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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2011/03/01
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-775367-2
一般書

電子書籍

心にナイフをしのばせて

著者 奥野修司 (著)

神戸で「酒鬼薔薇」事件が起こったのが1997年。その28年前、そっくりな事件が東京近郊であった。同級生を殺し、その首を切断した加害者は、当時15歳の少年。息子の死から40...

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心にナイフをしのばせて

税込 601 5pt

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心にナイフをしのばせて (文春文庫)

税込 715 6pt

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商品説明

神戸で「酒鬼薔薇」事件が起こったのが1997年。その28年前、そっくりな事件が東京近郊であった。同級生を殺し、その首を切断した加害者は、当時15歳の少年。息子の死から40年近く経ったいまも、被害者家族は事件を重く引きずっている。歳月は、遺族を癒さないのだ。一方、犯人の父は、約束の賠償金をほとんど払わぬまま死亡。犯人は“立派に更生”し、なんと弁護士として成功をおさめていた。被害者家族に光を当て、司法を大きく動かした、執念のルポルタージュ。

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みんなのレビュー100件

みんなの評価3.6

評価内訳

電子書籍

恐ろしい

2017/07/29 18:34

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本の少年法は、これでいいのか。そもそも完全は法律はないのだろうし、これは法の矛盾を示す最悪ケースなのだろうけども。さらに、かつては、少年を留めておけるのは最大でも2年や3年だったとか、しかも、その根拠が、法務省局長のメモで法律ではなかった、というのが衝撃。この温情主義の少年法の雛形はアメリカの少年法だったというが、アメリカの少年法でもいまや重罪犯罪では大人と同じ扱いに変わっているのだから、日本でも考え直した法がいいいのではないか。

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紙の本

少年法って

2019/02/05 12:48

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある私立のお坊ちゃん学校で凶悪な殺人事件がおこる。そして、その加害者は少年法に守られて今は弁護士になっている。という、うそのような本当の話。私が被害者の家族だったら・・・この続きは書けない

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紙の本

事件よりも、被害者家族のその後の人生の描写がすごい

2021/04/06 23:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さゆり - この投稿者のレビュー一覧を見る

ノンフィクションものが好きでブックツリーに出てきた本だったので購入しました。
まず、事件の概要は最初の箇所にしか書かれていなく、どちらかというと80%は被害者の家族の人生にフォーカスした本です。冒頭から事件自体も「え?」と声を漏らすほどかなり衝撃的ですが、この被害者の家族の人生に関しては彼ら以外は味わえない辛さと過酷さがあります。一生消えない悲しみと向き合う人生は、地獄にいる気分と同じなのではないでしょうか。
私自身はこの本に出てくる学校とゆかりがあったためもう少し感情移入し易いのもあるのかもしれませんが、しばらく読み終わった後数日落ち込んでしまう程でした。この新型コロナウィルスのパンデミックという環境の中、いつ何が起きるかわからない人生、感謝とゆとりを持って周りを大切に生きていくことを教えてくれた本でした。

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紙の本

根気よく掘り下げた結果

2018/11/28 22:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:せきた - この投稿者のレビュー一覧を見る

胸糞わるい内容ではあるが、文春ジャーナリズムの到達点とも言える作品だと思う。人間のデモニッシュな部分が上手く描写されていて世に問いかける筆力がある。
 良質なルポを書くには筆者の根気はもちろん、編集者・出版社の物的支援が不可欠。本はできるだけ紙で新品を買いましょう。

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紙の本

ジレンマ

2016/09/28 23:24

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

少年法の矛盾に挑戦した書と言っていいのだろうか。が、結局、その壁を突き破ることは出来ていない。著者も「あとがき」で述べているが、被害者の、それも大部分が妹の一人称で書かれている。他に手法は無かったのか。果たして、これがベストの書き方なのか。疑問が残る1冊。

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紙の本

28年前の酒鬼薔薇事件

2021/09/05 21:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

数ある凄惨な事件の中で、自分にとっては神戸連続児童殺傷事件は最も忘れられない事件。
偶然、猟奇的な少年犯罪を犯した人物が弁護士となる小説を読み、そんな荒唐無稽な…と思いながら調べてみたところ、実際にそんな例があり、しかも28年前の酒鬼薔薇事件と呼ばれる…ということで、俄然興味が湧いて手に取ってみた。
内容は、完全に加害者側の立場に立ったルポ。もちろん、壮絶な生き方に心が押し潰されそうになった。
母親、妹さんはなかなか個性的な方で、難しい家族関係だと思ったが、全てが事件の影響なのかと、失礼ながら共感できない部分もあった。
もっと、加害者側の視点や事件の背景について知ることができるのかと思ったが、そのような描写はほとんどない。
なぜ加害者側の視点がないのかについて、あとがきに記されているが、その部分はやはり不完全で残念に思った。

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電子書籍

犯罪

2020/07/05 15:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る

腹が立つけど、実際はこんなものなんだろうな。犯人だけが守られて幸せになって被害者が本当に可哀想で辛い。

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2009/05/12 00:25

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2009/05/12 12:43

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2009/05/19 23:34

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2009/06/02 13:29

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2009/05/19 23:48

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2009/06/18 00:02

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2009/07/07 20:58

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2009/08/01 20:53

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