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天鬼越 (新潮文庫 蓮丈那智フィールドファイル)
民俗学者・蓮丈那智と助手の内藤三國は、差出人不明のメールによりある村に思いを馳せる。5年前、鬼の面をつけ、家々を練り歩く神事の最中、殺人事件が起きたのだ。誘われるようにそ...
天鬼越 (新潮文庫 蓮丈那智フィールドファイル)
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商品説明
民俗学者・蓮丈那智と助手の内藤三國は、差出人不明のメールによりある村に思いを馳せる。5年前、鬼の面をつけ、家々を練り歩く神事の最中、殺人事件が起きたのだ。誘われるようにその村へ向かうと、ある女性が待っていて…。【「TRC MARC」の商品解説】
鬼無里(きなさ)が、消える……。民俗学者・蓮丈那智(れんじょうなち)と助手の内藤三國(みくに)は差出人不明のメールを受け取り、かつて訪れたH村に思いを馳せる。5年前、鬼の面をつけ、家々を練り歩く神事の最中、殺人事件が起きたのだった。誘(いざな)われるようにふたたび向かった村では、ある女性が待っていた――。著者急逝から6年、残された2編と遺志を継いで書かれた4編を収録。歴史民俗ミステリ、堂々たる終焉。【商品解説】
収録作品一覧
鬼無里 | 7−63 | |
---|---|---|
奇偶論 | 65−102 | |
祀人形 | 103−166 |
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紙の本
蓮丈那智シリーズの最終巻
2017/11/23 20:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みとみと - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直にいうと、浅野里沙子さんが書き継いでいるということで、前作の「邪馬台」とこの「天鬼越」は、けっこう長い間読まずにいました。
北森さん以外に、蓮丈那智が書けるのかな、と思っていましたので。
で、実際に読んだ感想。もっと早く読めばよかったです。
確かにちょっと、蓮丈さん変わった?と思う部分もあったけど、作品中での年月の経過のせいと思えばそう思える程度でした(あくまでも私にとってはですが)
それほど大きな違和感もなく。しいて言えば、シリーズ中いちばんふつうのミステリ物っぽい巻だなと思ったくらい。でもそういうのも好きなので全然オッケー。取り上げられた題材も面白いと思いました。
「鬼無里」(北森さん)、「祀人形」(浅野さん)、そして表題作「天鬼越」(北野さん/浅野さん)が特に好きです。
浅野さんに感謝。北森さんの、しかもこのシリーズを書き継ぐのは本当に大変だったろうと思います。けれど、浅野さんが書き継いでくれたことで、どこにも収録されずに残っていた北森さんの蓮丈那智シリーズの短篇が1冊にまとめられ、こうして読むことができたのだと思うと、本当にただただ感謝です。
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蓮丈那智シリーズ完結
2018/04/15 14:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
銭形平次は何故神田明神下に住んでいるかを解く「鬼無里」、ブラタモリ風の「奇偶論」、伝承と殺人の「祀人形」、密室トリックの「補堕落」、横溝正史的なムード漂う「天鬼越」、江戸川乱歩が登場する「偽展絵」といった6話の短篇で構成。神事や伝承等を絡め、調査先で遭遇する殺人事件の謎を解いていきます。
私は、表題の「天鬼越」も面白かったですが、ブラタモリが始まる平成20年より前に発表された「奇偶論」、意外な形で江戸川乱歩が登場した「偽展絵」が良かったです。蓮丈那智シリーズはこれで完結したと思うと寂しく残念でなりません。
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天鬼越
2017/06/19 17:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の作品ですね。蓮丈さん久しぶりです。連作及びTVでも上映され、楽しみでした。やや文章のテンポが昔と違うのか、すんなりと読むのでなく何回か読み直しが必要でした。4篇の作者が違いますが、違和感がなかったです。北森先生とどういう関係なのでしょうか。今後の作品はどうなるのでしょうか。