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紙の本
合唱 岬洋介の帰還 (宝島社文庫 このミス大賞 岬洋介シリーズ)
著者 中山 七里 (著)
取り調べ中に殺人を起こしたとして、検事・天生が逮捕された。親友のピアニスト・岬洋介は、絶体絶命の天生を救うことができるのか? 「音楽ミステリー」シリーズ。中山七里全56作...
合唱 岬洋介の帰還 (宝島社文庫 このミス大賞 岬洋介シリーズ)
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商品説明
取り調べ中に殺人を起こしたとして、検事・天生が逮捕された。親友のピアニスト・岬洋介は、絶体絶命の天生を救うことができるのか? 「音楽ミステリー」シリーズ。中山七里全56作品の「人物相関図」付き。〔2020年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
幼稚園で幼児らを惨殺した直後、自らに覚醒剤を注射した“平成最悪の凶悪犯”仙街不比等。彼の担当検事になった天生は、刑法第39条によって仙街に無罪判決が下ることを恐れ、検事調べで仙街の殺意が立証できないかと苦慮する。しかし、取り調べ中に突如意識を失ってしまい、目を覚ましたとき、目の前には仙街の銃殺死体があった。指紋や硝煙反応が検出され、身に覚えのない殺害容疑で逮捕されてしまう天生。そんな彼を救うため、旧友・岬洋介が地球の裏側から急遽駆けつける。そして悪徳弁護士や熱血刑事、死体好きな法医学者たちと相まみえ……。中山作品の主要人気キャラクターたちが集結する“アベンジャーズ”回! さらに完全保存版の「全中山作品相関図」付き。【商品解説】
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紙の本
合唱というタイトルにいろんな意味があるように感じる
2023/09/18 13:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の進む道を開くきっかけを作ってくれた、そのことをもって窮地に立たされた友人を助けるべく、自分の今をなげうってやってくる岬。
それだけでぐっとくる。
弁護士に引き受けさせる手腕と言い、謎を解き明かしていく過程といい、父親の息子に対する葛藤めいた思いといい、読みどころはいっぱいある。
著者の作品の主要登場人物が多数登場しているというが、まだそんなにたくさん読んでいないので、ごちゃごちゃ感は感じなかった。
長く読み続けているファンの方はどう感じているのだろうか。
巻末にこれまでの作品の人物相関図が載っていて、また他の作品も読んでみたくなった。
殺人の話とか全然好きじゃないのに、不思議。
多分、ひとに魅力があるからかな。
最後に一つ、天生検事、疑いは晴れたものの、役所はとにかくこういう騒がれごとを嫌う傾向があり、そこに巻き込まれたのは不運ではあるが、ちょっともう主流ではいられなくなるかと思う。
今後、どういう検事人生を送っていくのか、上昇志向が強いだけに、堪えるだろう。
自分ではどうしようもないところで、自分のキャリアが決められてしまうような雰囲気の中でどう生き抜いていくのかは、いつか読んでみたい気がする。
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ゾクゾク
2023/05/07 11:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者中山七里氏が2020年にデビュー10周年を迎えた際の企画として十二ヶ月連続単行本刊行という離れ業を達成した。その3月に刊行されたのが本書。中山氏のこれまでの作品に登場した人物達が次々に登場するファン垂涎の作品。
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旧友を救うために
2022/10/02 18:08
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
窮地に陥った友人を助けるため洋介くんが活躍。
幼稚園児を惨殺した被疑者の事件を起こした真相、ある事故との関連、いろいろな要素がいりまじり、実に面白い。
さらりと登場し、さらりと解決し、するりとどっかにいっちゃう洋介くん。ひょうひょうとして大好き。
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一気読み!
2022/03/15 13:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:笑う門ふう - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった~そして気分爽快!
久しぶりの一気読み。
第5章の光崎藤次郎教授が素敵でした。
中山七里さん2冊目でこんなにたくさん書いてらっしゃって映画やドラマ化もされてるとはつゆ知らず…。
でもこれから読める作品がたくさんあると思うと嬉しいです。
素敵な読書時間をありがとうございました。
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合唱 岬洋介の帰還
2021/07/01 20:24
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は題名から音楽関係の本かと思いましたが、岬父子の法廷闘争が題材で面白い展開でした。すこし物語にできすぎな偶然が多くありましたが、絶対にありえないことはないという気にさせてくれました。
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豪華なキャスト
2021/08/17 23:19
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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
岬シリーズながら、いつもの中山作品以上に豪華なキャストで、まさにオールスターと呼ぶにふさわしい作品。洋介と御子柴は最強タッグですね。
単体でも楽しめるけど、中山作品を読んでいるとより楽しめると思う。
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途中まで文句なしに面白かった
2021/06/26 07:51
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼稚園に侵入して幼児らを殺害した被告人を取り調べていた検事がその被告人を拳銃で殺害した容疑で逮捕・勾留され、修習同期だった岬くんがコンサートツアーを離脱して帰国し、疑いを晴らすべく奔走するというストーリー。途中までは、どういう絡繰りなのか本当にわからなくて面白かったです。まあ、引き算すれば犯人はこの人だよね…という終わり方でしたが。池袋暴走事件を彷彿とさせる事件背景でした。
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帰還おめでとう!
2021/06/09 10:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
検事の天生が取り調べ中に容疑者を射殺した疑いで逮捕された。殺された容疑者は覚せい剤を打って幼稚園で園児3人と保育士2人を殺害した凶悪犯だった。担当検事は検察のエースと言われた岬恭平であった。司法修習生時代の親友の危機に岬洋介はプタペストから駆け付ける。そして天生の弁護士としてあの死体配達人の悪徳弁護士の御子柴に依頼する。御子柴は岬恭平を2度も負かしたことがある弁護士だった。
証拠品の再鑑定、死体の再検案等、岬洋介は精力的に動き天生の無実を証明しようとする。そして裁判が始まるが、御子柴は銃撃される。御子柴が対応できない状況で岬洋介は・・・。
中山作品の主要な登場人物のオンパレードでしたね。ただ謎解きについては少し不満でした、犯人の特定が簡単でした。というより犯人になり得る人物が限られていたからでしょうね。友情についての作品でしたね。
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岬洋介の熱き友情
2022/08/20 19:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
検事・天生が逮捕された。天生と研修時代に関係があり、友人?と言えるピアニスト・岬洋介が、絶体絶命の天生を助けるために登場する。読んでいてトリックと犯人がすぐに分かってしまい、しらけながら読んでました。岬洋介ファンなら楽しめると思います。