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万能鑑定士Qの事件簿 I(角川文庫)

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電子書籍

万能鑑定士Qの事件簿 I

著者 著者:松岡 圭祐

東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか? 謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。凜田莉子、23...

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万能鑑定士Qの事件簿 I

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東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか? 謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。凜田莉子、23歳──瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る「万能鑑定士」だ。信じられないほどの天然キャラで劣等生だった莉子は、いつどこで広範な専門知識と観察眼を身につけたのか。稀代の頭脳派ヒロインが日本を変える! 書き下ろしシリーズ第1弾!!

著者紹介

著者:松岡 圭祐

略歴
1968年愛知県生まれ。デビュー作「催眠」がミリオンセラーに。ほかの作品に「千里眼」シリーズ、「ミッキーマウスの憂鬱」など。

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みんなのレビュー366件

みんなの評価3.7

評価内訳

期待度120%のニューヒロイン誕生。

2010/04/27 08:31

12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

松岡圭祐氏と言えば、まず思い浮かぶのは「千里眼」シリーズである。押しも押されぬ大ベストセラーシリーズとなっているこのシリーズの主人公は、スーパーヒロイン岬美由紀。作品中ではもう、地球的アイドルと言っても過言では無いような存在になりつつある。この岬美由紀こそ氏の生み出した一大ヒロインである事は間違いないと思うが、実は他の作品にも、非常に魅力的なヒロイン達が存在する。マジシャンシリーズの里美沙希や、青い瞳のニュアージュシリーズの一之瀬絵梨香などがそう。それぞれ全く違ったキャラながら、とても魅力あるヒロインとなっている。果たして今回、4人目のシリーズヒロインが誕生した。今回のヒロインは若く美しき鑑定士、凛田莉子その人である。最初に言ってしまうがこの凛田莉子、岬美由紀に勝るとも劣らないほど、魅力的である。
何せ本作品を読んでいて、作品構成のウマさをひしひしと感じた。物語に入りやすく、どんどん興味を引かれて引き込まれてしまう。あらゆるところに、読者を取り込む飽きさせない工夫がなされているのだ。物語は「力士シール」と呼ばれる、太った顔が描かれた風変わりなシールが数千枚、東京中に貼られる事件から始まる。一体誰が何のために貼っているのか。週間角川の若き記者、小笠原が取材を始める。そして入手した力士シールを鑑定してもらおうとネット検索で見つけたのが、万能鑑定士Q、凛田莉子であった。
この導入部分も非常にウマいなと思った。力士シールという、突飛も無いけど滑稽な、ちょっと肩透かしの素材を使って気軽に読者を物語に入り込ませる。しかしここから、読者がはっとする程の展開を見せていくのだ。そのテンポと歯切れの良さが非常に気持ちよく、あっと言う間に物語に引き込まれてしまう。
そしてこのヒロイン、凛田莉子の設定がまた非常にウマい。沖縄は波照間島出身の23歳。ゆるいウェーブのロングヘア、猫のように大きくつぶらな瞳、抜群のプロポーションの美人。しかも非常に理知的だけど、どこか憎めないところがある。ところが万物を鑑定する能力は超人的、と来れば興味をひかれずにはいられない。どのようにして、若くしてその能力を得たのか。きっとすごい過去があったのだろうと想像させられるのだが。なんと過去の莉子は勉強はからっきしの、天真爛漫だけが取り柄の女の子だったのだ。ここでまた読者は、莉子のまさかの過去に「えーっ!」としてやられる。ウマい。それではどうやって莉子は、短時間で天真爛漫キャラから万物を鑑定出来るほどの知識を得ていくのか。読者の興味は増すばかりなのだ。
I巻は大きく「莉子が故郷沖縄を後にして、鑑定士として独立するまで」と「小笠原と出会って力士シールを調査する中で、ある事件に出会っていく」事がランダムに提示される事で進んでいく。その間にちらほらと挟まれる、大事件。うまくしないと非常に分かりずらくなりがちなこの構成だが、もう見事に魅力的に読者を物語に引き込む事に成功している。小さな事件(事象)を重ねる事で読者を飽きさせず、中程度の事件で引き込んで、全てを内包する大パニック事件の発生で、I巻を締めるという。こちらはもう、先へ先へと気持ちがはやるばかりである。全体的な構成のウマさはもう、さすがとしか言いようが無い。
新シリーズスタートとして、物語そのものも構成も、ヒロインの魅力という意味でもこの上無い作品に仕上がっていると思う。そうなると松岡ファンとして気になるのは、岬美由紀との絡みである。過去のヒロイン達は、みな岬美由紀の千里眼シリーズとコラボしてきた。これはファンとしてはたまらない事である。私の年代で言えば、まさにウルトラ兄弟が大集合した時のあの興奮に近いものがある(笑。いつか莉子も美由紀とコラボするのか。そう期待させるキーワードが、本作品にも埋め込まれていたるもするし。そういう意味でも、この先非常に楽しみなシリーズが始まった。凛田莉子のこの先の活躍から、目が離せない。

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躍動感がない

2014/07/10 13:22

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

すべての伏線が、2巻のラストにかけて綺麗に回収され、あっと思わせます。楽しめました。ただ、主人公の女性、作者は魅力があるように描こうとしてがんばってるのですが、正直いまひとつ魅力がない。躍動感がない。何巻も出てるし、今後魅力が増してくるのかな?本当は星3つ

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楽しく読める

2014/01/29 13:21

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る

「人が死なないミステリ」との紹介で購入しましたが、たしかにその通り。ジャンルとすれば、「日常生活での謎」に分類されるかも・・・ラテラルシンキングの説明や、登場人物の描写にややくどいところはありますが、主要人物は個性があってそれぞれ魅力的です。会話のテンポもよく、サクサク読んでしまいます。自分でも解答を考えながら話を読み進めて行けるので、結構楽しいですね。結果として、ラテラルもロジカルも中途半端な凡人であるということに気付かされて、思わず苦笑・・・人間関係が、この先どうなっていくのか、鑑定人シリーズとのクロスオーバーも含めて、続編を読んでみたいと思います。

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万能鑑定士Qの事件簿1 力士シール編 上巻

2015/09/01 17:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わかにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の学生時代と今のギャップが、おもしろかったです。
莉子が試していた、記憶法、私も試してみたいです。
ちょっとした些細な出来事でも、大きな事件につながっていて、おもしろいです。
下巻につづく、思わせぶりな感じで終わったので、下巻が楽しみです。

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面白い

2014/07/25 07:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読書大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分はまだ一巻しかよんでいませんが、二巻をとても読みたくなりました。いい事件簿だと思いますよ。

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電子書籍

ツッコミどころは多いですが

2013/06/26 14:19

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんママ - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白いことは、オモシロイです。
キャラに魅力があり、各鑑定も鋭くていい。
でも、主人公のサクセスストーリーに無理がある。高校までの生活で
感動し、心動かされたことは何度もあるはず。それなら、興味のある部分に才覚の芽はでていないとおかしい。
メインのストーリーも無理があし、ツッコミどころが沢山。

作品としては三流かな。
でも読みやすく、スピード感のある文章、漫画的な雰囲気なので、娯楽作品としてみれば十分楽しめるレベルはあります。

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電子書籍

万能

2013/02/28 10:03

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こうたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公に対する評価が過剰気味な気がするが、どんどん読みたくなる内容だったので予想に反して面白かったです。

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日本を震撼させる大事件勃発

2016/06/06 10:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る

都内中に貼られた力士シールの謎を巡り、雑誌記者の小笠原と共に解明に動く現在視点。
劣等生だった学生時代から知識と観察眼を学び鑑定業に出会うまでの過去視点。
経済破たんにより激変した日本となった未来視点。
3つの時間軸で描かれた一つの事件。『万能鑑定家 凛田莉子』の物語はここから始まる。

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自己評価に偽りなし

2012/05/17 16:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:黄泉傀儡 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本の帯に書いてある「面白くて知恵がつく」は的を得てます。
勉強法…と言うよりは記憶の仕方には納得できるものがあります。

スラスラ読めるしなかなかに面白いです。
納得できる面白さがあります。

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もう少し躍動感があれば最高だが

2015/10/08 12:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

すべての伏線が、下巻のラストにかけて綺麗に回収され、あっと思わせます。
面白かったです。

ただ、ストーリーが上手なのに比べて、主人公の女の子にいまひとつ魅力がない。
もう少し若い躍動感があれば、グッと引き込まれるのだが・・・。
何巻も出てるし、今後魅力が増してくるのかな?

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意外な掘り出し物に感激。鑑定結果は?

2011/03/08 15:34

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koo± - この投稿者のレビュー一覧を見る

ふとラノベなミステリに手を出したくなり購読。装丁がちょっと恥ずかしい。作者は「催眠」や「千里眼」の松岡 圭祐。ちなみに「千里眼」という言葉は氏によって商標登録されているそうだ。昔「催眠」の1巻を読んでピンとこなかったので密かに敬遠していた。さて今回は如何に。

結論からいえば予想以上にGood。良くも悪くも漫画チックなのだが、とりあえず前者として捉えよう。キャラクター小説としては申し分のない面白さ。

主人公の凛田莉子が魅力的。博識の女性探偵というのも案外珍しい。劣等生だった過去とのギャップが功を奏してか、薀蓄も不思議と嫌味に感じない。「学校の勉強は苦手だが読書は大好き」そんなペダンティックでアウトローな少年少女に是非オススメしたい。きっと勇気と希望を与えてくれる筈。

リサイクルショップ「チープグッズ」の瀬戸内社長という存在も実にいい。上京間もない彼女を暖かくバックアップ。眠れる頭脳を呼び覚まし才能を開眼させる。ん、このパターンって・・・そうアレだ、大平 光代の「だから、あなたも生きぬいて」!

1・2巻セットで1エピソードになっているので、ストーリーやミステリ面としては現時点ではなんともいえない。一応、古典的なイカサマトリックや、とある事件の謎解きシーンもあるのだが、ウンチク重視で少々キレ味に欠ける。そこは悪い意味で漫画チック。鮮やかなトリックを求める類ではないかも。

今後、突拍子でもない方向に展開していくみたいだが、さてどうなることやら。シリーズ物なので回を追う毎に過去のエピソードが薄れて行くのは必至。「現在と過去とのギャップ」という飛び道具をなくして、ヒロインの魅力をどうキープできるかが明暗の分かれ目か。肝心の助手がイマイチ魅力薄なのも懸念材料。

ともあれ意外な掘り出し物に感激。☆マークは後編読後まで鑑定結果を保留としよう。さて、今宵はリサイクル書店に急がねば。

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2013/07/02 17:22

投稿元:ブクログ

結構長いシリーズで読むのが楽しみ。それにしても、初巻から解決せずに次巻に持ち越しされるとは思わなかった。すぐに続きを読まなくちゃ。ラストで日本経済崩壊って、どこまで話を広げるんだって感じだけど、次で決着できるんだろうか。

2012/09/24 04:30

投稿元:ブクログ

さすがの松岡さん!なのでした、、読ませてくれまする! 時差ぼけで その2を間違えて買ってしまいましたので、、続編を買わないとなりませぬw

2010/06/06 06:38

投稿元:ブクログ

松岡ワールドに新たなヒロイン登場。博覧強記の弱冠23歳が、東京都内に増殖する「力士シール」の謎を追う。

ハイパーインフレの近未来と、信じられないほどの天然キャラで劣等生だったヒロインの生い立ち話が交互に織り交ざる展開。

Qの意味も(マラソンランナー高橋尚子さんの場合も含めて)解き明かされる。

全く、読者を惹きつけるコツというか、リーダビリティというか、ハイパーインフレって何?!・・・次巻を読まずにいられるか!という脱帽ものです。


(2010/6/2)

2010/07/24 16:51

投稿元:ブクログ

新しい松岡圭祐のシリーズもの。
先月、本屋で見つけて、びっくりした!
しかも、書き下ろし。
しかも、すでに、何巻も出てるし!
とりあえず、ⅠとⅡはセットになってるというので、2冊購入。

が、しかし、W杯が開幕してしまい、思うように読めずーー;
1ヶ月以上かかってしまった・・。
速読の技術がほしいーー;

ストーリーはというと、
とてもお勉強のできない沖縄の子、凜田莉子が主人公。
故郷である沖縄にある島は、経済的に困っていた。
それを救おうと、誰かが東京に出なくては、
という島の期待を背負っての上京する莉子。

しかし、なんの取り柄もなく。
だけど、何かを成し遂げたい!という気持ちが強くブレていなければ
いろんな縁が生まれてくるわけで・・・

あれよあれよと、莉子は、色んなものを、ありとあらゆる物をみる目があり
鑑定士への道へと歩む。

そこで客として現れたのが、週刊誌の記者、小笠原。
この小笠原のキャラがいまいち不明。
小笠原の感想で、莉子が、とんでもなく美しく、天然キャラで
切れ者なんだっていうのは伝わってくる。

でも、この莉子の1つの鑑定が、説明くさくて
なんとなく嫌気がさしてくるんだよねーー;
岬みゆきを、さらにくどくしたみたいで。

千里眼のスケールが、あまりにもデカすぎたので、
拍子抜けした感もあるんだけど。
たまには、こういうアッサリめの松岡圭祐も良いのかも。
2冊で1組だというので、Ⅱに進んでみます。
もちろん、このシリーズは、読破のつもり。

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