- 販売開始日: 2018/05/04
- 出版社: 河出書房新社
- ISBN:978-4-309-72897-1
近現代作家集 II
著者 池澤夏樹
明治から現代までの作家の名品を、作品の時代背景順に収める『近現代作家集』。II巻には昭和初期から戦後までを扱った20篇を集成。安岡章太郎、井上ひさし、安部公房、上野英信な...
近現代作家集 II
商品説明
明治から現代までの作家の名品を、作品の時代背景順に収める『近現代作家集』。II巻には昭和初期から戦後までを扱った20篇を集成。安岡章太郎、井上ひさし、安部公房、上野英信など。
戦争、敗戦、占領。
混乱期の中で開花した新しい作家たちの才能。
社会と対峙する20篇。
解説=池澤夏樹
月報=加藤典洋・斎藤美奈子
※なお、電子書籍版には三島由紀夫『孔雀』は収録されておりません。
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長谷川四郎氏を体験
2019/06/12 22:43
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
池澤夏樹氏が編集した近現代作家集、武田泰淳「汝の母を!」、長谷川四郎「駐屯軍演芸大会」、里見とん「いろおとこ」、色川武大「空襲のあと」、中野重治「五勺の酒」、井上ひさし「父と暮らせば」、井伏鱒二「白毛」、吉行淳之介「鳥獣虫魚」、小林秀雄「偶像崇拝」、久保田万太郎「三の酉」、安部公房「誘惑者」、室生犀星「鮠の子」、三島由紀夫「孔雀」、大庭みな子「青い狐」等の作品が収録されている。こういった作品集は未読の作家からおもしろい作品と出会えるのも楽しみのひとつなのだが、今回は長谷川四郎氏の駐屯軍演芸大会がそれにあたった。駐屯軍が熱狂する演芸大会とその結末、おもしろいと言ってはいけないのかもしれないが、おもしろいものはおもしろい