紙の本
あこがれ
2016/07/04 10:54
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投稿者:eurusdjpy - この投稿者のレビュー一覧を見る
今は廃止となっている路線が出てきてなつかしい。
廃止された寝台特急,急行が出てきて,やはりなつかしい。
新幹線をメインに速達性を重視するスタイルも良いが,このように乗り継ぎを重ねて移動する旅はおもしろい。
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こどものために
2015/08/14 12:11
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投稿者:john - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供のために買いました。鉄道や電車が好きな人も、それほど好きなわけではない人でも、楽しくよめる本です。
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鉄分100%
2015/10/15 09:26
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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮脇さんの本の中では一番面白い。といっても、鉄道好きじゃないと読み続けるのは辛いかも(笑)鉄なら一度は憧れる最長片道切符(同じ駅を二度通過しないで、日本一周する)の旅。そうなってくると、南へ向かうために北へ行かなければならない状況も出てくる。宮脇さんも実にバカバカしいと思いながらもやり遂げるため襟を正して、この旅に臨んでいる。一度、小学生の娘さんを同行して旅に出たのだが、小さな連れがいると思うように行かない。しかも彼女の旅後の感想が「もう行かないんだ」。やっぱ鉄にしか分からない鉄分100%の鉄道旅。
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芸術作品ですね
2022/09/03 23:24
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投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
多分若いころ読んだ(はず)の本書を何十年振りかに読みました。
国電からJRに代わり、路線も多くが現在とは変わっているのでしょうが、この作品は宮脇さんの観察力、鉄道に対する愛というのでしょうか、趣味の領域を超えた執念とでもいいますか、文章力のレベルの高さで、今でも全く色褪せない作品でした。
これは鉄道の記録書だけに留まらない、読み物としても素晴らしい作品です。
長く残していただきたい作品です。
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一番長い距離の切符を持って旅をするという、壮大かつ無謀な挑戦をした宮脇氏の旅日記。 トラブルあり、風景あり、楽しみありの珍道中。現在では1枚の切符では行けなくなった、四国への旅も見ものです。
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思い切って喧騒の世界から離れてみたら、そこに一冊の本が目に付いた。1頁だけ読むはずだったのに、いつのまにか全部読んでしまった。そして、なぜか郷愁のようなものが私の心を癒し、満足させていたのである。
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読み終わるまでに随分と時間がかかりました。自分が旅をしているわけでもないのですが一日の行程が終わるとほっとしてしまい、次の日を読むのは又明日でも良いかな、なんて思ったことも関係しているかもしれません。
日本列島を一筆書きで回る。いやあ、本当に鉄道に乗ることが好きな人じゃあないと実現できないだろうなあ… でも今まで乗ったことの無い線路に乗るとわくわくするし車窓の風景が段々と自分の知らない、でもどこか懐かしい風景に変わっていくのを見るのは大好きです。こんなことを言うとおこがましいですがこの本を読んでちょこっとだけ、その線に乗ったつもりになりました。いずれ行って見たい場所もたくさん出来ました。
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最も長い一筆書きの鉄道切符。今のように「駅すぱあと」など無い頃のそれは難解なパズル解きであった。そして、そこをなぞる旅。時刻表を駆使しなければ、どこで日が暮れ、翌朝何時に出発できるのか?・・・一読を。
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最長片道切符の旅。色々うんちくありで楽しい。今となっては廃線だったりJRじゃなくなったりした路線もあって、良い。
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廃止された路線もたくさんあるが、今読み返しても著者と一緒に列車に揺られて旅しているような気分にさせてくれる。何回読み返したことか。何度読み返しても楽しい、わくわくさせてくれる名著です。
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著者はかなり重度のてっちゃん。JR(当時は国鉄)で、可能な限り長い片道きっぷ「最長片道きっぷ」を買って、実際に北海道から沖縄まで旅した旅行記です。1983年刊という古い本なのですが、ネットでたまたま知って読んでみました。仕事を辞めて得たまとまった休みを休みを手にした著者は、2ヶ月に及ぶ時刻表片手の計画期間を経て、日本横断の列車の旅に出ます。で、全国旅したのに、やったことといったらひたすら電車に乗るだけっつう。しかも決められたルートで乗らなくてはいけないので、ローカル線での接続で数時間待ちなんてのはざら。更にはちょっと進んだと思ったら別ルートで引き返したりの繰り返しで、中々前に進まない。なにかと章ごとにある地図に戻ってルート確認しながら読んでたので、厚さの割にはやたら時間がかかりました。ご本人も「これは旅行と呼んでいいのか」とセルフツッコミを入れてらっしゃいましたが、車窓から見える風景、電車の中の人々、その路線の歴史等の解説を読んでいると、思わずローカル線に乗りに出かけたくなってしまうから不思議です。また、自分の地元とか知ってる路線の話が出てくると、つい嬉しくなってしまいますね。何しろ1983年の本なので、ちょっと古いなと感じる部分も多々ありましたが、それはそれで当時の日本の情景を思い浮かべながら楽しく読めました。最後の方は旅が終わってしまうのが寂しくてゆっくり読んでしまったり。特に電車好きじゃない人でも楽しく読める不思議なパワーを持った本です。旅行気分をたっぷり味わいたい人におすすめ。この著者さんの他の本も読んでみたいです。
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旅の第一日目は、昭和53年10月13日。昭和53年て、1978年だから、今から30年以上前、JRではなく、国鉄と言われていた時代の著者の旅行記。この旅行には制約がある。国鉄を使って、どの時点からどの時点に言っても良いのだけれども、同じ駅を2回通過してはいけない。その上で、乗っている電車の距離が最長となるコースをたどろう、という、そういう試みである。始点は北海道の広尾、終点は鹿児島の枕崎になるのであるが、さすがにコースはユニークだ。東北・関東を抜け、豊橋に到着したあとに、会津若松まで戻る。紀伊半島を通り、大阪に到着した後、ぐるっと富山まで戻る。「最長」を目指すわけだから、そういった遠回りが多ければ多いほど良いわけだ。かかった日数は延べ34日間。その間、ひたすら電車に乗っている。筆者は文章がうまく、また、電車での時間ばかりではなく、途中下車した場所での事柄なども書いているのだけれども、それでも、電車好きな人間でなければ、あまり面白いとは感じないのではないか。私は電車好きなので、面白かったけれども。
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社内報で知って読み始めたが、単なる記録文ではない。読者の観察眼の鋭さが巧みな文章力によって簡潔に表現されている。「鉄ちゃん」は縁遠いものと思っていたが、思わず旅に出たくなり、コンパス時刻表を買ってしまった。しかし、今さらながら廃線になってしまった路線が多いことに気付く。いわゆる「盲腸線」の類はほとんどなくなってしまっている。特に北海道。続いて「時刻表20000キロの旅」を読書中。佐高信の「国家と権力」も読んでいるが、つい「時刻表・・・」を手にしてしまう。
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著者と旅をしているような錯覚を覚えるほど、文章を読むだけでその風景が眼前に広がった。
特に女の子と一緒に乗る12日目を楽しく読んだ。やり取りがのんびりとしていて心地よい。
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JRが国鉄だったころ、そして国鉄の路線が日本全国あちこちにあったころ「一筆書き」の旅にチャレンジした記録。
そのころの各地の風景や、今はなき鉄道路線のことなど、読むと旅愁にかられます。