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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/02/19
- 出版社: エクスナレッジ
- サイズ:21cm/221p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7678-2977-7
読割 50
紙の本
シャーロック・ホームズの建築
ベイカー街221B、バスカヴィル館…。小説シャーロック・ホームズに登場する建物は一体どんな建築なのか? 作者コナン・ドイルが書いた正典をもとに図版・図面入りで徹底考察する...
シャーロック・ホームズの建築
シャーロック・ホームズの建築
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商品説明
ベイカー街221B、バスカヴィル館…。小説シャーロック・ホームズに登場する建物は一体どんな建築なのか? 作者コナン・ドイルが書いた正典をもとに図版・図面入りで徹底考察する。『建築知識』連載を加筆訂正して書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
シャーロック・ホームズは英国の名探偵である。アーサー・コナン・ドイルの小説のキャラクターで、世界中で探偵の代名詞として知られている。探偵であるからには様々な事件を捜査するわけだが、果たしてその現場となった建物や作中に登場する建物は、具体的にはどのようなものだっただろうか、という疑問がわいてくる。そこで原作の描写や建築用語などを拾い上げ、それらを分析して、できる限り記述に則って「このようなものではなかったか」を考察してみよう――というのが本書の目的である。(「はじめに」より)
ホームズがとワトスンが暮らした「ベイカー街221B」
不気味な魔犬の呪いが続く「バスカヴィル館」
社交嫌いの人間が集う「ディオゲネス・クラブ」
それらは一体どんな建築だったのだろう?
シャーロック・ホームズ研究家の北原尚彦氏と一級建築士の村山隆司氏が17の事件を題材に、物語の中に登場する建物を徹底考察。
コナン・ドイルの書いた文章を分析し、解読し、間取りの細部に至るまで緻密に建築を設計した。
この本を読めば、ホームズの生きたヴィクトリア朝の英国建築が分かる。
建築が分かればシャーロック・ホームズ・シリーズはもっと面白い。
さぁ、この本を読んで謎解きの旅に出かけよう。
「ワトスン君、ゲイブルがどの部分かわかるかい?」
目次
CASE01 ホームズ&ワトスンの住む「ベイカー街221B」
CASE02 ブライオニー・ロッジ(「ボヘミアの醜聞」より)
CASE03 ストーク・モーラン屋敷(「まだらの紐」より)
CASE04 ポンディシェリ荘 (『四つの署名』より)
CASE05 ぶな屋敷 (「ぶな屋敷」より)
CASE06 トレヴェリアン医院(「入院患者」より)
CASE07 アビィ屋敷 (「アビィ屋敷」より)
CASE08 ライサンダー・スターク大佐邸 (「技師の親指」より)
CASE09 ディオゲネス・クラブ&マートルズ荘 (「ギリシャ語通訳」より)
CASE10 ウィステリア荘 (「ウィステリア荘」より)
CASE11 バスカヴィル館 (『バスカヴィル家の犬』より)
CASE12 ヨックスリー・オールド・プレイス (「金縁の鼻眼鏡」より)
CASE13 バールストン館 (『恐怖の谷』より)
CASE14 ハールストン屋敷 (「マスグレイヴ家の儀式書」より)
CASE15 ディープ・ディーン・ハウス (「ノーウッドの建築業者」より)
CASE16 三破風館(「三破風館」より)
CASE17 ローリストン・ガーデンズ三番地 (『緋色の研究』より)
SPECIAL CASE
A スコットランド・ヤード
B セント・バーソロミュー病院
付録・謎解きの過程【商品解説】
著者紹介
北原 尚彦
- 略歴
- 〈北原尚彦〉1962年生まれ。青山学院大学理工学部物理学科卒。作家、翻訳家、ホームズ研究家。
〈村山隆司〉1952年京都府生まれ。工学院大学大学院建築学科修士課程修了。村山隆司アトリエを設立。
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紙の本
小説から建物を考察
2022/04/22 00:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず建物の外観のイラストと建物の簡単な説明。それからその建物が登場したストーリーの説明、建物の歴史的な背景や建築用語の説明、小説での描写、シャーロッキアンとしての考察と建築家としての意見などが文章で綴られる。上から見た間取り、屋敷の俯瞰図、特にポイントとなる場所、などのイラストあり。建築以外にも小物などの説明イラストあり。
過剰すぎない、いかにも建築畑のイラストで、「細かいところは各自好みを反映させて物語を楽しんで」といった感じで好もしい。
現代のミステリでは舞台となる場所の地図や間取りを設定してトリックを考えたりしていると思うけれども、多分、ミステリ黎明期はそれほどでもなかったんじゃないかな?でもまあ突詰めて考えたらいけないよね、ここがどうなっているかいまいち分からないけども…………
というヌルい読書ではイカン!!
小説を完全に成立させるように建築してみようではないか!
ということだと思う。
ボンヤリとイメージしてヌルく考えていたので、この本の図を見ながら読んでみようと思う。
紙の本
詳しいです
2023/05/18 23:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の方、本当に、シャーロキアンなんだなぁ~と熱の入れようが、伝わって来ます。図面ガ詳しいだけでなく、それぞれの事件があらすじというか、内容までていねいに、書かれています。一度、原作読んでからこちらをオススメ
紙の本
Holmes
2022/03/15 22:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シャーロック・ホームズシリーズに登場する建築17箇所を紹介する一冊。タイトルどおりの内容です。建築の図面があるのは楽しいですが内容の大半は小説のあらすじでした。期待したぶん残念。