- 販売開始日: 2018/11/27
- 出版社: 柏書房
- ISBN:978-4-7601-5048-9
だから私はメイクする
著者 劇団雌猫
おしゃれ、好きですか?大好きな人も、苦手な人もいる「おしゃれ」。本当は楽しみたいはずなのに、社会から要求されているうちに、嫌になってしまった人もいるかもしれません。化粧、...
だから私はメイクする
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商品説明
おしゃれ、好きですか?
大好きな人も、苦手な人もいる「おしゃれ」。
本当は楽しみたいはずなのに、社会から要求されているうちに、嫌になってしまった人もいるかもしれません。
化粧、ダイエット、エステ、整形、ロリータ、パーソナルカラー診断、育乳……。
さまざまなジャンルのおしゃれに心を奪われた女性たちが、ファッション・コスメへの思い入れや、自身の美意識をつまびらかに綴り、それぞれが「おしゃれする理由」を解き明かす匿名エッセイ集です。
本書籍は、劇団雌猫の大人気同人誌『悪友DX 美意識』のグレードアップバージョン。
同人誌収録エッセイを大幅加筆のほか、インターネットでは言えない切なる思いをつづった新作エッセイももりだくさん。500名以上に行った“美意識アンケート”の回答や、TBSアナウンサー宇垣美里さんと、数々の媒体で活躍する雑誌で活躍する美容ライターの長田杏奈(a.k.a おさ旦那)さんのインタビューもまじえて、外からは見えない、それぞれの人生観を明かしていきます。
『浪費図鑑』の劇団雌猫がプロデュースする、現代女性の「美の肖像」。おしゃれをする自由、そして、しない自由を謳歌する彼女たちの肉声にぜひ触れてみてください。
目次
- ◆はじめに
- ◆Chapter.1 自分のために
- ◇あだ名が「叶美香」の女
- ◇指先にファンタジーを描く女
- ◇コスメアカウントを運営する女
- ◇アイドルにモテるために化粧する女
- ◇大人になってもロリータ服を着る女
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書店員レビュー
現代の饗応夫人たち
ジュンク堂書店福岡店スタッフさん
本書籍は、劇団雌猫の大人気同人誌『悪友DX 美意識』のグレードアップバージョン。 様々な女性たちの、メイクや美に関する論考が書かれた本です。化粧、ダイエット、マネージャー業、エステ、整形、ネイル、ロリータ、パーソナルカラー診断、育乳……。
太宰治の『饗応夫人』では、上品な夫人が下品なお医者連中に家を下宿のように扱われ、財産を崩し、身体を病み血を吐きます。しかし、夫人はさんざんいいようにされても、お医者連中を気高く、優しくもてなすことを止めません。
笑いと悲しみは表裏一体。お医者連中は目に見える暴力をふるいますが、夫人は誰かに尽くす、その姿をまざまざと女中のウメちゃんに見せます。それは、優しい、目に見えない暴力です。そういう暴力なら恥じるべきでない。リスクが伴わない人生など、死んでいるのと同じ、夫人は行動で、そうウメちゃんに伝えたんです。劇団雌猫さんたちの本を読むと、いつも、優しいその暴力のことを思い出します。
「デパートの販売員だった女」は、売り場の店員として求められる容姿になるために試行錯誤を繰り返します。「やぼったい」と言われた彼女は、他人の視線に囲まれる中で、「求められる顔」を作り上げていきます。そうして、デパートで自分の地位を築き、確固たる成績を残します。デパートが閉店することになり、彼女はあたらしい職を探すことになりました。履歴書のために写真を撮り、自身の顔を見た彼女はこう言います。
〈私はこんな顔していたのか。メイク、笑顔、接客。すべてが、今の私になるために必要だったのだ。正直、自分の顔が好きだと思える瞬間がくるなんて、思ってもみなかった〉
彼女の顔を作ったのは言うまでもなく彼女自身。職場の環境、お客様や同僚に真摯に向き合った結果なのではないでしょうか。逃げないこと。リスクに美意識というツールを使って、堂々と立ち向かっていくこと。そのような人のことを、現代の饗応夫人というのだと思います。
自分の痛みがダイレクトにわかるのは自分だけです。痛みの限界をわかって戦う人は美しいです。
着飾ること、自分を美しく見せることは、傷ついた自分はもちろん、周りの人々を守ることにもつながる。登場する女性たちが、ヒリヒリするような実体験を持って教えてくれています。
人の考えを知る
2020/10/11 23:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えぐちよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の女の子たちが何を考えているかに興味があるので、私はとても面白かったです。
実践的なこと、ノウハウが知りたい方には向かないと思います(それが知りたい方はイガリシノブさんとの共著のやつを読んだほうが良いと思います)。
あとがき代わりの座談会でも言われていましたが、このコスメが使える、だとかの細かい情報は話すけれども、いかにして美意識を獲得していったか、あなたの美意識はどこにあるのか、という話は友達ともなかなかする機会はないので。
人の話を聞いたり、インタビューや小説をを読んだりするのが好きな人は楽しめると思います。
メイクで私も武装したい
2024/12/14 22:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむい - この投稿者のレビュー一覧を見る
メイクする女性のエッセイを集めたもの。
私もメイクが好きで、でもここまで個の強みまでは持っていないため、楽しく読みました。
この本で劇団雌猫さんたちを知り、追いかけています。
特別面白くはない
2019/01/16 23:03
5人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
特別面白くはないなぁ。
別にみんなそれぞれの考えがあってメイクしてるんだし、そういう人もいるでしょうね程度の話。
コスメサイトとかで十分知りえる内容。
あんまり
2022/12/26 22:58
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投稿者:あばら - この投稿者のレビュー一覧を見る
思っていた内容と違った。飲み会で女性の上司や同期から自慢話聞かされてる気持ちになった。これを読んで自分もおしゃれ頑張ろうという気持ちにはなれないんじゃないかと思う。
多様性
2023/06/01 20:35
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
メイクに関しても千差万別というか、その人なりの考えがあるということなのでしょう。世の中にはいろんな人がいる、それでいいんじゃないですか。
宇垣さん
2020/12/02 09:51
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんで宇垣さんを呼んだのかが、ちょっとわからない。女性人気の高い人のほうが、女性向けなんだから、よかった。
おしゃれ
2020/01/24 15:23
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんでメイクやファッションなどに頑張らなくてはいけないのかという疑問に思ったときに、読みたくなる本かな。
あんまり
2019/03/01 08:07
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
思っていたなようと違っていました。美容方法を知りたいだけで読んでいたので、個人的には、違ったなと感じました。