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紙の本
「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認 (扶桑社新書)
著者 佐々木 チワワ (著)
歌舞伎町に足を運び、ホストやアイドルといった存在を「推す」Z世代のカルチャーと価値観を社会学的アプローチとして、「ぴえん」という言葉を基軸に記述する。漫画家・真鍋昌平との...
「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認 (扶桑社新書)
「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認
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商品説明
歌舞伎町に足を運び、ホストやアイドルといった存在を「推す」Z世代のカルチャーと価値観を社会学的アプローチとして、「ぴえん」という言葉を基軸に記述する。漫画家・真鍋昌平との対談も収録。『SPA!』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
21歳・現役女子大生ライターが送る、衝撃のデビュー作!
歌舞伎町に誕生した「ぴえん系女子」、「トー横キッズ」、「自殺カルチャー」、「新世代ホスト」、「SNS洗脳」……etc、なぜ未成年たちは深い闇に落ちてしまうのか――。そのリアルを著者自身の実体験と寄り添う取材で書き上げた現代若者論。巻末には『闇金ウシジマくん』『九条の大罪』の真鍋昌平氏との対談も実現。混迷な時代を生きる”ぴえん”な若者たちのリアルを刮目せよ!
(はじめにより)
午前1時を回った歌舞伎町は、今日も騒がしい――。
路上にはシャンパンボトルを抱えた若い女の子が泣きじゃくり、酔っぱらったホストが女の子と口喧嘩をしている。ゴジラビル横の広場に移動すれば、明らかに未成年とわかる若い男女が酒を飲み、踊る動画を撮影していた。彼らのすぐそばには街娼の女性たちが立ち並ぶ。さっきまで男に話しかけていた制服姿の女子高生は、ホテル街に消えた……。
第一章 「ぴえん系女子」の誕生
第二章 「トー横キッズ」の闇
第三章 歌舞伎町「自殺」カルチャー
第四章 「推し活」と「男性性」の消費
第五章 ホストに狂う「ぴえん」たち
第六章 「まなざし」と「SNS洗脳」
特別対談 「九条の大罪」真鍋昌平×「ぴえん系の病」佐々木チワワ
歌舞伎町の住人たちの「病み(闇)」と「承認(光)」【商品解説】
著者紹介
佐々木 チワワ
- 略歴
- 〈佐々木チワワ〉2000年生まれ。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス在学。10代から歌舞伎町に出入りし、フィールドワークと自身のアクションリサーチを基に「歌舞伎町の社会学」を研究。
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電子書籍
若者文化の一つとして
2022/08/30 23:48
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えぐちよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
SNSでフォローしてる方が紹介していたのでこの本を知り、興味を持ったので購入して読みました。
著者は現役大学生で、歌舞伎町でずっとフィールドワークをしているとのこと。
ぴえんという言葉はもちろん知っていましたが、そんなに多くの意味を含む言葉に進化しているとは思いませんでした。ぴえん。
そして量産型・地雷系ファッションも知っていましたが、それもぴえん系と総称されていることも知りませんでした。
読んでいて頭に浮かんだのは『明日カノ』のゆあてゃだったのですが、ビンゴだったようで、そこもかなり触れられていました。10年くらい前(創刊したばかりの頃ですね)にLARMEも読んでいたのですが、あの系統もぴえんに統合されていってるんですね。
私は元バンギャなので2015年くらいまでは歌舞伎町にあるライブハウス(この本でも少し触れられていましたが)などに足を運んでいましたが、
当時はそこまで治安が悪かった印象はなくて(キャッチはありましたけどね)、
でも最近はその近辺でリスカをしてる子がいるくらい、そしてニュースで取り上げられる事件が起こるほど治安が悪くなっている、というのをメディアや知人から聞いてびっくりしていたのですが、
そうなるまでの経緯がこの本に書かれていたので、そこも学びがありました。
あとは、ホストクラブの仕組みなどについても結構詳しく触れられているので、最近よくメディアでホストが取り上げられていたりするし、興味はあるけど、実際行ってみるほどの気持ちはない、という人(私もその口です)は参考になるかも。
そして、作者本人も書いていますが、この本は思春期の子を持つ親世代にオススメです。40~50代かな。
それは若者文化にのっかるとかではなくて、自分の子ども達が何を志向しているのかとか、危険なことから身を守るために。
漠然と「都会は危険だ」なんて注意しても意味ないし、親もその危険がなんなのかわかっていたほうが良いと思いますね。
あと最後に、誤字脱字がかなり多いです。扶桑社がんばって…
紙の本
へぇ~の連続
2022/10/11 16:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京・新宿の歌舞伎町に集う若者たちの文化と価値観を、20代の著者が報告している。
精神的「病み」を売りにする「ぴえん系女子」、ニュースでも話題になった「トー横キッズ」、男性性を「推し活」で消費されるホストたち・・・。
SNSでの評価をはじめ、表面的な見かけを重視する承認欲求など、首をかしげてしまうことが多い。
こうした病を減らしたり治したりするには、いったいどうすればいいのだろう。
紙の本
昔から
2022/05/19 01:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
名称は変われど、昔からこういった承認欲求の強い人は一定数いますよね。社会がそれを切り捨てていいものかどうかが問題だと思います。