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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/03/11
- 出版社: 法藏館
- サイズ:15cm/318p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8318-2606-0
紙の本
地獄 (法蔵館文庫)
“あの世”を知るための概説書。「地獄」の成立・展開の歴史と、人びとが末法と堕獄に怯えるなか、地獄と対照的な場として急浮上する「極楽」の歴史を、浄土教に精通した碩学が、詳細...
地獄 (法蔵館文庫)
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商品説明
“あの世”を知るための概説書。「地獄」の成立・展開の歴史と、人びとが末法と堕獄に怯えるなか、地獄と対照的な場として急浮上する「極楽」の歴史を、浄土教に精通した碩学が、詳細ながらも平易な語り口で網羅的に紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
地獄。それは誰もが墜ちたくない場所だろう。なぜ我々はこれほどに地獄を恐れるようになったのか――。
「地獄」の成立と展開の歴史と、平安後期、人々が末法と堕獄に怯えるなか、地獄と対照的な場として急浮上する「極楽」の歴史を、浄土教に精通した碩学が、詳細ながらも平易な語り口で、網羅的に紹介する“あの世”を知るための恰好の概説書。解説=末木文美士。
***************************
本書は、浄土教に詳しい博学の仏教学者による地獄論である。……読みやすい文章で、インドに発する地獄に関する原典から、地獄と極楽を含めた日本の浄土教の展開、そして近世へと巧みに話を進めて行く。それゆえ、流れに従って読んでいけば、ほぼ地獄・極楽の歴史と思想の概略を捉えることができる。(「解説」より抜粋)【商品解説】
古代インドの発祥から中国・日本での「地獄」の展開、その対概念として浮上する「極楽」の歴史を詳述。地獄を知るための恰好の概説書【本の内容】
目次
- Ⅰ
- 地獄とは何か
- 地獄苦
- Ⅱ
- 地獄の受容
- 地獄と浄土の思想
- 『往生要集』の極楽
- 極楽への誘い
著者紹介
石田瑞麿
- 略歴
- 1917年北海道旭川市の浄土真宗本願寺派慶誠寺に生まれる。1941年東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業。「仏教を研究するなら僧侶にはなるな」との父の勧めで、在家を通した。文学博士。東洋大学教授のほか、武蔵野女子大学などで講師を務める。1985年仏教伝道文化賞を受賞。1999年歿。著書に『日本仏教における戒律の研究』(在家仏教協会、1963年)、『往生要集:日本浄土教の夜明け』全二巻(平凡社東洋文庫、1963~1964年)、『浄土教の展開』(春秋社、1967年)、『往生の思想』(平楽寺書店、1968年)、『日本思想大系6 源信』(岩波書店、1970年)、『日本仏教史』(岩波書店、1984年)、『日本仏教思想論集』全五巻(法藏館、1986~1987年)、『女犯:聖の性』(筑摩書房、1995年)、『日本人と地獄』(春秋社、1998年)など多数。
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紙の本
地獄の紹介と論説
2021/03/28 20:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半をミッチリと地獄の種類について紹介し、後半の殆どを往生と少しばかり極楽について言及してあり、最後再び地獄についてで締められてあります。
地獄の種類の中で最も強烈なのが阿鼻叫喚の阿鼻地獄(無間地獄とも)だという事を知りました。それにしても極楽に比べて地獄は八大地獄などというように非常にバリエーションが豊富であり、思わず閉口してしまいます・・。
紙の本
地獄を集めてみた本
2023/10/16 13:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
地獄の名前を挙げるだけ挙げてみた、といったような内容。各地獄の解説もあるにはあるが、ほとんど著者の覚書といえるまとめ方を採っており、正直これを読むくらいならもっとカジュアルに地獄を解説している本から始めた方が良いと思う。本書は地獄に魅せられたフリークなあなたにこそ必要かも。