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電子書籍
ジパング 9
2018/05/15 08:38
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投稿者:どいさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「みらい」vsアメリカ軍アリューシャン攻略艦隊!「みらい」は玉砕を阻止すべく、玉砕の島アッツ島へ向かう。その頃アリューシャン列島にはアメリカ軍の上陸、支援艦隊が近づいていて!?
紙の本
かわぐちかいじはついに歴史の尻尾をつかんだ
2003/02/16 21:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る
大日本帝国が「戦後日本」と「ジパング」に分岐する、その歴史の断続点に石原莞爾がいる。南北の戦線を縮小し、原爆開発前にアメリカと講和条約を結ぶ。そして、満州国を独立させる。その先に出現するのが、無条件降伏を回避したもう一つの戦後日本「ジパング」である。
──純粋軍事国家「やまと」の発想をよりスケールの大きい時空にあてはめたとき、どのようなポリティクスが躍動するか。物語はようやくその骨格をあきらかにしつつある。たとえそれが可能性の領域にあっても、およそ歴史のうちに超越者がしめる場所はない。かわぐちかいじはついに、歴史の尻尾をつかんだ。
第9巻で、「みらい」の角松副長が吐く言葉がとりわけ印象深い。「この戦時下の世界で我々が 我々であり続けることを保証しているのはなんだ!? 使用するしないの問題ではなく武力を保有しているからこそ 過去の過ちを知る21世紀の人間が意志を貫けるのだ その背景を失った時我々に残されるものそれはこの世界への… 屈従だけだ!!」
かわぐちかいじが描く「武人」たちの群像は熱い。冷徹な現実認識に支えられた意志は、つねに熱い。
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