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紙の本
殿様の通信簿
2020/09/18 14:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
幕府が全国の諸大名について隠密に調べ上げた「殿様の通信簿」をもとに、殿様の意外な一面を紹介する本。ただし、それだけをもとにすると幕府の評価のみに偏ってしまうので、他の資料も紹介されており、そこは歴史学者らしく、書状や手記なども用いている。
当然幕府による評価なので、手厳しいことも書かれているが、それ以外の解釈ができることを、著者は他の資料を用いて教えてくれる。
紙の本
知らなかった殿様いろいろ
2018/05/16 14:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あんみつこむすめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史本の堅苦しさはなく、とっても読みやすい本です。
全然知らない殿様方の個性爆発に驚きつつも、
今まで知らなかったことを知ることができるのは楽しいです。
より歴史に興味を持てました。
特に前田家の話が一番印象に残っています。
紙の本
軽い読み物として面白かった
2017/11/23 23:21
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょひょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館で見つけて、そのまま読み終えてしまった。
幕府による全国の殿様(藩主)の評価である「土芥寇讎記」を中心に、最近歴史家としてメディアへの登場も多い著者が、数々のエピソードを交えて紹介・解説している本。
半分エッセイのようなところもある。
といっても、後半は「土芥寇讎記」とは関係ない殿様が多いが。
正直なところ、興味を持てた殿様ばかりでもないが、軽い読み物として最後まで楽しく読めた。旅行の移動時間とかに読むとちょうどよさそうな感じがした。
紙の本
これは・・・
2016/12/30 19:07
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーみー - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店で「はじめに」と「徳川光圀」のさわりを見て買いました。
「土芥寇讎記」という書物を初めて知り、「幕府の隠密が各大名をどう見て、幕閣がどう考えていたのか」気になったからです。
内容も興味深かったですが、文章も面白く、どんどん読めました。池田綱政までは。
そのあと、前田利家が始まった辺りから、「時代が違うぞ?」と思い始め、前田利常、内藤家長は、他の史料(それも、後世の編纂もの)のオンパレード。最後の本多作左衛門に至っては、筆者が書きたくなったからで始まり、中途半端に小説風になっています。
「あとがき」では、土芥寇讎記には触れてもいません。
確かにタイトルは「殿様の通信簿」ですが、「はじめに」であれだけ煽っておいて、途中から土芥寇讎記の記述から全く離れるのは納得いかなかったです。
ですので、読後の感想としては、「この本を読んだら、『さくざがしかる』だろうな。」でした。
紙の本
意識しすぎ?
2016/05/07 14:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゅんべぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る
司馬遼太郎を意識しすぎ?な文体が気になりました。「~と言っていい」っていう書き方が多すぎてなんとなく目障り。。。
最後らへんは通信簿ともあまり関係ない。