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紙の本
永遠の0 (講談社文庫)
著者 百田 尚樹 (著)
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天...
永遠の0 (講談社文庫)
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商品説明
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる—。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。【「BOOK」データベースの商品解説】
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくるーー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。【商品解説】
著者紹介
百田 尚樹
- 略歴
- 1956年、大阪生まれ。同志社大学中退。放送作家として人気番組「探偵!ナイトスクープ」など多数を構成。2006年、本作、『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。高校ボクシングの世界を感動的に描いて’08年に発表した小説『ボックス!』で圧倒的な支持を集め、一躍読書界注目の存在となる。他の著書に『聖夜の贈り物』、『風の中のマリア』がある。
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話題性
2019/02/10 01:36
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
超ベストセラーなんでしょうけれど、この本……面白いのですか? さくっと読み流す分にはいいのかもしれないですが……
紙の本
日々の平和に感謝
2015/09/19 19:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レイチェル - この投稿者のレビュー一覧を見る
そんなに大昔ではない70年前に、日本がこのような戦争をしていたとはとても信じられませんでしたが、本当にあった事でありそれを受け止められませんでした。家族や大切な人と離れ、国のために命を捨て戦う軍人さんはとても立派だなと思いました。毎日の生活が不自由なくできる事に改めて感謝しようと思わされた作品でした。
紙の本
映画から
2015/08/16 15:15
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画でとても感動したので、原作も読みました。
一晩で一気に集中力きれかけで読んだからか
少しも感動できず……
映画のあのシーンかぁ、と照らし合わせすぎたから?
戦闘シーンがわからない単語ばかりで頭も疲れ……
戦闘シーンは映像で見たほうが分かりやすかったです。
でも、事実かどうかはさておき、戦争はやっぱり、おきて欲しくないし、日本のために戦った人が、実際にまだ生きていて、まだ終戦から100年経っていない、ということをあらためて考えさせられました。
紙の本
第一級のエンターテインメント
2013/09/26 00:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:べたーず - この投稿者のレビュー一覧を見る
この小説を涙を流さずに最後まで読み切ることができる者がいるのだろうか。
物語はフィクションでも、戦後の証言記録や実体験など多くの史実を基にして語られる内容は、圧倒的に胸に迫って来るものがある。
人生、家族、愛、すべてものを奪い去ってしまう戦争。
著者の百田尚樹氏は、零式戦闘機の搭乗員と特攻という稀有の作戦(無謀で残酷な作戦)を通して、人間の不条理性と深い愛情を描きたかったのだと思う。真摯に、冷静に、戦争とは何かを深く考えさせられる小説である。少なくとも現在よりも遥かに過酷で、生死の狭間で日々生活していた人々、とくに若者たちがいたという現実をはっきりと受け止めたい。
第一級のエンターテインメントである。
2013年12月に上映される映画は、前評判が高いようだ。公式サイトを見ると相当の力の入れようが判る。
百田尚樹氏は「原作者なのに号泣した」と語っている。
主題歌「蛍」の作者・桑田佳祐も号泣し、作曲したという。
映画を観る前に原作を読むことをぜひ勧める。
原作を読んだ後に公式サイトの配役のマップを眺めると、配役の俳優が小説の登場人物にマッチングしているかどうか、自分の好みに沿って楽しむことができる。この配役はピッタリだとか、自分だったらあの俳優にしたのにな、などと自分流にアレンジしてみるのも面白い。
主人公の宮部久蔵を演じる岡田准一。
うん、いいかも!
でも、私だったら西島秀俊にする。しかし主人公は26歳、40歳を超えた西島秀俊ではやはり無理か・・・。
宮部久蔵の妻松乃を演じる井上真央。
大賛成!
『おひさま』や『八日目の蝉』の演技は絶品だった。
変わり種では、舞踏家?俳優?の田中泯。
景浦を演じる。原作では景浦介山、戦後にやくざになる。松乃の運命を左右する重要なキーマンの一人である。『八日目の蝉』の写真館の主人や『天才落語家・立川談志 ここにあり』の晩年の談志役は、秀逸で味のある演技であった。
さあ、まずは原作を読もう。
映画の公式サイトのキャッチにあるように、「奇跡に、涙しよう」。
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各種戦記本のパッチワーク
2019/03/26 22:08
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プラきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
数十年来の戦記本愛好家として苦言を述べたい。どこかで読んだエピソードが繋ぎ合わされ、作者自身が理解できない主人公と組み合わせて物語を紡いだ印象を受ける。この本で感動するのは結構だが、そのような人には、実際に戦争を体験した方の本も読むことをお勧めする。
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なぜこんなにも売れたのか
2015/03/26 11:42
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争を知ろうというきっかけをつくってくれる本。ただそれだけ。物語としては楽しめるとは言いがたい。ただひたすら単調で宮部を知る者の話を聞くことの繰り返し。姉の恋愛とか弟の司法試験とかも読んでいて邪魔になるだけ。百田尚樹さんは戦争の悲惨さを伝えたいのか、それとも宮部の生き様を見せたいのか、はたまた零戦なのか?読み終わってなお人物像がぼやけている宮部よりも零戦に感情移入してしまう。『BOX』の方が断然おもしろかったと思う。なぜこんなにも売れたのかさっぱり分からん。
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戦争
2015/03/25 18:54
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大ベストセラーとなり、映画も大ヒットし、日本アカデミー賞も総なめとなり(映画と小説とでは全く違うが)、多くの人が感動しているのだが、自分にはとりたてて感動も無く楽しめないまま読了になった。戦争を美化するつもりも、全否定するつもりもないが、戦争の被害者は常に民衆であるのは古今東西不変なのは事実だと思う。
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あらぬ角度から英霊世代を眺める
2023/03/18 00:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
一読して、先の大戦中の人物や出来事を、
現代の価値観にも合致するような形で
ひねくりだした物語だと思いました。
あの時代の人物や事件と真摯に
向き合ってみたいと感じられる方ヮ、
このような現代風の作り話でヮなく、
あの時代を生きた人々の生の声を記録した
書物をひもといてみることをオススメします。
例えば、「雲ながるる果てに」とか。
紙の本
中途半端
2021/07/12 15:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
体験者が、体験していないことをべらべらと喋ってる。
だから、説明書きみたいになって、薄っぺらい。
あと、半端な恋愛事情なんて不要。
で、結局、主人公というべき人は、なんで特攻したの?
自分を助けてくれた事がある人をかばって?
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再読して気づいたことは
2018/05/28 23:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『永遠の0』は、大きな話題になり、映画化もされた本です。
私も文庫で読み、「若い人が戦争のことを知るのはええなあ」と思っていたのですが、昨今、作者の言動がなんとも不可解なので、読み直してみました。
再読して気づいたことは、この作者は戦争に負けたことを批判しているが、戦争をしたことは批判していないという点です。
そして、読み終えて思うことは「愛する者や祖国を守るために君は死ねるか」なんていう問いをさせてはいけない、ということです。
そんな問い、純粋で善良な若者を苦しませるだけです。
「命を捧げます」という若者を賛美するのではなく、そんな答えを言わなくてもすむようにするのが、政治家と、それを選ぶ大人たちの責任なのです。
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売れているが・・・
2016/04/12 11:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よしくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
たいへん売れている本だが、難しい内容で、どれだけの人が読みこなせたのか疑問な本だと思う。
軍隊の用語の略語が何か所か出てきた。ネットで調べて何とかわかったが、作者がもっと解説すべきだと思う。
この本を読んで、いかに日本軍(特に海軍)が兵隊の命を粗末に扱っていたかがよくわかった。
不謹慎な言い方だが現代に生まれてきてよかったと思う。あんな戦争に付き合わされては冗談じゃない。
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どうだろうか??
2013/05/06 23:02
10人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KAZBOU - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦記物は初めてだったので,最初はどんどん読み進んだが,終盤のつながりを知ると興ざめてしまった。できすぎの終わり方だったし,やくざものの部分もいかにも,よくあるストーリー。もう少し,一ひねりほしかった。また,なぜ宮部は特攻に志願したのかの真意がよくわからない。そういう心情の奥深くを表現し,もっと厚いストーリーにしないといけないと思うのは私だけでしょうか。他の戦記物をもっと読むのと同時に,百田氏の他の小説を読んでから,私なりの結論付けをしようと思います。
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作者に一杯食わされた。
2015/12/12 11:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鹿之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今の祖父は血縁関係にある祖父ではなく、本当の祖父は太平洋戦争で特攻隊として戦死しているという事実を知った姉弟が、故人の戦友や知人などを探し出してヒアリングを行っていく前半の描写は長ったらしくうんざりするが、この話から祖父にまつわる謎が生まれてくる。「彼は何故特攻に?」その謎の真相を知った時に大粒の涙が溢れ出てくる。作者に一杯食わされたってな感じ。でもその涙は何故か清々しい。
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苦しい
2020/10/31 21:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すたじろー - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終えた後、淡々としたやるせなさを感じました。戦争ものにはよくあることですが。大きな流れに飲み込まれていく人間たちのお話。
主人公が着々と疲れ切っていくのを見ているような気がして、どうしても苦しかったです。
戦闘機同士の戦いの場面は迫力があり良かったです。
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特攻隊の悲劇
2016/08/11 23:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:suka - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部久蔵の生涯を追うことで、特攻隊の悲劇、日本軍の縦社会の理不尽さ、戦争への怒りが明らかになってゆく。それらを描くことで命の尊さが鮮明に浮かび上がってくる。
宮部を語る生存者達が戦後地位を得た人もいれば、底辺の生活をしている人もいて、とてもリアルだ。
ラストシーンは心震えたし、感動もした。しかしなぜここまで売れたのか。周りの評価と対照的な自分に戸惑っている。戦争は綺麗事だけでは済まされない。
私達は戦後70年の今だからこそ、若くして命を絶った特攻隊の悲劇を知っている。もし本書が戦後まもなくの作品だったら、世間の評価は分かれていたかもしれない。