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紙の本
みかんとひよどり (角川文庫)
著者 近藤 史恵 (著)
山で遭難したシェフの亮二を助けてくれたのは、無愛想な猟師・大高だった。以前からジビエ料理を出したいと願っていた亮二は、人を避け自然の中に生きる大高のもとに通いはじめる−。...
みかんとひよどり (角川文庫)
みかんとひよどり
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商品説明
山で遭難したシェフの亮二を助けてくれたのは、無愛想な猟師・大高だった。以前からジビエ料理を出したいと願っていた亮二は、人を避け自然の中に生きる大高のもとに通いはじめる−。ジビエを通して繫がるふたりの成長物語。【「TRC MARC」の商品解説】
シェフの亮は鬱屈としていた。創作ジビエ料理を考案するも、店に客が来ないのだ。そんなある日、山で遭難しかけたところを、無愛想な猟師・大高に救われる。彼の腕を見込んだ亮は、あることを思いつく……。【商品解説】
著者紹介
近藤 史恵
- 略歴
- 1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。93年、『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞して作家デビュー。以来、細やかな心理描写を軸にした質の高いミステリ作品を発表し続ける。2008年『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞を受賞。その他の著書に『ねむりねずみ』『散りしかたみに』『桜姫』『二人道成寺』『ダークルーム』『モップの精は旅に出る』『さいごの毛布』『スティグマータ』『シャルロットの憂鬱』など多数。
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本当のお店があったらいいのに
2022/08/21 15:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななな - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公が山で遭難するところから始まる。結構ヤバい状況ではないかと思っていると犬を連れた男に助けられる。
男の職業は猟師。世捨人みたいな暮らしをしている。料理人の主人公が近づいても頑な。ある事件をきっかけに、付き合いができる。男の過去に何があったのか。
そんな緊迫感のある間に出てくる料理がとても美味しそう。本当のお店があったらいいのに。
紙の本
犬と狩り
2022/01/15 16:19
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
おいしそうな料理があちこちに出てきて食べたくなりました。登場人物達のジビエのこだわりに考えさせられるところがありました。坂木司先生のおまけも良いです。
紙の本
命とのつきあいかた
2023/03/03 13:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
犬の描写はこの作者ならでは。かわいい。
狩猟とジビエを巡り「命をいただく」という行為を考えざるを得ない物語だと思う。
生きているものを食べる事の罪悪感、極端な犯人の思考、狩ったいきものを処理し、調理する人。
すべてにおいて正解はないのが辛い。
せめて、食べものを粗末にしないで生きていきたい。
そう思う。
紙の本
絞り切れない後味。
2023/02/07 20:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーは苦手なので、この作品なら読めるかと購入。
犬の存在もかわいくてスイスイ読んでいたが、結局何が言いたいのかを掴めなかった。
テーマの広げ過ぎではないか?
電子書籍
淡々とした友情
2021/11/01 22:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジビエ料理店のシェフと、狩猟で身を立てている男の淡々とした友情話?
ちょっとミステリーも入っているが、狩猟したものをどう食べるかの描写が多く、ミステリとしては弱い感じでした。
主人公が学校の成績は良かったのにオーナーシェフとしては店を潰してしまった理由が分からないまま終わったような。
紙の本
作家さんで買っちゃう
2021/09/30 21:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ありすばぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新刊出てると買っちゃう作家さんいますよね。今回は特に表紙もかわいいし、タイトルもかわいいし、すぐには読む予定なくても持っていたい感じです。