の素晴らしい点を挙げて「やられた、と思う1号」などのPOPが付いた雑誌のバックナンバーもあり、文芸誌同士が互いに影響や刺激を受けて変化していっているのだなと感じることができるフェアとなっています。文芸誌にあまり馴染みがない方も多いかと思いますが、最近の文芸誌はまさに時流を捉えた特集や文芸誌と思えない特集で話題になることも多く、既存の読者だけでなく、新たな読者層へと広がりをみせている注目の存在です。また、「編集者」の存在は普段なかなか意識することはありませんが、誌面を作り上げる上で輪郭を描く重要な役割を果たしているのだなと感じることができます。
今回のフェアでは約600点に及ぶ点数の中から、まず4月は「新潮」、「文藝」編を開催し、5月中旬から「群像」「すばる」「文學界」編を開催予定です。それでも泣く泣くご用意ができなかった書目が多数ありますが、特製ブックリストをご用意しておりますので、気になる本がございましたらぜひスタッフまでお問い合わせくださいませ。
「変貌する文芸誌」フェアは、6月末まで開催予定です。この機会にぜひお楽しみください!
2022/04/04 掲載