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紙の本
ピエタ (ポプラ文庫)
著者 大島 真寿美 (著)
18世紀ヴェネツィア。『四季』の作曲家ヴィヴァルディは、孤児たちを養育するピエタ慈善院で、“合奏・合唱の娘たち”を指導していた。ある日教え子エミーリアのもとに恩師の訃報が...
ピエタ (ポプラ文庫)
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商品説明
18世紀ヴェネツィア。『四季』の作曲家ヴィヴァルディは、孤児たちを養育するピエタ慈善院で、“合奏・合唱の娘たち”を指導していた。ある日教え子エミーリアのもとに恩師の訃報が届く―史実を基に、女性たちの交流と絆を瑞々しく描いた傑作。2012年本屋大賞第3位。【「BOOK」データベースの商品解説】
18世紀、爛熟の時を迎えた水の都ヴェネツィア。「四季」の作曲家ヴィヴァルディは、孤児たちを養育するピエタ慈善院で“合奏・合唱の娘たち”を指導していた。ある日、教え子のエミーリアのもとに、恩師の訃報が届き…。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
「四季」を聴きながら
2021/01/01 23:05
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2019年に直木賞を『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』で受賞した作者の2011年の作品(この作品は本屋大賞の3位、この年の大賞が三浦しをん氏の「本を編む」、こりゃ強敵だ)。何の予備知識もなく読むというのが私の基本的な読書スタンスで、直木賞受賞作が浄瑠璃作家の近松半二を描いたものだということだけは受賞時の報道で承知していたので、この作品も時代物なのかと思っていたら、時代物は時代物でも18世紀のイタリア統一前のヴェネツィア、作曲家ヴィヴァルディが死去したことから始まるお話だった。これは、予想外。途中からは彼の作品「四季」(これしか知りません、ご勘弁を)をCDで聴きながら読んでみた、だからどうなのかと聞かれると辛いが、18世紀のヴェネツィアの雰囲気が少しでも味わえるかなと思っての行動だった
紙の本
ヴェネツィア
2019/11/06 19:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヴィヴァルディについては全く知りませんが、18世紀のヴェネツィアに自分も入り込んだように楽しめました。
紙の本
「音楽」のような小説
2015/11/14 11:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品で初めて大島真寿美さんを知りました。
「ピエタ」というと、ミケランジェロの有名なマリア像を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、この本は18世紀のヴェネツィアに実在した孤児院ピエタを題材とした小説です。あの有名な作曲家ヴィヴァルディの死から、物語が始まります。
流麗な文体、交錯するストーリー、俊逸な感性、小説を読む面白さをまた一つ発見できた傑作です。
(なお、どうしても「ヴィヴァルディ=四季」という図式になっている感じがありますが、ヴィヴァルディは非常に多作で、素晴らしい曲が数多くあります。もっと評価されるべき天才です)
紙の本
うん
2021/09/20 10:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヴェネツィアって不思議な都市。
島と島が橋で結ばれてたり、運河が張り巡らされてたり。
だから、本の中で本土っていう言葉も出てきてた。
紙の本
伝記ではない!
2018/09/20 16:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作曲家ヴィヴァルディの伝記物かなと思って読んだら、ヴィヴァルディに関わる女性達の話でしたね。最初、読んでるうちは、なかなか入りこめなかったんですが、読み進めるうちに18世紀のヴェネツィアの風景、情景が浮かびあがり、優しい文章で温かく優しく包みこんでくれ、ラストシーンは、ウルッとしちゃうくらい美しいですね。ヴェネツィアの歴史も覗くこともできて、イタリアに行きたくなりました。ヴィヴァルディの曲を聴きながら読むと、さらに良い作品になるかもね。