紙の本
旧約聖書と新約聖書
2023/09/28 16:01
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界の半数は一神教を信仰しています。このあたりは理解していましが、日本で暮らしている自身の世界観とあまりの違いに驚きました。
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西洋宗教
2023/12/28 05:25
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
旧新聖書をわかりやすく簡潔に解説している。この解釈が全てではないがとっかかりとはなる。西洋諸国などの思想の根底ともなっているものをより理解するきっかけとなろう。ユダヤイスラムについても少し触れている。
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純粋に聖書の勉強になりました。
2023/06/30 08:15
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて購読しました。
世界が見える効果もある内容でしたが、それ以上に、個人的には純粋に聖書の勉強になりました。そもそも、聖書についてあまり詳しくなかったので。池上さんらしく、読みやすく分かりやすかったです。
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聖書の物語とキリスト教の教えが世界の歴史と文化に与えた影響を解説した本。もちろん池上さんの本なので言葉の選び方が優しくて説明が非常に分かりやすい。キリスト教ではない人でも、聖書の知識があれば現代社会での出来事や価値観を理解する鍵になる。世界中で一番売れている本は聖書。いつの時代でも聖書について知っておいて損はない。聖書を通じて世界の多様な側面を理解し、異なる文化や宗教との共存についての洞察を深めてくれる良書。
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西洋文化の礎となっている「聖書」ですが、いままではあまり縁がなく、断片的な知識や感覚しかありませんでした。
いつかもう少し体系立てて知りたいとは思っていたところ、池上さんの解説書が出版されましたので早速読み込んでいます。
この本については、前半が聖書の教えの中身、後半がキリスト教の歴史について記述されています。聖書の中身についても難しい解説ではなく、すっと入ってくるものでした。
また、「貧富の格差の是認」「同性愛反対」「離婚の禁止」「中絶禁止」など、カトリック的な考えの根源についても、少し踏み込んで再認識できる内容となっています。
聖書から発出している文化はなじみが薄く、日本人にとっては理解しにくいところもあるかとは思いますが、その差を埋めることができる良書であると思います。
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めちゃくちゃ頑張って聖書の歴史がなんとなくわかる様にまとめられている。また、内容についてもなんとなわかるようになっている。聖書とは何かについてのとっかかりには凄く良いと思う。
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800年かけて教皇が謝罪するなど非常に歴史と密接に関わる宗教。仏教もよくわからない私達には難しいですね。
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さすが池上さん、キリスト教の歴史と今起こっているロシアとウクライナの関係(特に宗教面)もわかりやすく理解しやすい本だった。
月初めにこの本の内容とほぼ焦点が同じの〇〇樹さんの本を読んだときは、読後にこの感想は持てなかった。
文書力も含め池上さんの偉大さを痛感した。
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断片的にしか知らなかった聖書の内容や歴史が、大きな流れを把握できるようにざっくりと簡潔に書いてある。聖書のこの箇所が根拠となってこの問題が起きている、というふうに現在との繋がりも書かれていて面白い。聖書読んでみたいと思えた。
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いつもと同じ優しい語り口で、難解な内容を噛み砕いてやさしく解説してくれている。日本では仏教が多数派だと思うが、実質は無宗教の人が多いはずだ。しかし、他国では宗教が大いに政治や生活に影響を及ぼしていることがわかった。特にアメリカを知るには聖書を知らないとマズいなと感じた。
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p025 ユダヤ教 イエスは人間 ヘブライ語
キリスト教 イエスは神の子 ギリシャ語
イスラム教 イエスは人間預言者
p054 ヨルダン川西岸地区パレスチナ自治区のヘブロン アブラハムとサラの墓がある
アブラハムとハガルの子 イシュマル アラブ人
アブラハムとサラの子 イサク ユダヤ人
p062 モーセの十戒 安息日シャバットは金曜の日没から土曜の日没まで 電機をつけたり消したりできない 自動車運転できない 電気つけられない シャバットエレベータ
p067 あなたは子山羊をその母の乳で煮てはならない
ステーキのあとにアイス食べられない
p079 新約聖書 4つの福音書 福音よいしらせという意味 エヴァンゲリオン 福音のドイツ語
マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ
ルカ 医師 聖路加 (セイルカが正しい)
p107 イエスの一番弟子 ペトロ サン・ピエトロ大英堂 聖ペトロの教会
p109 カトリックは離婚できない イングランド王ヘンリー八世 妻の侍女と結婚したいがために、妻と離婚しようとするがカトリックは離婚できない。自ら英国国教会を創設し、妻と離婚
カトリック信者が多いフランスでは、離婚が難しいため、多くの男女は事実婚を選ぶ
p111 ハーバード大学の校章 VE RI TAS 真理
veritas liberabit 真理はあなたたちを自由にする
p127 イエスの墓 エルサレム イスラム教徒の支配下に入って破壊された ローマ帝国の皇帝によって再建 現在の聖墳墓教会は、東方正教会やカトリック教会、コプト正教会など複数の派による共同管理
p147 キリスト教がローマ帝国内で広く普及するきっかけとなったのは感染症
p151 325 ニケーア公会議 三位一体 信者による会議できまる
p157 ローマカトリック教会 ピラミッド型
正教会 フラット ロシア正教会、ギリシャ正教会、ルーマニア正教会
p208 ペストがカトリックの権威を揺るがす 14世紀のヨーロッパ 黒死病で人工の1/3-1/4が死亡
バチカンのサンピエトロ大聖堂の建築資金集めで贖宥状の販売
1517 ドイツ 贖宥状の販売に疑問をもつ マルチン・ルター
ルターが聖書をドイツ語に翻訳
p215 カルバンは新たな宗派を作るつもりはなかったので、ルター派は生まれたが、カルバン派という宗派はない。フランスではユグノー、スコットランドでは長老派、、イングランドでは清教徒
カトリックは対抗して世界へ布教へ イエズス会
p277 アメリカ 聖書の教えに忠実であろうとする彼なの子孫たちは新約聖書の福音書に忠実であろうとし、福音派と呼ばれるようになる
p229 アメリカに大量のカトリックが入ってきたのは、19世紀半ばに深刻な飢餓を生じたアイルランドから
p231 アメリカの福音派は、プロテスタントの長老派やバプティスト派、メソジスト派など、ほぼすべての宗派に存在している
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2022/2023年末から新年にかけての週刊文春に、柄谷行人と池上彰の対談が掲載されており、その中で、柄谷行人がこの本で勉強したと言っていた(ウクライナのキリスト教の歴史のことか?)ので、気になり読んでみた。
聖書の知識素養がないと確かに欧米の映画や小説、美術作品を理解できない。モチーフやアイコン、固有名詞、フレーズなどの意味をかなり逃している。
おさらい部分もあり、初めて知ることもあり、旧約新約聖書の成り立ちも勉強になった。
正教のことはまるでわかっていなかったので面白かった。
プーチンと今のロシア正教トップのキリル総主教はウクライナ以降明らかにおかしいことを世界に露呈しているが、二人ともサンクトペテルブルク出身でKGB出身、キリル主教はジュネーブで諜報活動をしていたときには解放の神学の拡散を後押しした、というくだりはとても興味深い。
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日本にいると無神論者が多い印象だが
世界を見渡すとキリスト教、イスラム教など
神を信じている人が多いし、
それを前提にビジネスが進んでいる。
神を信じる、信じないに限らず
聖書の内容やそれに準じた人々の歴史を
知っておく事は物事を有利に進める事が
できるかもしれない。
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池上さんの本だから何気に手に取ったけど今までここまで聖書について分かりやすく系統立てて解説した本は無かったと思う。
新たな発見の連続。
池上さんの本の中でも傑作の部類に入ると思う。
いろんな人に読んで欲しい。
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キリスト教が現在の世界政治や日々の生活の中に、いかに大きな影響があるのかを、わかりやすく解説した一冊。
聖書を知るだけで、政治経済はもちろん、映画や文学などエンターテイメントに至るまで、見え方が劇的に変わってくる。
信仰とは別に、教養としてある程度知っておく必要はあると改めて。