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紙の本
コロナ後の未来 (文春新書)
著者 ユヴァル・ノア・ハラリ (著),カタリン・カリコ (著),ポール・ナース (著),リンダ・グラットン (著),リチャード・フロリダ (著),スコット・ギャロウェイ (著),イアン・ブレマー (著),大野 和基 (編)
2年を経ても収束しない新型コロナのパンデミック。コロナ禍は人類の歴史において何をもたらしたのか。世界が誇る知性7人が、これからを考える手がかりを示す。「コロナ後の世界」続...
コロナ後の未来 (文春新書)
コロナ後の未来
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商品説明
2年を経ても収束しない新型コロナのパンデミック。コロナ禍は人類の歴史において何をもたらしたのか。世界が誇る知性7人が、これからを考える手がかりを示す。「コロナ後の世界」続編。【「TRC MARC」の商品解説】
2020年7月に刊行した『コロナ後の世界』の続編。
新型コロナ・パンデミックは2年を経ても収束しそうもない。この感染症によって、私たち人類の未来はどのように変わっていくのか? 世界が誇る知性7人に聞いた。
第1章 デジタル独裁主義の悪夢を阻むには ユヴァル・ノア・ハラリ
第2章 mRNAワクチンが切り拓く可能性 カタリン・カリコ
第3章 生命とは何か? ウイルスとは何か? ポール・ナース
第4章 コロナ後の働き方はハイブリッドワーク リンダ・グラットン
第5章 未来の都市は「第三の場所」を求める リチャード・フロリダ
第6章 GAFAの勝者アマゾンは医療を目指す スコット・ギャロウェイ
第7章 コロナ後の「Gゼロの世界」 イアン・ブレマー
【商品解説】
ノーベル賞学者2人を含む世界の頭脳が新型コロナの出口戦略と、人類文明への影響を分析。コロナ後の未来を見通すために必携の1冊。【本の内容】
収録作品一覧
デジタル独裁主義の悪夢を阻むには | ユヴァル・ノア・ハラリ 述 | 11−36 |
---|---|---|
mRNAワクチンが切り拓く可能性 | カタリン・カリコ 述 | 37−68 |
生命とは何か?ウイルスとは何か? | ポール・ナース 述 | 69−101 |
著者紹介
ユヴァル・ノア・ハラリ
- 略歴
- 〈ユヴァル・ノア・ハラリ〉1976年生まれ。歴史学者。ヘブライ大学教授。
〈カタリン・カリコ〉1955年生まれ。ハンガリー出身。ビオンテック社の上級副社長。
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紙の本
理系文系の知性が集結
2022/05/29 15:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、2020年7月に刊行された『コロナ後の世界』の続編に位置づけられ、現代の世界が誇る知性の最高峰の7人に2021年後半から2022年初頭にかけてリモートで編者がインタビューした内容が取りまとめられている。7人は歴史学者、遺伝学者、都市経済学者、国際政治学者、コロナ感染症ワクチン開発に多大の貢献をしたカタリン・カリコなど多方面の専門家である。7人の知性の見解の一部は次のとおりである。◆「情報流通の自由さ」、「間違いを修正するシステムの有無」などにより、パンデミックによって権威主義体制の落とし穴が露呈、民主主義体制の優位さを際立たせた。◆民主主義国家であっても、政府が一元的に個人データを蓄積するようなことを許すべきではない。歴史的にみても独裁制は権力のみならず、情報も1箇所に集中させてきた。◆テクノロジーが市民をコントロールするようなデジタル独裁主義は現実化の一歩手前まで来ている。ビッグデータは使われ方一つで、我々をあっという間に奴隷にしてしまう。◆新型コロナウイルスが人類にとって極めて厄介なところは、一定の割合で重症化したり死亡者がでる一方で、感染したことさえ気づかない無症状の人が多くいる。これが大きな謎である。◆すべての仕事をリモートワークでこなせるのは、知的労働者だけである。彼らは自分の能力が生かせる、または暮らしたい環境を選んで移動するため、彼らの集まる地域とそうでない地域の間で経済格差が拡大していく。◆「第一の場所」を住む場所、「第二の場所」を働く場所とすると、「第三の場所」とは、人と人がつながる場所をさす。知的労働者で成り立つ都市では、「第三の場所」が極めて重要なスペースとなる。◆新型コロナ感染症の特徴として、物事を大きく変化させる作用よりも、物事を加速させる作用が強い。世の中の変化が、この2年間で10年分くらい早送りされてしまった。◆エンドユーザーがどこにいても、いつでもサービスや製品を安いコストで提供される「分散化」が加速された。◆アマゾンの施策で魔術的だったのは、費用を収益に変える仕組みを考えだしたことにある。
7人の知性の見解は一部を除き、説得力がある。新型コロナ感染症用ワクチンの開発者として世界中で知られるようになったカタリン・カリコの40年以上の波乱万丈の研究人生を読むだけでも一読の価値がある。
電子書籍
せめて・・・
2022/04/21 21:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sas - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の最後のまとめの中の一つで、米中が協力した世界を作ることが必要と書かれています。
体制として両国には相容れないものがあるとは思いますが、経済的に相互依存している部分があるので、せめて米中が協力した世界になって欲しいと思います。