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ジグロとバルサが、なぜ逃げなければならなかったのかが分かり、切ないです。過去と向き合った事で、バルサの気持ちが変化するのがよかった・・・
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前作よりかなり好きです。バルサが過去と向き合って乗り越えていく様子が、ファンタジーの少しふわっとした感じの中でピリっとしてる気がする。闇の守り人とバルサが対峙するところは心が震えたし、一皮むけたバルサがすがすがしかった!「十二国記」第1巻の陽子を思い出した。
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女用心棒バルサが生まれ故郷のカンバル王国にもどった。その昔、地位も名誉も捨て自分を助けてくれた養父ジグロの汚名をそそぐために。日本児童文学者協会賞。路傍の石文学賞受賞。(「BOOK」データベースより)
久しぶりにバルサに会えました。
守り人シリーズは2冊目。
やっぱりおもしろい。
なのでぐいぐい読んでしまいます。
25年ぶりに故郷に帰ってきたバルサ。
それを快く思わないものたちもいるのを知りながらも、愛するもののため、自分のために帰ってきたのです。
自責ともいえる思いがいつも澱のように沈んでいたバルサの心が少しでも軽くなったならいいなあ。
この作品にはタンダがでてこなかったので、ちょっと寂しかった。
物語の最後で、バルサもタンダが恋しくなっていたので、早く会いに行きなよ~と背中を押したくなりました。
このシリーズに出会えてよかったなあと思います。
次の作品を読むのが楽しみです。
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http://deepsnow.sblo.jp/article/62849792.html
http://deepsnow.sblo.jp/article/94015324.html
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守り人シリーズ第二弾です。
バルサが生まれ故郷のカンバルに戻るが、養父ジグロには汚名が着せられていた。
思わぬ形で巻き込まれたカンバルの暗い闇に立ち向かっていく…というもの。
うん。
私は、1作目よりもこちらの方が好きです。
バルサの過去が明らかになっていきます。
精霊の時もそうでしたが、今作も淡々と進んでいく感じで感情移入は出来ませんでした。
あまり心的描写がないのかなー。
第三者的な感じで書かれているからかも。
だけど、叔母のユーカがバルサのこれまでの生活の話を聞き、『……なんという、むごい。むごい日々を……。』と嘆いた時に涙が滲みました。
風景を文字から空想して立体化させるのに時間がかかりますが、だいぶこの世界観に慣れてきたので3作目はもうちょっとスムーズに読めるかな。
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闇の世界を突き抜けた先にバルサが行けてよかった。
槍舞いの場面には胸が詰まりました。
物語はやはりたんたんと進むようでしたがちっとも読みやすくはなくて、何度も同じ文章を繰り返してじっくり読みました。精霊の守り人よりも人物の感情に寄り添いやすかったです。
カンバルの様子も、物語世界のイメージが出来上がってきたようで、想像するのが楽しかった!
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守り人シリーズ二作目。ファンタジーだし、子供向けと思って読むと、とんでもない!世界観も人物もしっかりしていて、とても子供が読む本じゃなし。主人公が30代の独身の用心棒だよ、深い闇を抱えた。大人が読んでこそ、共感できる!
今回は貧しい国の権力闘争が絡んだ、主人公バルサの過去との決別の話。
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守り人シリーズ第二弾。バルサの故郷カンバル国での話。ジグロの汚名をはらす。面白い。ルイシャはジグロの思いました。だったとおもう弔えるのはバルサしかいない。。
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10月-13。4.5点。
バルサの父の死と、師匠の過去を知るため、ふるさとへ。
大いなる陰謀と、謎がバルサを襲う。
面白い。解説に「大人向け」とあったが、その通り。
次作も楽しみ。
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バルサの葛藤とその最後を見事に描いた、秀逸としか言いようがない作品。
1作目の「精霊の守り人」も確かに素晴らしい世界観と冒険、人間の悲哀や優しさたくましさを感じ「よく出来たファンタジーだなあ」と思った。
しかしこの「闇の守り人」はそれを上回る展開と感動だった。
「精霊の守り人」を文庫版で読んだため、比較も兼ねて軽装版にしてみた。
漢字は確かにじゃっかん少なめに感じたが、幼さや違和感を感じることはない。
地図や挿絵、人物相関図もあるため、軽装版の方がより良い気がします。
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何が「善」で
何が「悪」なのか
誰が「強者」で
誰が「弱者」なのか
読んでいるときも
じっくり考えさせてもらい
読み終えたあとも
じっくり考えさせてもらえる
読みながら
自分の これまでの 人生を
振り返させてもらったり
読むこと
想像すること
納得すること
共感すること
思い入れること
実に
贅沢で 素敵な
時間を持たせてもらいました
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【2015年交換会】
木花さんからさやかJにいただきました。
守り人シリーズの2作目です。
精霊の守り人の舞台から場所を移して主人公は故郷に帰ります。
悲しい記憶のある場所で主人公が繰り広げる弔いの闘いに胸を突かれます。
ファンタジーの世界ならではの不思議な出来事の数々に目を見張る一冊。
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バルサの故郷カンバル王国の過去の歴史を、バルサの歴史ととも弔っていく。ファンタジーの枠を超えた奥の深い人間ドラマ。
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ログサム以上にユグロがムカつく分、カッサとバルサの活躍に胸がスッとする。そしてジグロとバルサの想いに泣ける。
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大人には一番人気の本らしい。バルサの過去と向き合いと決別が素晴らしい。おそらく大人に人気の理由は過去との向き合いへの対面が身近に感じるからではないか。そりゃ子供にはわからないかもしれないね。
誰しも自分の過去、親、少年時代に向き合って何かを変えよううとし、何かを受け入れようとすることはある。そんな感じ方を思い出させるのかもしれない。
それにしてもバルサのかっこよさは尋常ではない。