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紙の本
駅物語 (講談社文庫)
著者 朱野 帰子 (著)
東本鉄に入社した若菜直は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自...
駅物語 (講談社文庫)
駅物語
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商品説明
東本鉄に入社した若菜直は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自分に手を差し伸べてくれたあの5人を探し出すこと―。人を助け、人に助けられながら成長していく若手駅員たちを描いた感動作。【「BOOK」データベースの商品解説】
毎日100万人以上が乗降する東京駅に配属された若菜は、定時発車の奇跡を目の当たりにし、鉄道員の職務に圧倒される。初日、足が棒になった若菜が絡まれたのは、かつて自分に手を差し伸べてくれた人だった…。【「TRC MARC」の商品解説】
偶然と偶然が接続し、奇跡が生まれる場所――駅。新人駅員・若菜の日常は驚きに満ちていた。行き交う人の数だけ駅には物語がある。【商品解説】
偶然と偶然が接続し、奇跡が生まれる場所——駅。新人駅員・若菜の日常は驚きに満ちていた。行き交う人の数だけ駅には物語がある。【本の内容】
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紙の本
それでも働いていく。
2015/09/26 00:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だぬきやま - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気に読了。謎要素ありのお仕事小説。
駅・・・いつもお世話になっている場所なのに、
そこで働く人たちの姿を、背景を想像してみることなんてなかった。
日本の鉄道すごい。働く人たちに感謝。
一筋縄ではいかぬ人たちとのやり取りがなんともリアルで。
そういうものに触れながらも働いていく。生きていく。
紙の本
熱い駅業界物語です
2015/03/21 02:24
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
駅に併設されている小さな書店で平積みされていたので手に取った一冊ですが、夢中になって読みました。
東京駅を中心に展開される駅業界の裏側と共に、熱い気持ちを持った若手駅員や、クールな上司駅員が登場して、「図書館戦争」を彷彿とさせる熱い仕上がりの物語になっています。結末はサッとまとめてしまった感があり、その後をもっときちんと描いてくれれば言うことないです。と言うわけで星は4つです。
紙の本
駅員の苦労と日常を描く
2016/12/02 22:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
駅を舞台にしたストーリーで、東京駅の女性駅員を主人公としたものである。鉄道ブームで人々の関心が集まる鉄道モノであるが、車両を動かす鉄道ではなく、言わば利用客との接点となる駅務員、すなわち駅員を主人公にしたという点で興味深い。というよりも珍しいのではないか。
これが駅員の実態かと誤解される場面があるといけないと考えたのか、東京駅は東京駅であるが、鉄道会社が東本鉄という略称で呼ばれる架空の会社となっている。東本鉄とは、東本州旅客鉄道である。モデルが東日本旅客鉄道であることは分かり切っている。
主人公はかなり優秀な学生で、おそらくどこにでも採用されていたと思われる新卒者という前提である。しかし、東本鉄でも本社ではなく、現場である駅員を志望したという説明がある。これは主人公の弟との関係でそうなっている。
そこは読んでいただければよく理解できよう。本文にも出てくるのだが、鉄道会社は鉄道マニアは採用しないと書かれている。その理由までは書かれていないが、マニアは鉄道の好きな連中である。好きが昂じて仕事との区別がつかなくなり、業務に支障をきたすとでも考えたのかもしれない。
このような場面がよく登場する本書である。その信憑性については何とも言えない。わざわざ架空の鉄道会社にしたところを見ると、作者の想像も混ざっているのかもしれない。場所が東京駅ということで、実在の東京駅が随所に登場してくるので、これもなかなか楽しめる。
肝腎のストーリーは、なにやら劇画調で落ち着くところに落ち着いた感のある運びである。周囲の登場人物も個性派が多く、こういうメンバーが揃うことはまずなかろう。小説らしい設定である。あまり、実際に近い構成にすると、今度は小説としてつまらなくなる。この程度の変化は許容範囲であろう。
本書には駅員の一部代行を行うロボットも登場する。鉄道自体の自動運転はもう道半ばにきている。しかし、接客面での自動化については業務ごとに異なるハードが必要になるであろう。ロボット化によって駅員が不要になるなどは、まだまだ遠い先である。それではそれまで駅員が行っていた出札、改札はどうなんだという声が聞こえてくる。
たしかにそれは自動化だが、業務ごとに異なるハードに相当する。自販機が接客のすべてを行うわけではない。鉄道の無人化までを網羅した本書は、鉄道愛好家にはまず読んでもらいたいものである。新たな知識の泉となるであろ
紙の本
みんなで駆け込み乗車やめよう!
2021/01/10 20:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チェリまほっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みやすかった。それぞれが事情を抱えながら日々業務に邁進している様子がうまくまとめられていて最後まで飽きなかった。駅員さんに対する敬意が増しました。
紙の本
職業とは
2020/08/13 09:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:吉村ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
私定時・・・の作者ということで、
手に取った一冊。
就職する際に、その職業を選択する理由は人それぞれなれど
改めて、その意義に考えさせられました。
きっかけは単純なれど、天職となりうるかも・・・
電子書籍
ドラマを見ているようでした。
2020/06/30 16:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性で駅員の仕事は、大変だと思う。
小説の中でも、酔っ払いに絡まれたり、女性というだけで軽視されたりと、読んでてストレスがたまるけど、読んでいくうちに、主人公が、なぜ駅員になろうとしたのか気になり、引き込まれました。
登場人物のキャラというか、背景が作り込まれていて、ドラマみたいに楽しめました。
紙の本
自分の新入社員時代を思い出しました
2016/11/13 20:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めいてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が知らない作家ですが、題名につられて購入しました。
どんな内容かもわからずに読み進みましたが、20数年前の自分の現場実習の光景を思い出せてくれました。
紙の本
偶然?
2021/02/23 10:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
とんでもない数の人たちが利用する東京駅。
そこで、自分の目当ての人に偶然行き会える可能性ってどれくらいなんだろう。
あと、駅の業務ってそんな少ない人数で回してるの?
通勤客の事覚えてるって、逆に気持ち悪い。
紙の本
個人的
2018/06/12 11:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分は「駅員としての成長物語」というよりは「個人的な恩返し物語」に感じました。それでもなかなか知ることのない駅員のお仕事を疑似体験できたのは楽しかったです。