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商品説明
学校に友達がいない“私”が出会ったのは、手首に傷がある“南さん”、とても格好いい“アバズレさん”、一人暮らしの“おばあちゃん”、そして尻尾の短い“彼女”だった−。「やり直したい」ことがある、全ての人に贈る物語。【「TRC MARC」の商品解説】
デビュー作にして25万部を超えるベストセラーとなった「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」の著者が送る、待望の最新作。友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、アバズレと罵られる女、一人静かに余生を送る老婆。彼女たちの“幸せ”は、どこにあるのか。「やり直したい」ことがある、“今”がうまくいかない全ての人たちに送る物語。【本の内容】
著者紹介
住野よる
- 略歴
- 〈住野よる〉大阪在住。高校時代より執筆活動を開始。「君の膵臓をたべたい」でデビュー。
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電子書籍
デビュー作を越えるか?
2016/03/29 10:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:magu0217 - この投稿者のレビュー一覧を見る
デビュー作が大変すてきだったので、こちらも購入しました。
さて、デビュー作を越えることができるのか?わくわく
ん? あれ?
小学生の少女が主人公ということもあり、文章自体がわかすぎて、私にはちょっと中だるみ。
ストーリー、後半のまとめが悪くないので、惜しいなと
紙の本
一度は読んでもよいかも
2016/10/29 17:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てけちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもが読みたいというので購入して先に読みましたが、なるほどね、最近の子はあまり感情を出さないかと思いましたが、読んで違いが判りました
紙の本
幸せ
2016/03/07 19:54
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は小学生の女の子。先生、同級生、周りのお姉さんやお婆さんを絡めて、幸せとは何かを考える。猫が大きな役回りとして登場するが、総体的には、女子高の文芸部員なら、こうした小説を書くだろうなといった印象。前半がだるく、言葉遊びや、比喩、固執したフレーズなどが、却って素直さを遠ざけている。オチが良いだけに残念。
紙の本
最後まで読み通してよかった!
2016/10/01 13:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まこと - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれありです。
『君膵』の作家さんの二作目だそうで、流行りものは読んで確かめたいほうなので、図書館で順番待ちをして読みました。
友達のいない主人公の小学生の奈ノ花が「幸せとは何か」について大人の友の達、おばあちゃん(他人です)、アバズレさん、南さん、尻尾のちぎれた友達(猫)、ひとみ先生、隣の席の桐生くんたちと考えていくお話しです。
でもこのお話し、若い読者向けなのか、私の精神が老化しているのか、作者の創りあげた前半部分の世界観にはなじめませんでした。
奈ノ花の両親が共働きで忙しく、奈ノ花は淋しい子供だというのは、まあよしとしても、おばあちゃんがアイスクリームだのマドレーヌだのフィナンシェだのプリンを作ってくれたりするのは何か海外の子供向け童話みたいで甘ったるいし、奈ノ花が自分のことをかしこい子供と自負していて、他のクラスメートのことをクラスのバカな子供たちと言っているのは、確かにそうかもしれないけれど、そういう奈ノ花も可愛げのないうぬぼれた子供で好きになれないし、途中で時間がもったいないから、もう読むのをやめて図書館に返却しようかな。と何度も思いました。
でもこのお話は後半、奈ノ花がクラスメートたちに無視されて、学校に行かないで、すてきな絵を描くことのできる隣の席だった桐生くん(桐生くんも学校を休んでいます)に再び会いに行くところから、ちょっと変わってきます。
最初の奈ノ花のキャラクターは意図的に作者が作っていたことがわかります。
南さんやアバズレさん、おばあちゃんとの会話も、前半から、ちゃんと狙いがあって、後半の伏線になっていました。
クラスの中で自分だけがかしこい子供だと思って天狗になった奈ノ花が幸せとはなにかをみつける話ではなくてよかった。
ラストはハッピーエンドです。
紙の本
幸せとは何か
2016/03/15 15:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽてと - この投稿者のレビュー一覧を見る
全てが繋がったとき、はっとしてそこからは時間を忘れて更に物語に引き込まれていきました。所々に出てくる人生とはの例えにいつも納得させられながら、最後まであっという間に読み終えました。
紙の本
誰もがある「やり直したいこと」
2021/03/25 17:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
語り手である「私」と、南さんとアバズレさんとおばあちゃんと彼女(猫)が出会い、未来へと歩んでいく物語。
小学生の「私」は、ちょっと偉そうです。その偉そうは頭がよく、正義感の強いところからきています。クラスメイトからは疎まれていますが、「私」は大人にはない正しさを持っています。
「私」は放課後、彼女(猫)を連れて、南さんやアバズレさんやおばあちゃんに会いに行きます。その中で「私」は、彼女たちの「やり直したい」後悔に触れていきます。
彼女たちの「やり直したい」後悔とはなんなのか?
「私」は彼女たちの後悔に触れ、どのような未来へと歩んでいくのか?
「私」と彼女たちの交友の行き着く先に注目して、ご覧下さい。
紙の本
読むべき本
2017/10/12 17:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MM - この投稿者のレビュー一覧を見る
老若男女 どの世代も 読んでみると 思い出したり 同じように叫びたくなったらり、味方になったりしてくれる本だと思います。
電子書籍
老若男女読んで見てください
2017/08/09 15:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MM - この投稿者のレビュー一覧を見る
若い方は どこか共感出来るハズ、子育て中は 考えさせられるハズ 、経験値高い方は 幼き日 若い日を思い出すハズ、幸せって何?今は幸せ?
透明感のある文章で 清々しい。
紙の本
幸せを考える、幸せ・・
2016/07/03 11:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が高校生ぐらいの時に、こんなお話に出会っていたら、どんな風に感じたのだろうと考えます。
小学生の主人公が「幸せって何か」を考えながら、
クラスでいじめにあったり、
不登校の友人とぶつかり合って素直な気持ちに気づいたり、
いろんな人たちが主人公と幸せな時間を過ごし一緒に考えるために会いにきてくれたりする。
ファンタジーなお話だけど、
子供の時って、
こんな不思議な時間があるから救われるんだよなあとちょっと子供の頃の記憶が想いだされます。
何か大切にしている気持ちを大切だと忘れず、毎日を過ごす大切さ。
そんな時間が今の自分になっているはずなのに、いつの間にかそんな大切な事を忘れてしまっている事に気づかされる。
住野よるさんの2冊目の小説。
「君膵・・」でデビューして気になって読んだが、たくさんの人が読みたいと感じさせるのが分かります。
読んでいて、気持ちの良い時間でした。
紙の本
最高の夢
2016/06/04 12:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR北海道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢オチと聞くと、あまりいい響きがしないが、これはその固定観念を打破してくれた。読んでいて楽しく、何より、綺麗な作品だと思った。
紙の本
泣いた…!
2016/02/28 12:04
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミエマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
デビュー作があれだけ話題になったので心配していたのですが、軽々と壁を乗り越えてきました!
素晴らしい!
泣けます。
紙の本
住野さん流石です!
2016/03/15 21:39
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまぶき - この投稿者のレビュー一覧を見る
「君の膵臓をたべたい」が面白かったので期待が高かったこの作品ですが、前作より更に面白かったです!
奈ノ花ちゃんは、大人びててちょっと偉そうだけど、それが可愛い。アバズレさんもおばあちゃんも、そして南さんも優しくて私まで包み込まれるような包容力が感じられました。桐生くんと奈ノ花ちゃんのコントラストもよかったです。
そして、幸せとは何か。「君の膵臓をたべたい」と根底は変わらない、大切なことを違う角度から教えてもらった感じですかね?
本当に、素敵で美しいお話でした。
紙の本
素晴らしい!
2016/02/24 00:01
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぐっぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
住野さんの君の膵臓を食べたいでうけた衝撃をもう一度受ける事ができました。 結構これが癖になりそうです。
紙の本
また、同じ夢を見ていた
2019/02/05 16:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まこと - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わった時に貫かれる真実。話自体は重くないが、余韻が重たい。物語の初めから終わりまでの内容を、思い出して、余韻に浸らずにはいられない。
住野さんのデビュー作「君の膵臓をたべたい」も素晴らしい作品だが、こちらの方が個人的には好きだ。
まだ住野さんの本を読んだことがない人には、この本から読むことを勧めたい。
紙の本
とてもすてきなお話
2017/06/09 21:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きたいがーす - この投稿者のレビュー一覧を見る
「幸せとは何か?」を真剣に考えさせられました。素晴らしい人達からのアドバイスにより素晴らしい人へと成長していく奈ノ花の姿がとてもすてきでとてもいいお話でした。