紙の本
これぞ、ゆゆこ作品
2022/12/11 04:48
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
疾走感、生きづらさ、救い、これぞまさしくゆゆこ作品という内容でした。素晴らしい。
ページ数のわりに多くはない登場人物で綺麗にまとまってるし、もちろん話も面白いし読みやすい。
何より弥勒と嶋の関係が最高でしかなくて、ずっと二人の物語に触れていたいと思えました。
紙の本
すごい!
2022/06/20 18:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maro - この投稿者のレビュー一覧を見る
笑えて泣けて、とにかく良かった
ここまで全てに納得できて不満が残らない爽やかな読後感の小説に出会えて嬉しい
その後の2人が約束を叶えていくお話しも読みたいなぁ
紙の本
めちゃくちゃおすすめ
2023/01/26 23:02
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投稿者:雪椿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者の独特な文体でサクサク物語が進みます。
二人の掛け合いが面白くて好き。
弥勒視点の時は切なくて感動した。
読み終わった後に叫びたくなる本。
紙の本
【交わる筈もない孤独な星が交錯しあって、夜空に輝きを放つ】
2023/03/07 23:44
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投稿者:えびし - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノ一筋の幸紀は、思わぬ挫折により家出し、ホストである弥勒に拾われ、奇妙な共同生活を始める物語。
ピアノが生き甲斐だったのに、居場所を失くして途方に暮れる幸紀を救った弥勒。
彼の住居に転がり込むとそこはゴミ屋敷のような汚部屋で。
ピアノ以外何も知らない幸紀と家族に対して問題を抱える弥勒。
互いに孤独な星を抱える彼らは部屋を片付ける事で居場所を作る。
互いに暗い喪失を抱えながらも繋がる事で生き永らえる。
各々の日常に戻っても彼らにはきっと生きる意味があるのだ。
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【ありえない二人の関係に萌える!】15歳の嶋はピアノ一筋の人生が暗転し家出をし、25歳のホスト、弥勒と出会う。それぞれに問題を抱える二人が織りなす胸アツ物語。
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すごく面白かった。
青春だけの青臭さだけじゃない。
みんなの黒い部分が
だんだんと光に満ちていく。
そんな話。
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・11月25日に読み始め、28日に読み終えました。
・おもしろかった! ボーイ・ミーツ・ボーイではないか……!?と思って表紙買いしたけど、とても良いボーイ・ミーツ・ボーイだった……
・めちゃめちゃハッピーエンドじゃん! こんなに嬉しい気持ちで終えられると思ってなかった。25歳の弥勒と15歳のしまだったらボーイズラブじゃないけど、35歳の弥勒と25歳のしまはボーイズラブになっちゃうじゃん(?)だから(??)再会できると思ってなかったなあ。
・あと文体がラノベっぽくて、ラノベには10年以上触れてなかったから新鮮だった。作者さんがもともとラノベの人なのね。
・帯に抜粋されている「十五歳だった。世の中のことなんか、なんにも知らなかった。」がしまにも15歳だったころの弥勒にもかかってて良い。
・1日ならまだしも、2日3日経っても探しに来る気配がない父母は本当に大丈夫なのかと思ってたけど、もう序盤も序盤で弥勒と通じてたんだね。弥勒と話してしまが弥勒のうちにいることを了承した父母、めちゃめちゃいい人だな。いい人だなというか…… 本当にしまのこと愛してるんだなって感じた。超良い家庭。
・弥勒、しまに安心できる場所として自分の家/自分という人間を提供して、衣食住を与えて保護して、これまでなんで生きていたのかわからない自分の10年を(そしてそれからも続く人生を)しまに生き直してもらうような気持ちだったのかな。
・あとインターネットミームの解像度すごい。めちゃめちゃ最近のネタがサラッと描写されててびっくりしたけど、この本今年の6月刊行なんだった……
・このあたりからのしま、めちゃめちゃいいよねえ…… 若さゆえの行動力、果敢さ、後先考えてなさが弾けてて良い。はじめに家出したときと違って、怯えだったり恐怖があんまりなくて、ただひたすらに弥勒を求めて前進しているのが綺麗だ。
・しまのピアノを聞いて、次の10年後の爆発も見るために希望を持って走り出してしまの場所にたどりついた弥勒、とってもとっても、ハッピーですね…… 弥勒が投身自殺に失敗したとき、見続けていた14階からの風景の終わりがしまの元だったというのが最初にしまが弥勒のもとに落ちてきたときとの対比になってるのはもうめちゃめちゃ良いんですが、しまの2回目の家出のときの、しまが乗ったあとのタクシーに弥勒が乗っていたというのもふたりの立場?動き?が逆転した描写にもなっているようですごいなーと思った。
・あとこれ打ってて気づいたけど、しまが15歳のときに弥勒の上に落ちたときと同じように10年後も弥勒の上に落ちてきたんだね! ウワア~。 ディズニー行ってくれ。
・25歳からの弥勒の10年はどんなんだったのかな。お姉さんと楽しくやっていたらいいな…… 幸せになってくれ。
・未来への希望が溢れた話だった。良かった! しまの光属性がめちゃめちゃだったな。その光がまわりを問答無用に照らし出す爆発の光なのもまたいい。ピアノという繊細さを表すような楽器との差がまた良い。あと浜尾くんと友達になれてよかったね、ほんとにね。
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あまりに残酷であまりに眩い青春小説。移動中に読んでいたら途中から涙が止まらなくなり、恥ずかしい思いをしました。アツかった、よかった。
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全てが最高。冒頭からラストシーンまで退屈な場所が一つもない。弟のやりとりとホストクラブのシーンでガチ泣きした。
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序章部分なんだけど脱落しそう…これからおもしろくなるの…か?家出少年、ワケありホスト。
家出男子はTHE隠キャ思考で、ずっとそのテンションなのかとすぐ飽きてしまった。というかラノベのノリについていけてない自分。両視点好きな方だけど読みにくい…。
家出したとたんにヤンキーに追いかけられて、助けを求めたのが一風変わったホスト???また余裕ある時読み直そう…
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めっちゃ好き!!!
弥勒が、お姉ちゃんと少しずつでも明るい世界を歩けるように心の底から願いつつ。。
もー、ほんまにしまが好き!!弥勒が好き!
出てくる人ほんまみんな好き!!
弟めっちゃ良い子!両親めっちゃ素敵!
シマがお店で全身全霊でらピアノ弾いてるシーンは圧巻。弥勒に生きてて欲しいって思いがビシバシ伝わって来てめちゃくちゃ泣けた。
2人でディズニー楽しんで欲しいな。。
そして、お姉ちゃんが幸せになって欲しい。
素敵なお話やった!また絶対読む!!
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最初は伏線だと思われる文章が所々出てきて理解出来ずにそのままにしていたが後にしっかり伏線回収。少し序盤でしつこいと思ったりもしたけど途中からそんなの全く気にならなくなって夢中で読んだ。昨日読み始めて今日読了。少し時間を空けてもう1回読もうと思う。これを読めばしばらくの間幸せになれます。弥勒と嶋に幸あれ!!!!!!!
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心地良い読後感。少しの不思議をスパイスに15歳の魂は響き合う。まるで双子のようで運命のようで。その共鳴は爆発のように全てを白く無に還し、夜を渡り何度でも新しい朝を迎える。目を背けたい事実が分かりやすい悲劇に帰さずホント良かった。嬉しかった。
少なくともこれからの10年、自分も希望を抱いて生きたいと思った。
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真逆なようでどこか似ている2人が惹かれあい、別れ、生きる意味を見つけて再び出会うまでが丁寧に書かれています。
ライトノベル的なノリが多く(特に序盤)読むのに少々気力がいりましたが最後には心がほっこりしました。
こういうブロマンスもっと増えてほしいなぁ。
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クライマックスは本当に本当に「閃光」だった。
前半の軽いノリに油断してたら、ものすごいスパーク。ちょっと今までの読書で経験したことないくらいの眩さだった。
勝手にジャンルを決めつけて手に取ってごめんなさい。また気になる作家さんが増えた。ありがとう。