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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2006/12/01
  • 出版社: 吉川弘文館
  • サイズ:19cm/214p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-642-05622-X

紙の本

鉄道忌避伝説の謎 汽車が来た町、来なかった町 (歴史文化ライブラリー)

著者 青木 栄一 (著)

明治の人々が鉄道建設による悪影響に不安をもち、鉄道や駅を町から遠ざけたという鉄道忌避伝説。果たしてこの伝説は事実なのか? 全国各地の実例を検証し、鉄道のルートや地形など様...

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鉄道忌避伝説の謎 汽車が来た町、来なかった町 (歴史文化ライブラリー)

税込 1,870 17pt

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商品説明

明治の人々が鉄道建設による悪影響に不安をもち、鉄道や駅を町から遠ざけたという鉄道忌避伝説。果たしてこの伝説は事実なのか? 全国各地の実例を検証し、鉄道のルートや地形など様々な視点から伝説の謎に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

青木 栄一

略歴
〈青木栄一〉1932年東京都生まれ。東京教育大学大学院理学研究科博士課程(地理学専攻)修了。理学博士。東京学芸大学名誉教授。著書に「シーパワーの世界史」「日本の地方民鉄と地域社会」など。

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みんなのレビュー12件

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評価内訳

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紙の本

日本人の多くが信じ込んでいる誤り「鉄道忌避伝説」について詳述

2017/10/25 14:34

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:miyajima - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本全国に鉄道にまつわるこんな話があります。

「明治の人は鉄道がとおると宿場が寂れるといって通過や駅の設置に反対した」
「蒸気機関車からでる火の粉で火災がおきたり、煤煙で桑が枯れる(以下略)」
「鉄道が通って便利になると若者が町に遊びに行って堕落するから(以下略)」
「江戸時代に栄えたこの町に鉄道が通っていないのは、先祖たちが鉄道通過に反対したからだ」

これらの話はとても有名で、近世交通史研究の第一人者の書物や郷土史や教科書(特に副読本)にまで掲載されていることが多数あります。私自身も小学校の頃にこの話を担任の先生から聞いて今まで信じ込んでおりました。

ところが本書によれば、実際には各地ともかなり早い段階で鉄道の有効性を認識し、導入を積極的に働きかけていたというのです。そして宿場が寂れるからとか、沿線の桑が枯れるからという理由での反対は全くといっていいほど確認できなかったというのです。

先に挙げた研究も鉄道忌避を示す一次史料を示していないのです。だから本書のタイトルは「鉄道忌避“伝説”」というわけ。これは久しぶりに興奮する本を読みました。
著者は鉄道忌避伝説のある各地の路線を徹底的に調べました。その結果、多くの場合が地形の制約でそこしか線路を通すことができなかったり(岡崎とか上野原とか船橋とか)、すでに栄えていた中心街を地上げするには予算が足りなかったり、会社の都合だけによるものだったり(流山)。あとは茂原のように隣村との駅誘致合戦の結果両村の中間に駅ができた例ばかりだったのです(にもかかわらずいまだに忌避伝説が信じられているのですが)。

最も常識化している全国にある宿場町や水運関係者による反対についてはほとんどなかったというのが史実のようです。

アカデミズムは地方史を軽視してきており、研究は地域の教養ある階層によって進められてけれど、史料吟味の訓練を受けていない人が多かったことから厳密性を欠いて進められてきたと著者は指摘します。

そのような環境の中1950年代以降の地方史ブームの中で一次史料の検証がないまま鉄道忌避伝説が広まっていったと。その後地方史研究が盛んとなりアカデミズムの参入も広まったのに、鉄道史については研究人口が少ないままであったのがこの伝説を野放しにした理由になっているということです。

それでも救いは最近になってようやく地方史誌などでも鉄道忌避伝説を扱うトーンがダウンしてきているケースが出始めていることでしょうか。といいつつ圧倒的多数はこの伝説を史実として扱っているのですが。

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紙の本

鉄道忌避はなかった。

2022/05/15 18:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る

旧街道から鉄道路線が離れている区間について、これまでまことしやかに伝えられてきた宿場町や水運業者が鉄道を忌避したという話が一次史料には出てこない虚構だったということに驚いた。これまでいろんなところで類似の話があたかも史実かのように語られていたので当然根拠があるものだと思い込んでいたので本書で目から鱗が落ちる思いをした。旧街道から鉄道路線が離れているところは当時の鉄道技術と地形を考えれば至極妥当な経路であることや沿線では忌避どころか誘致の方が盛んであったことなど勉強になる。本書が出版されてもう15年経ってるのに未だに鉄道忌避伝説が払拭されていないことに問題の根深さを感じる。

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2007/10/14 23:22

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2008/11/01 12:29

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2009/06/12 00:04

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2010/06/16 23:36

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2011/06/05 15:51

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2011/10/02 09:51

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2012/08/07 21:35

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2013/11/07 23:55

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2019/10/16 08:35

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2022/04/10 17:52

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