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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/04/07
- 出版社: エクスナレッジ
- サイズ:19cm/191p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7678-2881-7
読割 50
紙の本
養老先生、病院へ行く
自身の大病、愛猫の死−。養老孟司が医療との関わり方、病院嫌いの本当の理由、医療の限界と可能性、人生と死への向き合い方を、みずからもがん患者である東大病院の名医とともに語る...
養老先生、病院へ行く
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商品説明
自身の大病、愛猫の死−。養老孟司が医療との関わり方、病院嫌いの本当の理由、医療の限界と可能性、人生と死への向き合い方を、みずからもがん患者である東大病院の名医とともに語る。ヤマザキマリとの鼎談も収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
大病をわずらって生死の境をさまよい、
愛猫「まる」を失って悲しみに暮れた
解剖学者・養老孟司は
嫌いだった医療と、どう向き合ったのか
「老い」と「病気」の違いについて改めて考え、
愛猫「まる」の死を経て感じた「身近な存在の死」との向き合い方、
医師の目線から見た、現在の医療システムのいびつな仕組みなどについて
教え子である東大病院の医師・中川恵一と語り合います。
マンガ「テルマエロマエ」で知られる
漫画家ヤマザキマリさんとの鼎談も収録。
■目次
1章 病気はコロナだけじゃなかった
2章 養老先生、東大病院に入院
3章 なぜ「医療」と距離をとるのか?
4章 なぜ病院へ行くべきなのか?
5章 特別鼎談養老先生、どうして病院に行くのが嫌なの?
■著者プロフィール
養老孟司(ようろう・たけし)
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。
95年、東京大学医学部教授を退官後は、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。
京都国際マンガミュージアム名誉館長。89年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞。
著書に、毎日出版文化賞特別賞を受賞し、447万部のベストセラーとなった『バカの壁』(新潮新書)のほか、
『唯脳論』(青土社・ちくま学芸文庫)、『超バカの壁』『「自分」の壁』『遺言。』(以上、新潮新書)、
伊集院光との共著『世間とズレちゃうのはしょうがない』(PHP研究所)など多数。
中川恵一(なかがわ・けいいち)
1960年、東京都生まれ。東京大学医学部医学科卒業後、同大学医学部放射線医学教室入局。
社会保険中央総合病院放射線科、東京大学医学部放射線医学教室助手、専任講師、准教授を経て、
現在、東京大学大学院医学系研究科特任教授。
2003年~2014年、東京大学医学部附属病院緩和ケア診療部長を兼任。
共・著書に『医者にがんと言われたら最初に読む本』(エクスナレッジ)、
『コロナとがん』(海竜社)、『がんのひみつ』『死を忘れた日本人』(共に朝日出版社)、
『がんから始まる生き方』(NHK出版)、『知っておきたいがん知識』(日本経済新聞出版社)など多数。【商品解説】
長年、遺体と向き合ってきた解剖学者・養老孟司氏が大病で生死の淵をさまよい感じた体、そして人生と死への向き合い方。自身の死生観と病院、治療との付き合い方を養老氏の主治医であり自身もがん患者である中川恵一医師が対談形式で解説。「テルマエロマエ」で知られる漫画家・ヤマザキマリ氏との対談や愛猫まるとのエピソードも収録しています。●「老い」と「病気」の違いとは何か●病気になるということは1日1日の大切さに気づきよく生きることにつながる●医師の目から見た現代の「医療システム」の仕組み●愛猫「まる」の死を経て考え感じた「身近な存在の死」との向き合い方●無理をせず素直に体と心の声を聴くことが大切●残していく家族や愛しい存在に対してできる準備【本の内容】
著者紹介
養老 孟司
- 略歴
- 〈養老孟司〉1937年神奈川県生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。
〈中川恵一〉1960年生まれ。東京大学大学院医学系研究科特任教授。
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紙の本
病院嫌いであった理由は。
2021/07/03 15:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
養老先生は医学を勉強したのに「病院嫌い」というのは聞いたことがある話でした。病院に行かなかったのが26年も続いていたことまではしりませんでしたが。なぜこれまで行かなかったのか。なぜ行くことになったのか。気持ちに変化はあったのか。担当した、教え子でもある中川さんと交互に、コロナウイルスの流行する中での養老先生の治療の話がつづられます。
「病院へ行くのは野良猫が飼い猫になるようなもの」。そんな風にお考えだったようです。一度病院へ行けば薬やら治療やらがずっとついて回ることになる。当然メリットもデメリットもあるけれど先生はデメリットの方が大きいと判断されたのだと思います。結構共感できるところがありました。
ずっと飼い猫だった「まる」の病気から死までの話も書かれています。自分の病気から考える「死」と、ペットも含めた家族から考える死。そして死亡率のような形でとらえられる「理論上、社会上の」死。生き物の病気や終わり方の捉え方についても考えさせられました。
紙の本
人それぞれの選択
2022/04/10 10:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
養老先生のお顔は存じ上げていましたが、解剖学をされていたとは知りませんでした。
自分の健康には先生なりのお考えを主張されたり、ちょっと頑固のような感じもしますが、それもその方の生き方と思うと納得します。
ただ、教え子の主治医さんとの力関係もチラチラ見えて、主治医さんは大変でしょうが、よそ目には面白いなあと感じました。
人はそれぞれの考えを持っているので、それなりの選択肢があっても良いのかなあと感じさせられた一冊でした。