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みんなのレビュー58件

みんなの評価4.6

評価内訳

58 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

揺れる闇の正体とは?!

2011/02/11 23:35

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジーナフウガ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『守り人シリーズ』第2弾は女用心棒バルサが25年の歳月を経て、
生まれ故郷であるカンバル王国に戻ろうとする場面から始まる。バルサは養父ジグロがある理由から、

自分を連れ逃げ延びた時に使った、洞窟内の闇の中を手探りで進んでいた。
それと言うのも洞窟には火を嫌う『ヒョウル(闇の守り人)』が暮らしていて、

松明を持った侵入者は命を狙われると伝えられていたからだ。
けれども、単独で洞窟内に入ったジナと、彼女を救う為松明を持ち込んだ兄カッサとの兄妹が、

まさにヒョウルに襲われる所を、間一髪助けようとして、バルサは早速ヒョウルと手合わせをする事となる。
が、お互い凄い使い手の様で、技がからみあい、ひとつの流れになってしまう

『槍舞い』を舞うことで手合わせは終わる。お礼をしたい様子の兄妹に、訳ありのバルサは
『わたしは〈償い行〉つぐないぎょうの最中なんだ。』と話し納得させる。

償い行とは、なにか重い罪をおかし、その罪を償う前に死んでしまった肉親や、
恋人の罪を償う為に行う苦行をいう。バルサは養父ジグロの為に、償い行をしているようなものだ。

しかし、せっかく言い聞かせたバルサを秘密扱いにしてくれという約束も、
ジナが偶然、洞窟から持ち帰った、カンバル国の秘宝であるルイシャ〈青光石〉の存在がばれて、

洞窟内で起こった一部始終を話さねばならない羽目に陥ってしまう。
そして25年の年月の間に、ジグロがした事になっている悪行の噂の影に

ジグロの弟ユグロの存在が絡んでいる事に気がついたバルサ。全体を通じ、
人の心に巣くう怨みや憎しみの闇の感情に光が当てられていて、

特に自分の権力の座を守るために嘘に更なる嘘の上塗りを繰り返すユグロのエゴイスト振りが目立つ。
バルサを確実に仕留める為、射っ手(うって)の槍にトガルという毒を塗らせてまで執拗に追い詰める。

反面、バルサの誇り高く潔癖な振るまいには微塵の嘘・偽りもない。
次第にあらゆる人たちを味方に引き入れていく様に凛とした美しさを感じた。

カンバル王国の地下に住む〈山の王〉の領民たちの意外な素顔と、
私たち読者の想像を遥かに超えたヒョウル〈闇の守り人〉の正体とは果たして?

バルサは無事にカンバルの〈王の槍〉たちから大切な存在を無事に守り抜いて、
〈ルイシャ(青光石)〉贈りの儀式を見届ける事が出来るのだろうか?

等々、物語りが後半を迎えるに連れて予想外の展開が目白押しだが、
バルサの持っている揺るぎない成熟した人間力が物語りの幅を広げるのに役立っていると思う。

素晴らしく深みのある作品です。オススメ致します!!

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紙の本

大人向けかなと思います

2019/02/05 10:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ジグロとバルサ。『精霊の守り人』だけでも十分よかったのですが、この『闇の守り人』によって、二人の関係性にさらに奥行きが出ていると思います。ユグロのような人物が出てくることも凄いですね。大人が読んだ方が面白く感じられるのではないでしょうか。

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紙の本

一気に引き込まれます。

2016/09/26 18:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

大人になって読み直してもやはり好きなシリーズです。小さい頃も現在もとりわけバルサの過去を紐解くこの作品が一番引き込まれました。著者の本を見かける機会が増え、改めて読み直す機会が与えられたように思います。しみじみと読み返すことができて良かったです。

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紙の本

シリーズで、一番すきです。

2016/08/31 09:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kakako - この投稿者のレビュー一覧を見る

守り人シリーズの中で、一番すきです。
その中で、バルサが山の王を守るヒョウルと、一騎打ちの戦いをするシーンが、一番印象的です。
槍舞いをしながらの一騎打ち、バルサの華麗な槍さばきが目に浮かぶようです。

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電子書籍

復讐と陰謀と

2016/04/28 01:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:westtribe - この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズ2作目。
バルサが故郷カンバル王国に戻り、
自分の過去と向き合いつつ、
今そこにある陰謀に立ち向かう。

サグとナユグと精霊の卵、という世界観がやや難解でもあった前作に比べ、
今作は復讐劇として、陰謀劇として、冒険活劇として、
非常にわかりやすく、のめりこみやすい。
個人的にはこちらの方が楽しめた。
ジグロの物語にそんな裏があったなんて…

NHKドラマでは、このエピソードは省かれそうなのが残念。
いつかアニメスペシャルとかでやってくれないかな。

例によって独特の用語が登場するので、
電子版ならではの検索・しおり機能が活躍します。

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紙の本

実写版と併せても♪

2016/04/21 00:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ささやき - この投稿者のレビュー一覧を見る

NHKの実写版、『精霊の守り人』、吉川晃司のジグロがあまりにツボだったので、『闇の~』も吉川晃司をイメージしながら読めました。ジグロ、切ない!大人にはこれが一番人気と上橋先生がおっしゃってましたが、まさに大人が寄り添える話です。

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紙の本

心のひだに深く残るお話です

2015/10/05 02:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねむたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

児童書なのに大人の評価が高い守り人シリーズ、どんなファンタジーなんだろうと思って読み始めました。深く繊細に人の心と世の中の裏表が描写されていて、大人だからこそ楽しめる話だと納得。私もすっかりはまってしまいました。
前作で明らかになっていなかったバルサの生い立ちがわかるにつれ、バルサの強さや優しさ、そしてさみしさが入り交じった魅力が深まりました。
目に見える世界と見えない世界、見た目に温厚そうでも実は利己的な者、怖そうに見えても深い思いやりを秘めている者。
見た目の印象や、思い込み、自分に見えていることだけで判断することがいかに浅はかで愚かなことか。何事も表と裏があるということをしみじみ考えさせられます。

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2007/01/02 03:43

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2007/05/12 02:16

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2007/07/05 01:08

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2007/06/26 01:47

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2007/08/12 22:44

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2007/10/15 15:05

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2008/05/13 11:04

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2008/11/07 21:51

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