「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
経済成長主義への訣別 (新潮選書)
著者 佐伯啓思 (著)
私たちは実に大きな誤解をしている。「経済成長が人々を幸福にする」という思い込みだ…。日本を代表する社会思想家が、「人間にとって経済とは何か」「豊かさとは何か」を根本からと...
経済成長主義への訣別 (新潮選書)
経済成長主義への訣別(新潮選書)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
私たちは実に大きな誤解をしている。「経済成長が人々を幸福にする」という思い込みだ…。日本を代表する社会思想家が、「人間にとって経済とは何か」「豊かさとは何か」を根本からとらえ直す。【「TRC MARC」の商品解説】
非難すべきは、資本主義ではなく、経済成長主義なのだ。私たちは実に大きな「誤解」をしている。経済成長が人々を幸福にする――という思い込みだ。すでに到達してしまった豊かな社会でこれ以上の成長至上主義を続ければ、人々の「ふつうの生活」は破壊され続けるだけなのだ。日本を代表する社会思想家が、「人間にとって経済とは何か」を根本からとらえ直した圧倒的論考。【商品解説】
著者紹介
佐伯啓思
- 略歴
- 〈佐伯啓思〉1949年奈良県生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。社会思想家。京都大学名誉教授。同大学こころの未来研究センター特任教授。「隠された思考」でサントリー学芸賞を受賞。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
これからの社会を模索するに最適の書です。
2017/07/19 00:56
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:汗牛充棟マン - この投稿者のレビュー一覧を見る
私としては、この20年、黄金の(?)80年代のような時代の再来を待ったのですが、それはかなわない夢であったようです。
今の日本人はほとんど買いたいものを買いそろえて、欲しいものがない状態であるからこそです。
いつまでも経済成長をしようという思想をやめて発想の転換をすべき時期に来ているというのが佐伯氏の主張であり、同調の学者はこれまで多くいましたし、それをあとづけるものでしょう。
しかし、その転換の思想(=脱成長)は貧しい社会でも、停滞社会でもないというから安堵の思いになりました。
もう高度成長のできる社会ではないという気持ちになって、次代の思想を構築するのが賢明であることがわかりました。
賛同してくれる人が多く出たら、大いなる進歩でしょう。
紙の本
賛同できません。どうしたのでしょうか。
2022/04/03 16:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
平和にしろ、経済成長にしろ、お尻に”主義”がつくとおかしな感じになるでしょうか。そう考えているのは私だけですかね。平和は本当に大事にしたいことですよね。でも、何を指して平和というのでしょうか。戦って戦って勝ち取る平和もあると思うのです。戦争はいけないとは思いますが、言っても聞いてくれない相手と交渉するときは、戦争も一つの手段として覚悟しないといけないと思うんです。それを戦うって手段を止めさせるっていうのは、違うと思う。
経済成長でもそう。人間しろ、企業にしろ、経済にしろ、国家にしろ、成長しないといけないと思うんです。成長するから明るい未来を描けると思うんです。成長を邪魔することは慎むべきだと思うんです。
〇〇主義というものを大声でいう人、振りかざす人を注意深く見ていかないといけないと思うんです。
この作者のこれまでの論考は賛同できるものが多かったのですが、日本経済は成長できると言うのはいかんという主張は、賛同できません。どうしたのでしょうか。