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- hontoのBL専門フロア すわんぷ - BL読者が選ぶ! 一番好きなBL映像化作品&映像化してほしい作品ランキング
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『一番好きなBL映像化作品』は“原作の魅力を壊さない”“映像化ならではの魅力がある”作品が上位を占める結果に。『映像化してほしいBL作品』は、“オメガバース”ד家族”がテーマの作品が第1位に。
2020年は、“BL(ボーイズラブ)”コミックや小説を原作にしたアニメを始め、映画や実写ドラマ、実写映画など、BL映像化作品豊作の年となりました。また、TVアニメだけでなく、アニメ映画や実写映画化によって話題となった作品もあり、BL作品が新たなステージで広がりを見せた年と言えます。
そこでhontoでは、BL読者による『好きなBL映像化作品』、『映像化してほしいBL作品』人気ランキングを発表します!ランキングと投票者のコメントから、人気作品の魅力を見ていきましょう。
一番好きなBL映像化作品ランキング TOP10
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1位 抱かれたい男1位に脅されています。
桜日梯子・リブレ「一生、俺から離れられない体にしてあげますね」 5年連続「抱かれたい男1位」の西條高人がついに首位陥落。 その座を奪ったのは芸歴3年のド新人俳優、東谷だった…! 持ち前のキラキラ笑顔で"天使”と呼ばれる東谷を、敵視する高人だったが「弱み」を握られ立場が逆転して――?
電子書籍を読む 紙の本を読む『抱かれたい男1位に脅されています。』©桜日梯子/libre
投票者の声
- 一番、笑いもドキドキも切なさも全部てんこ盛りと思ったため。
- 恋をするのに性別は関係ないと素直に思えたくらい、ストーリーが心にしみた。
- 原作のファンで、CVもドラマCDと同じ声優陣で期待通りだったから。
- 原作の面白さがそのままアニメになっていたので。
- BLを好きになったきっかけがこのアニメだったので。絵がきれいで、ストーリーも面白いし、登場人物が魅力的で好きです。
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2位 ギヴン
キヅ ナツキ・新書館好きだったはずのギターも、おもしろかったはずのバスケも、くすんで見え始めたある日。上ノ山は、壊れたギターを抱えた真冬と出会う。ギターを修理してやったら、途端に懐かれるが、偶然聴いた真冬の歌が、上ノ山に刺さり2人の距離は変わり始める。
電子書籍を読む 紙の本を読む『ギヴン』©キヅナツキ/新書館
投票者の声
- 音楽が良い。原作の表現を残しつつあれだけの曲が作られたのは本当に凄いと思う。曲が流れたとき、鳥肌がとまらなかった。
- 元々原作漫画が好きでしたが、アニメ化した際の曲が凄く良くてもっと好きになり劇場にも見に行きました!
- 音楽・青春・恋愛・進路や将来・人生の悩みなど多岐にわたる題材が含まれており、琴線に触れる部分が多いからです。
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3位 同級生
中村明日美子・茜新社合唱祭前の音楽の授業中、メガネの優等生・佐条利人が歌っていないことに気付いた同級生の草壁光。佐条は歌なんかくだらないからと思っていたが、ある日の放課後、誰もいない教室でひたむきに歌の練習をする佐条の後ろ姿をみて思わず声をかける…。
電子書籍を読む 紙の本を読む投票者の声
- 何より原作が好き。そして、映画はその原作の世界観を壊すことなく新たな魅力をプラスしたから。
- 明日美子先生の世界観、雰囲気、空気をそのままに、映像としてあれだけ再現できていた作品はないとおもいました。演者さんたちの演技も素晴らしく、息づかいなど、想像上でしか感じることができなかった部分も形になったことで、より作品への感動を覚えました。
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4位 囀る鳥は羽ばたかない
ヨネダコウ・大洋図書ドMで変態、淫乱の矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業の社長だ。金儲けが上手で、本音を決して見せない矢代のもとに、百目鬼力が付き人兼用心棒としてやってくる。部下には手を出さないと決めていた矢代だが、どうしてか百目鬼には惹かれるものがあった。傷を抱えて生きるふたりの物語が始まる──!
電子書籍を読む 紙の本を読む投票者の声
- 作品の世界観を忠実に再現していてその世界に没頭できました。
- 心理描写が素晴らしくBLという枠にとらわれない繊細な人間ドラマを描いている作品だから。
- 音楽も映像も脚本も全て原作の世界観がそのままで感動したから。
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5位 世界一初恋 小野寺律の場合
中村春菊・角川書店丸川書店に転職した途端、未経験の少女漫画編集部に配属される小野寺律。おまけに傲慢不遜なやり手編集長との因縁が発覚し…!?横暴編集長vs新米編集者のハイパー☆ラブバトル!
紙の本を読む投票者の声
- 映像化されたBL作品を見るのが苦手で抵抗があるのですが、世界一初恋(アニメ)は完璧に作り込まれてて初めて映像化して良かったと思えた作品だからです。
- BLを好きになったきっかけの作品です。アニメキャストも豪華で、原作に忠実に制作されていて、とても好きです。今でもアニメを見返したり、劇場版も見に行くなど、思入れの強い作品です。
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6位 純情ロマンチカ
中村春菊・角川書店兄の友人で超有名小説家の宇佐見に、なぜか家庭教師をして貰うハメになった美咲。ところが、訪れた宇佐見の自宅で、兄と宇佐見を主人公にした「ボーイズラブ小説」を見てしまい…!?
紙の本を読む投票者の声
- 偶然アニメを観て商業作品へ1人で飛び込むきっかけをくれた作品だったので選びました。
- 純情ロマンチカきっかけで他のBL作品を見るようになったので
- 選びきれないが、人生で初めてリアルタイムで観た最初のBLアニメ化作品なので思い入れがある
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7位 SUPER LOVERS
あべ 美幸・角川書店「母危篤」という知らせに騙されて海外に来るハメになった晴は、そこで突然「お前の弟だ!」と零という男の子に引き合わされる!
紙の本を読む投票者の声
- あべ美幸さんの作品が好きだから
- イチャイチャの部分もあれば家族愛とかほのぼのしたところも好き
- 原作も好きだし、キャスティングされた声優さんも好きだから
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8位 窮鼠はチーズの夢を見る
水城せとな・小学館大学の後輩・今ヶ瀬(いまがせ)との再会…。それは恭一(きょういち)の妻が彼に浮気調査を依頼したのがきっかけだった。浮気の事実を隠す代わりに、今ヶ瀬に男同士の関係を迫られ…!? 水城せとなが描く、限りなく切ないラブストーリー。
電子書籍を読む 紙の本を読む投票者の声
- キャスティングはじめ、全てが完璧でした。 とても美しいと感じました。 続きが観たいです。
- 映画としてとても雰囲気があってよかった 主役が有名な方で演技もお上手なので見応えあった
- 今まで映像作品は見たことがなく、最近少しずつ見始めるようになり、そのなかで印象的だった。
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9位 炎の蜃気楼
桑原水菜,東城和実・集英社武田信玄の霊を封印した《魔縁塚》が、何者かによって破壊された夜――高耶の親友・譲は、火だるまになる夢を見た。強力な霊によって憑依されようとしている譲を救おうとする高耶は、不思議な《力》を使う直江と出会った。自ら何百年も生きた換生者と名のる直江は、高耶に前世からの宿命を告げるのだが…!?
電子書籍を読む 紙の本を読む投票者の声
- 世界観が壮大で、BLと戦いと切なさと愛情のあり方といろいろなものが含まれている。
- 好きな作品は他にも沢山あるが、一番インパクトが強い。
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10位 どうしても触れたくない
ヨネダコウ・大洋図書新しい職場に初めて出社した日、嶋はエレベーターで二日酔いの男と一緒になる。それが、新しい上司・外川との出会いだった。好きだけど、素直にはなれない――……。不器用な想いの行方は?
電子書籍を読む 紙の本を読む投票者の声
- お互いがお互いを支えて大切にしてるから。 切ない話だがときにはクスッと笑える。
- 主人公の外川さんと嶋くんが原作にぴったりの演技、ビジュアルだったので。
第1位は、『抱かれたい男1位に脅されています。』が獲得しました。2018年にTVアニメ化された本作は、芸能人同士のBLを描いた作品です。「一番、笑いもドキドキも切なさも全部てんこ盛りと思ったため。」や、「原作の面白さがそのままアニメになっていたので。」という声から、原作のテンポや魅力をそのままにTVアニメ化されたことが、多くの原作ファンの心を掴んだようです。さらに、「BLを好きになったきっかけがこのアニメだったので」といった声も多く、本作がBL作品に触れるきっかけとなった方が多いこともうかがえました。
第2位には、2019年にTVアニメ化、2020年にはアニメ映画化された『ギヴン』。ロックバンドをテーマにした本作は、「原作の表現を残しつつあれだけの曲が作られたのは、本当に凄いと思う。曲が流れたとき、鳥肌がとまらなかった。」という声が表すように、映像化にあたり難しいであろう音楽表現の良さに魅了された方が多かったのが特徴的です。魅力的な原作に加えて、映像化作品としてのクオリティの高さも感じられ、TVアニメ化に続き映画化されたのも納得です。
第3位には、『同級生』がランクイン。美しい絵に繊細な物語、そして独特の雰囲気から多くのファンを有する作品で、2016年にアニメ映画化されています。「何より原作が好き。そして映画では、その原作の世界観を壊すことなく新たな魅力をプラスしたから。」と、原作の世界観を尊重しながら、映像化ならではの魅力で原作ファンを唸らせています。
1位から3位を総合すると、「原作の魅力を壊さない(絵・声優・ストーリーなど)」「映像化ならではの魅力がある」という点が、人気のポイントと言えそうです。
映像化してほしいBL作品ランキング TOP10
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1位 ただいま、おかえり
いちかわ壱・ふゅーじょんぷろだくと -
2位 ブルースカイコンプレックス
市川けい・東京漫画社 -
3位 憂鬱な朝
日高ショーコ・徳間書店(Chara) -
4位 恋するインテリジェンス
丹下 道・幻冬舎コミックス -
5位 ララの結婚
ためこう・リブレ -
6位 花鳥風月
志水ゆき・新書館 -
7位 レムナント−獣人オメガバース−
羽純ハナ・フロンティアワークス -
8位 GAPS
里つばめ・大洋図書 -
9位 是 -ZE-
志水ゆき・新書館 -
10位 酷くしないで
ねこ田米蔵・リブレ
1位を獲得したのは『ただいま、おかえり』です。本作はオメガバース作品で、番(つがい)になった主人公たちの“家族”としての日々が描かれた、心温まるストーリーで人気を集めています。
BL作品は、繊細な表現や感情の機微が描かれており、原作ファンの想いもひとしおなので、映像化が難しいジャンルだと思います。しかしその中でも、映像作品としても原作ファンの心を掴み、また、映像化をきっかけにBLの魅力を知った方もいるようです。
BL映像化が盛んだった2020年ですが、来年以降も愛に溢れた素晴らしい作品が生み出され、そして多くのBL読者に愛されていくことを願いたいと思います。
■アンケート調査概要
調査タイトル:BL(ボーイズラブ)に関するアンケート調査
調査期間:2020年10月15日~10月18日
調査方法:honto会員向けメールアンケート
調査対象:ハイブリッド型総合書店「honto」<ネット書店(本の通販ストア、電子書籍ストア)と、丸善、ジュンク堂書店、文教堂などのリアル書店>にて、2020年1月~9月に「BLジャンル」商品を合計3,000円以上(税抜)購入したhonto会員1,746名