フェア 開催終了 ジュンク堂書店 芦屋店
開催日時:2023年05月20日(土) 12:00~2023年06月30日(金) 18:00
【待望の大阪開催】「佐伯祐三 自画像としての風景」展フェア【大回顧展】
4月15日から6月25日まで、大阪中之島美術館にて「佐伯祐三 自画像としての風景」展が開催されています。今からおよそ100年前、大阪・東京・パリの3都市に生きた佐伯祐三は、繊細で踊るような線描が代名詞の夭折の画家で、わずか4年余りの画業の中で並ぶものなき個性あふれる作品を残しました。最大級の質と量を誇り、世界一と称される大阪中之島美術館の佐伯祐三コレクションを中心に、初出品となる作品も含む代表作が一堂に集結するこの度の展覧会は、佐伯芸術の魅力を再発見するまたとない機会といえます。
ジュンク堂書店芦屋店ではただ今、この佐伯祐三展に合わせたミニコーナーを設置しています。佐伯祐三の画集はもちろん、彼と同じくパリに渡って活躍した藤田嗣治などの作品集をご紹介します。また読み物として出色なのが平凡社刊『日本人美術家のパリ 1878-1942』で、黒田清輝や高村光太郎、藤田嗣治、岡本太郎など19世紀後半から20世紀前半にかけパリを訪れた日本人美術家たちの足跡をたどり、当時の美術界の動向や異国の地での葛藤を明らかにした内容は読み応え抜群です。これから美術展にお出かけの方は作品巡りのお供に、また既に実物に触れられた方はその感動を振り返る助けに、是非一度お手に取ってご覧になってください。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
2023/05/15 掲載