1日の平均読書時間が最も長い世代は20代男性で39.1分~生活スタイルが読書時間・読書頻度に影響~

活字離れが進んでいる今の時代ですが、実際のところ、本を読む機会は減っているのでしょうか。
そこで、今回は20代~40代までの男女300名に「読書の実態」についてアンケート調査を実施しました。
あなたの読書時間、世の中と比べてみませんか?

2015年2月10日:日本テレビのニュース番組「oha!4 NEWS LIVE」おはゼミナールのコーナーにて使って頂きました。

Q1本や電子書籍、毎月1冊以上読んでいる?

Q1のアンケート回答図

今回の調査では、毎月1冊以上の頻度で本や電子書籍を読んでいる人は「本を読んでいる」、毎月一冊未満の場合には「本を読んでいない」と回答してもらいました。その結果、男女どの世代でも全体の50%以上が「本を読んでいる」と回答。その中でも、30代女性の66.0%が「本を読んでいる」と回答しており、全体の中でも最も本を読んでいる割合が高いことがわかりました。

Q2あなたの読書時間は1日平均何分?

Q2のアンケート回答図

Q1で「本を読んでいる」と回答した人に、「一日の平均読書時間」について質問したところ、20代~40代の男女ともに「一日平均30分前後」の読書をしていることがわかりました。最も長かったのは20代の男性で、「39.1分」となっています。40代の男性と比較すると、本を読んでいる人の割合は少ないものの、一人当たりの読書時間数は比較的長いようです。
また、男女ともに40代の平均読書時間は30分以下となっており、他の世代よりも短いこともわかりました。仕事で責任を任されるようになったり、子育てに追われるなど、公私ともに多忙となりがちな世代のため、そうした背景があってのことと言えそうです。

Q3あなたがよく読書をする場所は?

Q3のアンケート回答図

世代を問わず、多くの人が読書をする場に選んでいたのは、「自分の部屋、リビング」でした。20代~40代の女性はすべて8割以上が回答しており、20代男性に至っては97.4%という、ほぼ100%に近い回答率となりました。落ち着いて集中できることがポイントと言えるでしょう。

男女の違いを比較すると、男性では「通勤・通学の電車やバスなどの乗り物の中」と回答する人が多く、忙しい日々の中でスキマ時間を有効活用していることがうかがえます。また、フリーコメントで、「病院の待合室」(36歳/男性)、「エアロバイクの使用中」(54歳/男性)と答えた人も。男性は効率的に読書をする傾向にあるようです。
一方、女性には「ベッドや布団の中」と回答する人が目立ち、就寝前のリラックスタイムに読書を楽しむ傾向があるようです。
また、30代の女性については「カフェ・レストランなどの飲食店の中」との回答率も30%を上回っていました。カフェでゆったり過ごして「読書の時間」そのものを楽しむ人、「1人ご飯」のお供として本を読む人がいるようです。

Q4読書する際によく利用するデバイス(道具)は?

Q4のアンケート回答図

男女ともに、 “紙”の本を読む人が圧倒的に多く、世代によっては100%という回答率になりました。一方、PC、タブレット、スマートフォンなどを使っている割合は、軒並み10%台と低く、電子書籍よりもまだまだ紙の本が愛されている実態も浮き彫りに。

電子書籍で読書派、“紙”の本で読書派

電子書籍で読書をしている人々は、「持ち運びに便利」(39歳/男性)「お試しが可能」(28歳/女性)「場所を取らずにたくさん保存できる」(39歳/女性)「外出先や移動中に手軽に読める」(40歳/男性)など、利便性を理由としているケースがほとんどのようです。
一方、“紙”の本を読む人の理由としては、慣れ親しんでいるデバイスであるからとの回答が多く、「紙で読むことに慣れているので」(39歳/男性)「スマホだと、ページをめくる感覚がなく、どこまで読んだかわからなくなる」(28歳/女性)「昔から本で読んでいるから紙以外では読んだ気がしない」(25歳/女性)などのコメントが。
また、「目が疲れないから」(32歳/女性)、「書店で買うから」(23歳/女性)などの物理的な理由を挙げる人も多くいました。「雑に扱っても壊れない。風呂でも読める。全体を俯瞰できる。電池切れがない」(46歳/男性)、「図書館で借りられる。買う場合も、趣味に合わなければ古書店に売れる(22歳/女性)など、トータルでの利便性とコストパフォーマンスに優れていると考える人も少なくはありませんでした。
さらに、「紙が好き」(27歳/男性)、「読書した気分になれるから」(28歳/男性)という感覚的な部分を大切にする人もかなりいることがわかりました。
「ページをめくる楽しさがある」(49歳/男性)「紙の手触りが好きなので」(37歳/男性)、「紙をめくる音が好きだから」(28歳/女性)、「本の匂いがするから」(40歳/男性)、「装丁なども気になる」(48歳/女性)など、その理由は様々です。“紙”派の多くは、空気や気分も含めて読書を楽しんでいるようです。

Q5インターネットは「本を読む時間」に影響している?

Q5のアンケート回答図

インターネットの影響によって、「本を読む時間が減った」と回答する割合は、男女とも世代が上がるにつれて高まる傾向に。特に多かったのは40代で、男性は42%、女性では56%が「減った」と回答していました。20代~30代の若い世代にとっては、生活環境の中にすでにインターネットが定着していたこともあり、変化を感じる人の割合は比較的少ないようです。

まとめ

若者の読書離れが進んでいるとの声をよく聞く昨今ですが、調査の結果、20代でも全体の50%以上は読書を楽しんでいるのが実態のようです。空いた時間を読書に使う人もいれば、大事なリラックスタイムとしている人もいて、読書時間の過ごし方は人それぞれ。時代が変わり、インターネットが普及しても、人生を充実させてくれるエッセンスとして、多くの人々が読書を楽しんでいることがわかりました。あなた流の読書で、日々を充実させてみませんか?

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調査概要

調査タイトル:
読書についてのアンケート
調査期間:
2014年12月2日~12月4日
調査方法:
インターネットリサーチ
調査対象:
全国20歳~49歳の男女300名