- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
電子書籍
お初の作家さん
2020/12/25 09:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パース糸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて著書を読みました。鍼灸師と江戸のやりとりがなんとも面白く、一気に読んでしまいました!他の著書もぜひ読みたい!!
紙の本
仁深き江戸の鍼師の物語
2011/04/21 10:27
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎度色々な職業視線から物語を紡ぎ出し、江戸の風情を楽しませてくれる山本作品ですが。本作品は「鍼灸師」を主人公にした長編作品となっています。人々を救う、という面ではこの上なき医者という立場。その視線からいつもの熱い山本ワールドが展開されているのだから、面白くないわけがない。また個人的に、連作短編風な構成も嬉しい。真ん中に一つ筋が通っていて、それを包み込むようにいくつかの物語が語られていく。そのどれもが胸熱くなるものばかり。今回もしっかりと、江戸の世を楽しませて頂いた。
主人公の染谷(せんこく)は、還暦を迎えた仁に深く義に厚い鍼灸師。名医と高名ながらも、その視線はいつも庶民と共にあった。高利貸しの難病を癒す代わりに、その取り立てを緩めるように進言したり、死にゆく女性の今わの際の苦しみを取り除いたり。その名が広まるにつれ、やはり大店の当主達も染谷の医術を求めるようになる。大店嫌いの染谷ではあったが、付き合いを深めるに連れ、大店の当主にも素晴らしい人材がいる事を知る。しかしその当主も、悪しき身内に命を狙われており…。と物語はらはらどきどきを孕んで展開し、最後には伊達正宗公の名前まで出てきて何とも胸すく大団円となっていた。
さて山本作品を読む度に「しっかりとした自分を持つ事」そして「真っ直ぐな事」がとても大事な事なのだと思わされるのだが、本作品ではさらにその思いを強く感じた。ねじまがった企みや悪意など、しっかりと自分の心と体を鍛え存在感を持ち、まっすぐに歩いていれば何ら怖い物ではないのだ。現代でこそそれが見えなくなりがちであるが、江戸の時代の物語であるからこそ、その部分が浮き彫りのようになりひしひしと伝わってくる。また蛇足にはなりますが、電気など全くなかったこの時代にも人々は明るく強く生きていた事をしみじみと感じさせられる山本作品。ぜひ一度その世界に浸ってみて、昨今の電気不足に惑わされる現実を、改めて考えてみるのも良いかもしれません。
紙の本
山本一力の時代小説
2023/11/09 10:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
針やお灸で体の不調を治すのが江戸時代では当たり前のように日常にあったのだろう。現代でもあるが、あまり、流行っているとは言えないと思う。この本では、食中毒まで直してしまう所は「本当?」と思ったが、話の流れで自然に読めてしまう。なんだか尻切れトンボのように終わってしまうのが残念。
紙の本
深川の親かな?
2021/04/22 12:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
深川で鍼灸を営む染谷と元辰巳芸者の太郎の夫婦が深川界隈に住む庶民の暮らしを守ろうとするほのぼのとした作品でした。
紙の本
表題にひかれて
2020/03/11 20:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:里 - この投稿者のレビュー一覧を見る
鍼灸師が主人公という珍しさに惹かれて購入。が、特に鍼灸師でなくてはならない理由は見あたらない、ごく普通の江戸物。一話一話がどのように後半に繋がっていくのか、(あるいはなんの関連もないのか)、分かりにくい。