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せきたさんのレビュー一覧

投稿者:せきた

90 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本吃音 伝えられないもどかしさ

2021/06/05 22:37

まっすぐに、誠実に書くということ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

テキストに力を感じるルポ。
書き手の情熱がほとばしる文章。
「苦労がある人、悩みがある人が世の中をいいところにしているんじゃないか」という一節があった。時には異議申し立て、自分の気持ちを知ってもらうことが如何に大切か。私も多少はこのもどかしさを共有できた。
吃音当事者の恥ずかしさ、怖さ、意志疎通そのものへの恐怖心。本当に大切なことは口にしたがらないものだ。
こんなにも良質の作品を書ける書き手、しかも若手、を知ったことが嬉しい。

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紙の本

良心の疚しさと屈折した自己主張が神、国家を生んだ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

吉本とニーチェの問立てに共通点を見出した部分に膝を打った。自分の価値観の機軸を持つには生活実感を大切にすること。リズムを乱されないこと。
情報への脊髄反射的反応、気の利いたことを言おうとしていないか・・。胸をつかれる思いにかられる。吉本はまさに現代日本に問い直しを求めている。
著者の今後の研究に期待します。日大はこの先生を大切にした方がよいと思うな。

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紙の本

ギリシャ経済危機の当事者からみた「世界の見かた」

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

交換価値と経験価値を峻別することを手掛かりに市場社会の仕組みを解き明かす視点が面白い。資本主義は、予言の自己成就、なかんずく楽観的憶測を燃料に、自己の欲を満たすために駆動する錬金術であるという。そして、市場社会への転換は交換価値が経験価値を凌駕したことを起点とする。
 筆者は古今東西の優れた物語は、寓話としてわれわれの不安を映し出す鏡とみる。この逸話による脚色が文章に色を加え、より腑に落ちる。
 しかし、現代への警鐘一辺倒かというとそうではなく、資本主義経済にはじめから埋め込まれた安全装置を、希望を見出す。マルクスと同様に。
 筆者は読者を、若者を、人間を励ます。

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紙の本

紙の本尊皇攘夷 水戸学の四百年

2022/02/05 15:45

嗚呼、と心がうずく浪漫

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

具象から歴史へ、那珂川から太平洋へ。
自尊心しかない持たざる藩で生まれたトンデモ思想が幕府を終焉へ導く。方便が現実を凌駕する奇々怪々。壮大な浪漫がそこにはある。
筆致は講談を聞いているような調子。他のことをしていても続きが気になる中毒性の高いコラム集かと思います。

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紙の本

紙の本ナショナリズム

2021/02/14 09:10

結局、書評。ただし最上の。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人選、分量とも紹介されている作品への入り口としては最良の書だと思う。
紹介者の作品への思い入れがよく伝わる。一読後に作品を読むと深い読みが可能。
実際に被紹介作品に挑戦した読者が増えれば、製作者の本望というものではなかろうか。

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紙の本

紙の本子どもへのまなざし

2020/11/14 22:17

なぜかホッとする本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人間関係の本質を言い当てる至言の数々。人の善意の面を信用できる人に育てたい。同情や共感を超えて、他者を想像する次元に到達する育て方とは。
現代社会は教育面の環境悪化が進んでいるのかもしれない。いつの時代にも変わらない、人間の本質を踏まえた教育論として道しるべとなる本だと思う。著者の人となりは当然全く知らないが、行間からその温かさが伝わってくる内容。

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紙の本

紙の本コンビニ人間

2020/07/21 22:17

違和を問題提起したいわけではない?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人間は存在のみで尊重されないんだ。ムラに貢献しなければならない。それができない人間を干渉する(裁く)権利が我々にはあるのだ。機能とか役割こそ尊重されるべき、とされる価値観に異議申し立てたいのではなく、光る水槽、無機質で清潔な函、コンビニが好きで、そこで積極的に歯車になることこそ望む内容だろうか。
少なくとも、人のためと思って言動することくらい傲慢なことはない、ということには自覚的でありたい。

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紙の本

わからないことはわかっている人に聞け

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これは著者にしかできない観察。身体を使う仕事を通じて、身体感覚を共有して生まれる信頼関係を下敷きにしているから、言語化されにくい言わば地べたの若者の習慣や作法をうまく文字化していると思う。
この成果を共有できることは大いにプラス。沖縄社会を変えていけるヒントとなるだろう。

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紙の本

紙の本統合失調症

2020/01/18 23:53

不安に応える本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

統合失調症は普通、普遍の病気であって、ストレスや親子関係などと根拠のない関連付けは控え、インフルエンザくらいというと語弊があるかもしれないが、気軽に話したり、相談したりしてよい病気なんだという理解に至った。
 この病気について、分かったこととわからないことが峻別され、大変平易な表現で分かりやすく書かれており、当事者・関係者の持つであろう不安に応える内容。関心のある方には強く勧めたい。

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紙の本

こんな大人が周りにいたら

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者は人間や社会を見抜く洞察がユニーク。対米従属論や富山モデルへの見方など膝をうつ。それが高校生との対話型講義を通して読者に分かりやすく伝わってくる。
 また、本書の灘高生のように著者レベルの知識人と対話する機会がない高校生もこうした本を読んで議論に触れることで刺激を受けられる。企画としても良い企画だと思う。
 これをきっかけに読者がもっと本を読みたくなったら著者も喜ぶのではないか。

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紙の本

米国の底流をなすヒッピー文化?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

自由市場・最小国家・社会的寛容の重視、人類を政治家から解放せよというスローガンと聞くと、リバタリアニズムが真っ当で寛容的な思想に映るかもしれないが、飲酒、ドラッグ、売春、銃規制に寛容となればヒッピーのユートピアを連想させるし、社会保障、最低賃金に懐疑的と聞けばありもしない確立された個を志向する求道者の思想を彷彿とさせる。
しかし、人工国家米国の「建国の理想」に刻まれた正統な出自の思想なのだろう。沖縄の「沖縄独立論」も然りか。現地ではそこには決して夢物語でない現実味があり、社会集団の内在的な論理に多大な影響を及ぼすに違いない。
リバタリアンの考える目指すべき自由社会の障害は、国家や政治が過度に擬人化して個性を強要したり、国家が経済活動をコントロールできるとする社会工学的発想であって、根本に人間中心主義への懐疑を感じる。理性万能の人工・実験国家にあって、人間の傲慢を戒めることが真の自由という人間尊重につながることに逆説的なものを感じた。
なお、著者の記述はドキュメンタリーTV番組のように現代米国を断章するルポルタージュで、読者の興味をひくのが巧み。併せて岩波新書の「アメリカン・デモクラシーの逆説」もお薦め。

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紙の本

紙の本朝鮮大学校物語

2019/01/12 21:59

あっさり読めるが小説の力を感じる作品

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私小説であるが、身近なことを切り取って、愛や自由といった普遍的なテーマに流れていく。物語る内容が想像力・共感力を湧き立たせ、小説の力を感じた。
 日本社会が、もっとマイノリティーに関心をもつことで、多様な価値観を尊重する社会に変わっていけることを夢想し、読後に爽快感が残った。

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紙の本

紙の本82年生まれ、キム・ジヨン

2019/10/13 22:57

韓国は兄弟だ

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これは、娘をもつ父親に捧げる本だと思う。
男たちはいつも女たちを頼りに生きているのに、彼女らが抱える問題には無関心なんだな。

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紙の本

惹きつける語り

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者は政治を面白く、分かりやすく説明する人である。その文章にはリズム感があり、流れるようで読みやすい。そのため1つひとつのエッセイが合流して物語性を帯び、小説としても読める。他の著書も読んでみたいと思った。

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紙の本

表紙をジロジロ見られます

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

通勤電車で読んでいたら表紙をジロジロ見られているように感じる頻度が高い。あまり表立って話題にしないけど、一般人のメンタルヘルスへの関心はものすごく高い。
他国と比較しても日本社会、いろいろこじれていて精神的不安に覆われている人が多い気がする。これは、今、苦しんでいる人や周囲の人に少しでも希望を与える本ではなかろうか。文化論に深入りし過ぎて難しい箇所もあるが、読後、承認とか寛容の方向に心が動く良質な本だと思います。

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