電子書籍
スキン・コレクター
著者 ジェフリー・ディーヴァー , 池田真紀子・訳
ボーン・コレクターを継ぐ殺人者、登場。毒で刺青を彫り人を殺す犯人はボーン・コレクターの模倣犯か? 悪の天才とリンカーン・ライムの究極の戦いが開始される! 最新作。
スキン・コレクター
スキン・コレクター (「リンカーン・ライム」シリーズ)
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電子書籍
面白い!
2016/06/26 12:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けいたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初から引き込まれて、あっという間に読みきってしまいました。最後に驚くような展開が待ち受けていて、しばらくは誰も信じられなくなりました(笑)
ボーンコレクターはまだ読んでいませんでしたが、すごく興味が沸きました、今から購入して読みます!!
紙の本
2度読み返しても、昂奮は変わらず
2015/11/25 10:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:seahorse - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回、毎回ものがたりの面白さと、お約束のどんでん返しに唸らせられっ放しです。
今回は、それにプラスして、過去のある意味懐かしい人物が登場し、さらに、これから書かれるであろうものがたりの期待も高まりました。この本を2回読んだ後、「ボーンコレクター」、「ウォッチメーカー」を書棚から引っ張り出しています。
紙の本
ライムシリーズ最新刊
2015/11/09 00:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マイページ007 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ライムシリーズの第一作品目のボーンコレクターを模している?そんな連続殺人犯スキンコレクター。
ウォッチメイカーも登場する今作品。
怪しいやつ、疑わしい状況に注意して、それが伏線であろうと推測して読んでいても、どんでん返しされてしまう。私の頭脳はライムには到底及ばないのはわかっているけれども。
アメリアとパムの関係、ロン・セリットーにとって次作以降のターニングポイントになるであろう作品だった。
ネタバレしないように書くのは困難だ。
紙の本
どんでん返しのパターン化による新作誕生の可能性
2021/02/07 22:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ライムシリーズの作品である。本編はライムのいつもの仲間がそれぞれ縦横に活躍し、しかも事件へのかかわり方が半端ではない。ディーヴァーの作品に登場する犯人にはコレクターと名付けられる者が多い。第一作品に登場したのが『ボーン・コレクター』であった。骨に執心した犯人には猟奇性を感じさせ、あまり気分の良い登場人物ではなかった。
本編もコレクターである。タイトルからも分かる通り、スキン、つまり皮膚である。皮膚のコレクターとは何か。最初に連想するのが入れ墨である。本編ではディーヴァーが入れ墨、タットゥーについてかなり詳しく、流行も含めて解説している。最近のディーヴァーはそのままコレクターが最終的な犯人になることはないと、読者は勘づいているであろう。
書籍の小説では似顔絵、写真など、犯人のIDを明確にすることは少なく、その行動などで特定し、読者の認識を得ている。したがって、偽名を使ったり、変名であっても、とくに断らない限り、分からないものであるのは当然である。
そこに付け込んだのがディーヴァーである。当初の連続殺人ではタットゥーによって毒物を体内に注入するという手口であったが、話が進むにつれて様相が変化してくる。そして、物語の最終局面ではとんでもない方向にいる犯人が明らかになる。具体性のないこのような記述では、ディーヴァーのこれまでのストーリーに全て共通することになり、訳が分からない表現となる。
しかし、それがこの作家の持ち味であり、今のところ飽きも来ないのである。この手法であれば、いくらでも新しい作品を生み出すことが出来よう。今後もこの手で当初の殺人事件とは別の場所に真犯人がいるかも知れないし、それまでのストーリーに登場した登場人物全てが怪しく思われる。
このようにしてみると、今後の作品パターンがどのように変化していくかも見どころの一つかも知れない。
紙の本
どんでん返し
2015/11/29 20:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:gaga - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんでん返しがあるとわかっていてもやはりやられた、という思いをさせてくれます。ディーバーは安定感がありますよね。
紙の本
マンネリと紙一重の安定の面白さ
2018/05/06 06:47
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投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ボーン・コレクター』からもう20年がたつそうですよ・・・。
あの頃、『ボーン・コレクター』を読んでからわりとすぐに映画が公開されたので、リンカーン・ライムのイメージは今でもちょっとデンゼル・ワシントン・・・違うとはわかっているのですがね。でもアメリア・サックスは早い段階でアンジェリーナ・ジョリーではなくなったのに・・・不思議。
かつての有能な鑑識官、現在はニューヨーク市警と顧問契約をしている犯罪科学捜査官のリンカーン・ライム。彼と彼が選り抜いたチームはこれまでにいくつもの難事件を解決してきた。ある日、スキンアート(タトゥー)に毒物を彫り込まれた遺体が発見される。被害者から発見された微細証拠によれば、犯人はボーン・コレクター事件とリンカーン・ライムについて学んでいるらしい。あの事件とこの犯人は何か関係があるのか?
そして<ウォッチメイカー>事件の犯人が獄中死したとの連絡が入る。 火葬場に彼の共犯者は現れるのか?
と、長く続いているシリーズ作品らしい、過去の事件について言及されるサービス作品でした。とはいえ、シリーズを一通り読んでいることが前提なので読者を選ぶけど(でも、シリーズものをここから読む人はいまい)。
ウォッチメイカーについては、『ウォッチメイカー』以降何作品かに顔を出しているのでそれほど特別感はありませんが、<ボーン・コレクター>が出てくるのはすごく懐かしい感じが。時間の経過とリンカーンの変化が改めて感じられます。
で、どんでん返しの達人と呼ばれるジェフリー・ディーヴァーですよ、「ウォッチメイカーが獄中死」と聞かされて「そうですか」とすんなりと受け入れる読者がいるだろうか! この20年近く、読者もまたすれっからしになっているわけで、さりげなく書かれているようでいて「これって絶対伏線でしょ!」と見抜く力もついてしまっています。
『ボーン・コレクター』のときのような先の読めないジェットコースター感はもう得られないけれど(でも多分、シリーズを読み続けている人の中には同じような衝撃を求めている人もいるんだろうな、とは思う)、ある意味安定した面白さなんですよね。それをマンネリととる人もいるだろうけどさ。
だけど、今回みたいな驚きはいらないから!
チームのメンバーに本気の生命の危機、とかほんとにやめてほしいわ。<スキン・コレクター>事件の解明よりも、あの人が死にそう、というほうがずっとハラハラドキドキで。それはずるい手だわ!
おかげで事件の真実がわかるところはちょっと笑ってしまいそうになったんだけど、でも今回も十分に楽しめました。
『CSI』も『メンタリスト』も終わったからかテレビドラマへの悪口(?)は出てこなくなり、やっぱりちょこっと日本ネタが出てきたりと、そういうリアルタイム感(翻訳による時差はあれど、最小限)もまた面白く。安定、ですね。
紙の本
ボーンコレクターを思い出すのは私だけではないだろう
2017/05/14 18:43
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投稿者:crvmain - この投稿者のレビュー一覧を見る
地下トンネルで発見された被害者に彫り込まれた数字のタトォーは、まさに新たなシリアルキラーの登場するサスペンス劇の幕開けを思わせる。
そして、被害者は拡大していき、リンカーンチームのアメリアやロンも標的にされることになりついには、リンカーン自身も狙われてしまう。
計画的かつ完璧な犯行を行う未詳(スキン・コレクター)の犯行現場からは、科学捜査に必要な微細証拠もほとんどない状態。
数少ない微細証拠と、被害者体のタトォーや犯行の経緯などからリンカーンは犯人像を組み立てて行く。
リンカーンの予測は、被害を軽くし、犯人逮捕に再三近づく成果を挙げて行く。
「どんでん返し」のディーヴァーは、そう簡単に新たなシリアルキラーの物語にはしてくれないのは、想定内なのだが今作品は久しぶりにキレがある展開で最後まで引っ張ってくれた。
刑務所の中のウォッチメイカーとの関わりなど少し強引なところは感じられるが、次作への伏線となっているのかもしれない。
スキン・コレクターの捜査陣の動きまでも予測にいれた周到な計画に、ディーヴァーの執筆方法を重ね合わせてしまう読者もまた私だけではないだろう。
紙の本
「ボーン・コレクター」から20年
2016/12/20 17:01
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投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ボーン・コレクター」から20年かあ。話の展開は大体いつも通り。悪く言えばマンネリだが、よく言えば安定感がある。これだけ書き続けて、いまだに面白いんだから大したものである。訳者あとがきでは「ボーン・コレクター」で一躍ブレイクしたみたいなことが書いてあったが、私はそれより前の「静寂の叫び」が好きだったな。