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大世界史 現代を生きぬく最強の教科書
『新・戦争論――僕らのインテリジェンスの磨き方』に続く、最強コンビによる第2弾!いま世界は激動の時代を迎え、これまでの秩序が揺れ動いています。こうした混迷の時代こそ歴史を...
大世界史 現代を生きぬく最強の教科書
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大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書)
商品説明
『新・戦争論――僕らのインテリジェンスの磨き方』に続く、最強コンビによる第2弾!
いま世界は激動の時代を迎え、これまでの秩序が揺れ動いています。こうした混迷の時代こそ歴史を学ばなければいけません。現在の世界の動きをとらえ、各地で起きている事態を読み解くためには、その背景を知ることが必要なのです。高校時代、世界史が苦手だったという著者の一人、池上彰さんは、「歴史」を知るとは、生きていくために「自分」を知ることだと、いま感じているといいます。
もう一人の筆者、佐藤優さんは、歴史を学ぶことは、主婦やビジネスパーソンにも意味がある、といいます。歴史を学ぶことで、自分では実際に経験できないことを代理経験することは、組織の理不尽さに直面したときにものをいうというのです。歴史を学ばない人は、どんな成功者やエリートであっても意外に脆いものだとか。
中東、トルコ、中国、沖縄、ロシア、アメリカ、ドイツ……大きな節目にある「世界の今」を、「大世界史」でとらえなおし、そこからビリギャルの世界史的意義や日本の教育問題までの議論を収録した一冊。現代を生き抜くためには必要な知識をもたらす最強の教科書です。「最強の世界史勉強法」も巻末についています。
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紙の本
ビリギャル
2016/01/20 23:20
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bookman - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビリギャルに対する佐藤さんの分析は、たいへん面白かった。こういう見方もあったのかと思いました。対談なので読みやすいが、中身は濃い。毎年、この二人が対談する本を出版してほしいですね。
紙の本
現代世界の諸問題の背景がわかる
2016/05/14 19:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りんりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
お二人の情報量と洞察力にはいつも感心させられるが、各国の歴史と現代世界の諸問題を現地情勢や背景を捉えてわかりやすく分析・解説された大人の教養書で秀逸もの。
特に、中東情勢をアラブ、ペルシャ、オスマントルコに由来する視点から分析した整理は目に鱗。ギリシャ、韓国問題の捉え方も腹落ちする分析で興味深く拝読させて頂いた。
紙の本
歴史はてがるに学べない
2015/10/28 17:14
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケルベロス - この投稿者のレビュー一覧を見る
水戸黄門が「大日本史」の編纂をはじめたのにならい、出版不況知らずのジャーナリストと作家のふたりが「大世界史」の記述に取り組んだ。一口に世界史といっても、この時代の話は面白くて好きだとか、中国史は好きだが欧州史は苦手とか、人それぞれだろう。だが、それでは歴史の理解は深まらず、現在の自分の立ち位置が認識できないと考える二人は、イスラム、中国、ドイツ、米ロ、などを軸に幅広く、かつ長いスパンで歴史をとらえようとする。新聞でも外報面は、もっとも読まれないページのひとつと聞くが、それはおそらく、多くの読者に世界史に対する知識が不足していることも一因であろう。この本を読んでから、新聞の外報面を「ななめ読み」すると、少しは外報面が面白くなるかもしれない。
紙の本
読んでおかなければならない教科書
2017/11/21 11:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ap - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みやすいです。読んで思ったのは、本当に世界のこと知らないなぁ…っていう、自分への残念感でした。
多分周りでも知ってる人は少ないと思うのですが、これは『現代』という時代を生きる上で、知っておかなければならないことだと思います。
でないと、どんどんどんどん世界取り残されていく。
政治も経済も、なぜ日本が後進国になっていて、なぜそれをほとんどの日本人が知らないのか? この本を読んで考えてほしいです。
紙の本
世界史の転換点
2015/11/14 10:00
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「新・戦争論」の続編です。「現代をよりよく理解するために、世界史から現代を見ることの必要性という視点(6ページ)」でまとめられた本です。
中東・トルコ・イラン・中国・ドイツ・米国・ロシア・沖縄といった各論から、核兵器・近代の世界観・教育といった個別テーマについて、対談形式で掘り下げていくというものでした。佐藤氏のやや毒舌めいた発言に対して、池上氏の平易な解説で補完・中和するというやりとりが絶妙な説得力を持たせているように感じました。
中でも、エルドアンがカリフになろうとする野望(56ページ)、メルケルが盗聴された裏事情(123ページ)、イスラム国が核を持つ可能性(第8章)等は、新聞を読む際の新たな視点となりました。一方、佐藤氏の中韓寄りの発言や沖縄独立を煽るかのような発言、そしてビリギャルを軽蔑するような発言等には違和感が残りました。
良くも悪くも米国の揺るぎない覇権が戦後の世界平和を保障していたのでしょうが、最近その弱体化によって、再び世界は急速に流動化し始めています。特に大国の帝国主義指向は、戦争前夜のように感じます。本書は、ぜひシリーズ化し、世界情勢の深読みを披露してもらいたいと思いました。
紙の本
大世界史
2017/12/31 12:21
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hitakeyasuko - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段は新書も歴史書もあまり読みませんが、たまたま手元にあり、移動時間つぶしに読みました。とても分かりやすく、すぐ読み終えられた。面白く読めた。
紙の本
時事問題はその時に読まないといけなあなあ。
2017/04/25 21:18
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時事問題を扱うのだから、状況が変わってしまっていて、既に古くなっている部分がある。しかし、平成15年10月の発行日の時点でオバマ大頭領をレームダックと言い切っているのは流石であるも